予算と費用

中国旅行の予算:1日に実際いくらかかるか

中国旅行1日の費用を3つの予算レベルで紹介。地下鉄・列車・観光チケットの公式料金、ホテルと食費の目安、北京・西安・上海7日間の予算例付き。

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当サイトの推定では、中国旅行の1日あたりの費用は、ホステルのドミトリーに泊まって麺の店で食べるなら1人約150〜350元、中級ホテルの部屋を2人でシェアしてたまにタクシーを使うなら約400〜800元、快適なホテルとレストランでの夕食なら1,000元以上です。ここには都市間の長距離列車の運賃は含まれません。列車の運賃は、中国鉄道の公式チケットサイト・アプリである12306で、旅行日を指定して確認してください。上の金額は、宿泊・食事・市内の移動・観光をまとめたものです。

金額が決まっている費用もあり、多くの旅行者が思っているより安いです。北京と上海の地下鉄は1回3元からです。故宮は繁忙期で60元です。公立の博物館は無料のところが多くあります。総額を大きく左右するのは、どこに泊まるか、タクシーをどれくらい使うか、そして都市間の長距離列車です。

A bowl of noodles, a few yuan banknotes, a metro card, a train itinerary slip and a phone laid out on a wooden table

1日いくらかかるか:3つの予算レベル

下の表は1人1日あたりの金額です。「中級」と「快適」は2人で1部屋をシェアする前提です。1人旅なら宿泊費は高くなります。中国までの航空券と都市間の長距離列車は含めていないので、別に予算を立ててください(列車の章で説明します)。どの行も大都市の一般的な価格をもとにした当サイトの推定で、公式の価格は右端の列に挙げた基準価格だけです。

1人1日あたり(元)バックパッカー中級快適金額の根拠
宿泊60〜150(ホステルのドミトリー1ベッド)150〜300(ダブルルームの半額分)400〜800以上(4〜5つ星ホテルの部屋の半額分)当サイトの推定:ホテルの料金は各ホテルが決めています
食事80〜120150〜250350〜600当サイトの推定
市内の移動10〜20(地下鉄のみ)40〜100(地下鉄+タクシー1〜2回)100〜250(ほぼタクシー)公式運賃をもとにした当サイトの推定:地下鉄は北京・上海で3元から、タクシーは北京で13元から
観光0〜60(無料の博物館、安いチケット1枚)60〜150(1日に大きな観光地のチケット1枚)150〜400(チケット+ガイドまたはショー)公式チケット料金をもとにした当サイトの推定:故宮は繁忙期60元、兵馬俑は120元
1日の合計約150〜350約400〜800約1,000〜2,000以上上の行の合計(都市間の列車は含まず)

自分がどの列に入るかは、次の3つで決まります。

  • 宿泊。バックパッカーも快適派も、昼は同じ餃子の店で食べることがあります。ただ、部屋代は1泊で数百元違うことがあります。まずホテルのランクを決めて、ほかの予算はそれに合わせて組み立ててください。
  • タクシー。地下鉄は1回数元です。大都市でタクシー中心に1日動くと、その何倍もかかります。空港への行き帰りは特に高くなります。
  • 訪れる都市の数。都市を1つ増やすごとに、列車か飛行機の移動が1回増えます。移動の多い旅程では、都市間の交通費が数日分の食費を上回ることもあります。

北京と上海は、どの項目でも幅の上のほうになります。小さめの都市では宿泊と食事が安いことが多いですが、有名な観光地の入場料はどこでも決まった金額が公表されています。

💡 ポイント:予算を切り詰めたいなら、いちばん安く済むのは博物館の日です。公立の博物館は無料のところが多く、地下鉄での往復も数元で済みます。

どこに泊まるか、いくらかかるか

中国のホテルの客室料金は市場価格で、各ホテルが自分で決めています。そのため、ホステルのベッドや格安ホテルの部屋に公式の価格表はありません。大都市での1部屋1泊あたりの目安は、当サイトの経験では次のとおりです。

部屋のタイプ1部屋1泊あたり(元、当サイトの推定)向いている人
ホステルのドミトリー1ベッド60〜1501人旅、ほかの旅行者と知り合いたい人
ホステルの個室、または格安チェーンホテル200〜400専用バスルームがほしい、予算を抑えたいカップル
中級ホテル(3〜4つ星)300〜600初めて中国を訪れるほとんどの人
高級ホテル、国際ブランドのホテル800〜1,600以上快適さ、英語が通じるフロント、中心部の立地を重視する人

公式の目安としては、星付きホテルの数字が参考になります。中国文化観光部によると、2025年の全国の星付きホテルの平均客室料金は1泊360.2元でした。上海では、2026年8月の星付きホテルの平均が1泊731元、5つ星ホテルは943元でした。これは星付きホテルだけの平均です。大都市のホテルは全国平均のおよそ2倍になりうることはわかりますが、ホステルに泊まる人がいくら払うかはわかりません。

外国人も一般のホテルに泊まれます。2024年7月に国の7つの機関が出した通知では、予約サイトや地方の担当部門が許可制度を理由にホテルの外国人受け入れを妨げてはならないこと、ホテルが「外国人お断り」の掲示を出してはならないことが示されています。それでも外国人の宿泊登録をしない小さなゲストハウスが一部にあるので、予約のときに確認してください。パスポートでチェックインすると、ホテルが代わりに警察への宿泊登録をしてくれます。ホテルではなく個人の家に泊まる場合は、24時間以内に本人か受け入れ側の人が地元の警察署で登録する必要があります。詳しくはホテルの予約と宿泊登録のルールで説明しています。格安の宿については中国の格安ホテルとホステルで詳しく紹介しています。

国の祝日の前後は部屋代が上がります。ホテルの料金は市場価格なので、値上げ自体は合法です。禁止されているのは、便乗した法外な値上げ、うその割引、オンラインで予約が確定したあとの値上げです。国の価格ルールでは、表示していない料金を取ることや、割引を大きく見せるために架空の「元の価格」を作ることも禁止されています。祝日の週に旅行するなら早めに予約してください。避けたほうがよい週は中国の大型連休(ゴールデンウィーク)攻略ガイドで説明しています。

旅行日の料金を比べたり、最近の宿泊者のレビューを読んだりするには、予約を決める前にBooking.comを確認してください。

食費はいくらか

中国の旅費の中で、いちばん安く抑えやすいのが食費です。地元の会社員が普段食べるような店を選ぶのがコツです。レストランの価格は各店が決めているので、以下は大都市での当サイトの経験にもとづく目安です。

食事のタイプ1人あたり(元、当サイトの推定)
朝食の屋台:肉まん(包子、bāozi)、中国風クレープ(煎饼、jiānbing)、豆乳5〜15
地元の店の麺1杯、または餃子1皿15〜40
気軽な食堂で料理をシェア50〜120
火鍋、北京ダック、有名レストラン100〜250
ホテルのレストラン、高級店300以上

観光客の多い通りでの実際の価格の例です。中国消費者報の記者が2025年6月に西安の大唐不夜城の歩行者天国で確認したところ、もち米のお菓子(镜糕、jìnggāo)は1個5〜7元で売られていました。この通りの屋台は、商品ごとに価格・重さ・写真を掲示しています。メニューが1皿ごとではなく500グラム(斤、jīn)あたりの価格になっている場合は、調理してもらう前に自分の分の重さを聞いてください。

A small noodle shop in China with a photo menu board above the counter and customers eating at simple tables

食事の質を落とさずに食費を抑える方法です。

  • 昼食をメインの食事にする。小さな食堂の多くには昼のセットがあり、同じ料理を夜に頼むより安く済みます。
  • 観光エリアから1本離れた通りまで歩く。メインの観光通りを出ると、すぐに価格が下がります。
  • ショッピングモールのフードコートや、スーパーの惣菜コーナーを使う。写真付きのメニューがあり、価格も決まっています。
  • 思っているより少なめに注文する。シェア用の料理は量が多めです。

チップの予算は必要ありません。当サイトの経験では、中国本土の一般的なレストラン、屋台、タクシーでチップは求められません。ホテルのレストランではサービス料が加算されることがあり、その場合は伝票に書かれています。プライベートガイドなど、チップが喜ばれる数少ない場面については中国のチップ事情で説明しています。

市内の移動:地下鉄、バス、タクシー

市内の移動は、地下鉄を使えばとても安く済みます。運賃は距離で決まります。

  • 北京:6kmまで3元、12kmまで4元、22kmまで5元、32kmまで6元で、改札を出ずに乗り換える分には追加料金はかかりません。
  • 上海:最初の6kmが3元、その後10kmごとに1元ずつ上がり、現在の上限は15元です。2026年9月に新しい運賃案の公聴会が開かれ、2つの案はどちらも平均運賃を1元近く上げる内容だったため、出発前に最新の運賃を確認してください。
  • 成都・西安・杭州:2元からです。

1日乗車券は、たくさん乗らない限りほとんど得になりません。上海では地下鉄の1日券が18元、3日券が45元、成都では1日券・3日券・5日券がそれぞれ20元・50元・70元です。1回の乗車はたいてい3〜5元なので、元を取るには1日5〜6回乗る必要があります。先に当サイトの北京、上海、西安の地下鉄ページで予定のルートを確認してください。

支払いは、事前に何も設定しなくてもできます。北京では、どの地下鉄の改札でも海外のタッチ決済対応カードをかざせば、地元の人と同じ運賃で乗れます。上海と成都の地下鉄の改札も海外のタッチ決済カードに対応しています。

市内の交通で高くつくのはタクシーです。北京のタクシーは最初の3kmが13元、その後1kmごとに2.3元で、15kmを超えた分と深夜には追加料金がかかります。上海では初乗りが3kmまで14元、その後1kmごとに2.7元で、23時から5時までは両方とも30%上がります。配車アプリのDiDi(滴滴、Dīdī)は確定前に予想運賃を表示するので、地下鉄で行く場合と比べて確認してください。設定方法はタクシーと配車アプリのガイドで説明しています。

タクシー代がいちばん大きく膨らむのは空港への移動で、地下鉄のほうがたいていずっと安く済みます。成都のパンダ基地は、天府空港から基地までのタクシー運賃の目安を約200元としています。一方、天府空港から市内へ向かう地下鉄18号線は10元です。北京では、首都空港の空港快速線(Capital Airport Express)が片道25元、大興空港線は最大35元です。上海の浦東空港から出るリニアモーターカー(Maglev)は片道50元です。

都市間の移動:列車と飛行機

ほとんどの旅程で、都市間の交通費の中心は高速鉄道(高铁、gāotiě)です。多くの旅行者は二等席を予約します。二等席は指定席でリクライニングでき、数時間乗っても快適です。鉄道の運賃は変動制で、同じ区間でも列車や日付によって金額が変わります。そのため下の表では、決まった価格ではなく、確認した日付付きの運賃例を載せています。

区間所要時間二等席の運賃例運賃例を確認した日
上海虹橋 → 杭州東ほとんどの列車で約45〜60分約57〜87元、列車により異なるTrip.comの列車ページ、2026年9月16日
西安北 → 華山北28〜41分おおむね54〜60元Trip.com、乗車日2026年9月25日
重慶 → 成都東最速の列車で約1時間おおむね125〜166元12306の運賃データ、2026年9月24日
成都 → 楽山46〜60分約26〜63元、列車により異なるTrip.com、2026年9月24日
大理 → 麗江最短1時間36分C323・C985で80元12306、乗車日2026年10月20日
昆明 → 麗江最短3時間29分C86で190元12306、乗車日2026年10月20日

傾向はシンプルです。1時間ほどの短い区間は数十元から100元ちょっと、数時間の区間は100〜200元ほどです。初めての旅行でよく使う長い区間は、かなり高くなります。ある乗車日(2026年10月29日)の例では、二等席で北京西駅〜西安北駅が494〜587元、西安北駅〜上海虹橋駅が666〜766.5元、北京南駅〜上海虹橋駅が553〜661元でした。運賃は列車と日付によって変わり、北京〜上海は変動運賃制なので、旅行日の運賃を12306で確認してください。こうした区間は、たいてい旅行中でいちばん大きな交通費になります。

Travelers with suitcases walk along a platform beside a white high-speed train in a Chinese station

支払う金額に関わる予約のルールがいくつかあります。

  • 予約できる期間:きっぷは乗車日を含めて出発の15日前から発売されます。祝日前後の人気の列車は売り切れるので、予定が決まったらすぐに予約してください。
  • 払い戻し:出発の8日以上前なら払い戻しは無料です。48時間前〜8日前は5%、24〜48時間前は10%、24時間を切ると20%の手数料がかかり、最低額は2元です。12306で列車を間違えて予約した場合は、出発まで4時間以上あれば、支払いから30分以内なら無料でキャンセルできます。ルールの全文は12306の払い戻しに関するお知らせに載っています。
  • 子ども:6〜13歳は子ども運賃、14歳以上は大人運賃です。高速列車の二等席では、子ども運賃は大人運賃の半額です。座席を使わない6歳未満の子どもは、大人1人につき1人まで無料で乗れます。

パスポートで12306から直接予約することも、英語で使える予約代行サービスを使うこともできます。初めての人には代行サービスのほうが簡単なことが多く、サービス料を加えるところもあります。サービス料は決済画面に表示されます。代行サービスを使うなら、Trip.comでは中国の鉄道のきっぷを英語で買えて、国内線の航空券も扱っています。2つの方法の比較は列車のきっぷの予約方法で手順ごとに説明しています。

飛行機を使う場合。北京から成都や西部の遠い地域など、非常に長い距離なら、飛行機で1日節約できます。航空券の価格は毎日変わるので、旅行日の列車の運賃と比べてください。安い航空券が実はそれほど安くない理由が2つあります。1つ目は、空港への行き帰りは、市の中心にある駅へ行くより高くつくことです。2つ目は、いちばん安い運賃には預け荷物が含まれていない場合があることです。格安航空会社の春秋航空(Spring Airlines)は、いちばん安い運賃タイプに無料の預け荷物が含まれていません。また、現在は各航空会社が独自に手荷物の許容量を決めています。詳しくは中国の国内線ガイドをご覧ください。

観光チケット:主な観光地の料金

主な観光地のチケット料金は公式に決められて公表されているので、予算にそのまま組み込めます。初めての旅行で訪れることが多い観光地の大人料金は次のとおりです。

観光地大人料金知っておきたいこと
故宮(故宮博物院)、北京4〜10月は60元、11〜3月は40元珍宝館と時計館は各10元の追加料金。事前にオンラインで予約
天壇、北京4〜10月は入場券15元、または共通券34元共通券には祈年殿、回音壁、圜丘が含まれます
頤和園、北京4〜10月は入場券30元、または共通券60元11〜3月は安くなります
八達嶺長城4〜10月は40元、11〜3月は35元徳勝門からの877路バスは片道12元
慕田峪長城45元シャトルバスとロープウェイは別料金
兵馬俑、西安120元、通年同じ料金1枚のチケットで兵馬俑坑と麗山園の両方に入れます
西安城壁54元チケットはオンライン販売のみ。公式ミニプログラム(WeChat内のアプリ)か、認可された大手旅行サイトで購入
成都パンダ基地55元予約した日の午前または午後に1回入場できます
豫園、上海4〜6月と9〜11月は40元、7〜8月と12〜3月は30元予約は不要
上海タワー展望台180元上海の予算の中でいちばん高い項目になることが多い

大きな観光地では、細かい追加費用が積み重なります。兵馬俑では、敷地内の電動カートが1回5元または15元かかりますが、2つのエリア間のシャトルは無料です。慕田峪では、シャトルバスとロープウェイが長城の入場券とは別に運営されているので、その分を上乗せして予算に入れてください。

無料で見られる場所。2008年から、中国の文化・文化財部門が運営する公立の博物館と記念館は入場無料になっています。歴史的建造物や遺跡にある博物館、有料の特別展は例外です。実際には、無料で丸1日楽しめる日をいくつも作れます。

  • 北京の中国国家博物館は無料ですが、オンライン予約が必要で、予約できるのは最大7日先の分までです。
  • 天安門広場は無料で、外国人はパスポートで1〜7日前に予約します。
  • 西安の陝西歴史博物館の本館は無料で、公式WeChatアカウントから予約します。
  • 上海博物館東館は無料で予約も不要です。パスポートを持ってそのまま入れます。
Visitors line up in front of the Meridian Gate, the red-walled main entrance of the Forbidden City in Beijing

シニア・学生・子どもの割引。当てにしないでください。外国人のシニアはパスポートを見せれば無料または半額、という情報を目にすることがあるかもしれません。しかし、外国人旅行者にこうした割引を認める全国共通のルールはなく、各観光地が決めていて、多くは中国国民に限っています。たとえば兵馬俑では、60歳以上を含め外国人の大人は120元の正規料金を払い、学生の半額は中国の全日制学生だけが対象です。外国人も対象にしている観光地もあります。天壇と頤和園では、海外から来た60歳以上の人はパスポートで無料になります。子どもについては、兵馬俑では中国本土以外の身長1.4mまでの子どもは、保護者が同行して事前に予約すれば無料です。大人の正規料金で予算を立て、割引はうれしいおまけと考えておいてください。

祝日の前にチケット料金が急に上がることもありません。中国の観光法(旅游法、Lǚyóu Fǎ)により、観光地がチケット料金を値上げするときは6か月前に告知しなければならず、共通券は個別に買った合計より高くしてはいけません。

入場料の割引と無料の博物館:外国人旅行者は対象?
高齢者割引の法律上の規定中国の老年人権益保障法(2018年改正)第59条は、博物館・記念館・公園・観光地などに、高齢者の入場を無料または割引にするよう定めています。無料か割引か、何歳からかは地域や施設ごとに決まり、ふつうは60歳です。地方の通知が年齢の証明として挙げているのは、居民身分証・戸籍簿・社会保障カードといった中国の証明書です。法律は外国人旅行者が対象かどうかを定めていません
外国人旅行者外国人旅行者にシニア・学生・子どもの割引を認める全国共通のルールはありません。各観光地が決めており、多くは中国国民に限っています
中国国民のみ(例)兵馬俑:65歳以上と16歳未満の無料は中国籍のみ。成都の武侯祠:60歳以上の無料は中国本土・香港・マカオ・台湾の住民と外国人永住者のみ。西安の大唐芙蓉園:高齢者の無料は居民身分証の提示が条件
外国人も対象(例)武侯祠:7歳以上18歳未満の半額は外国籍の子どもも対象。華清宮:中国の学校に在籍する留学生は半額
無料の博物館2008年から、文化・文化財部門が管理する公立の博物館と記念館は入場無料です。例外は、歴史的建造物や遺跡にある博物館(故宮や兵馬俑など)と有料の特別展。無料の館も、多くは実名予約か入口でのパスポート提示が必要です
入場料の値上げ観光法(2018年改正)第44条により、観光地が入場料を値上げするときは6か月前に告知しなければなりません。祝日の直前に急に上がることはありません。入場料と別料金の項目は目立つ場所に掲示する義務があり、共通券は個別券の合計より高くできず、個別券だけを買うこともできます。主要な見学スポットが閉鎖されたときは料金を下げなければなりません
割引の対象は各観光地が決めており、変わることもあります。出かける前に公式サイトのチケット案内を確認してください。

公式のチケットページはブックマークしておくと便利です。故宮博物院のチケット規定と兵馬俑博物館のチケット案内には、料金とどの割引が誰に適用されるかが載っています。

スマホのデータ通信、ビザ、決済手数料

  • スマホのデータ通信。中国の公式観光サイトは、到着前に中国をカバーする地域対応のeSIMを買っておくことを勧めています。提供会社にはAiraloなどがあります。現地のSIMカードを買うなら、上海の中国電信(China Telecom)が2024年に外国人向けの短期カードを出しており、7日間85元、15日間125元、30日間195元です。最新の価格は窓口で確認してください。北京市の公式の新来者向けガイドにもあるとおり、自国で契約しているプランのローミングがいちばん確実ですが、高くなることがあります。中国のSIMカード・eSIMガイドもご覧ください。
  • ビザ。多くの旅行者にとって、この費用は今ではゼロです。50か国の一般旅券の所持者は、ビザなしで最長30日間中国に滞在できます。対象国のほとんどについて、この措置は現在2026年12月31日までなので、2027年に旅行する場合は延長されたかどうかを確認してください。自分のパスポートが対象かどうかを確認し、ビザが必要な場合は、自分の国の中国ビザ申請センターで手数料を確認してください。詳しくはビザ免除とトランジットの制度で説明しています。
  • 決済手数料。WeChat Pay(微信支付、Wēixìn Zhīfù)やAlipay(支付宝、Zhīfùbǎo)で海外のカードを使って支払う場合、手数料は次のとおりです。WeChat Payは海外カードでの支払いが200元までは手数料無料、200元を超えると3%なので、大きな金額を確定する前に支払い画面を確認してください。Alipayでは、確定する前に支払い画面に表示される手数料を確認してください。さらに、自分のカード会社が海外事務手数料を上乗せすることがあります。カード端末やATMで自国通貨での請求をすすめられた場合、どちらにするかは自分で選べます。人民元で支払えば、たいてい余分な為替手数料を避けられます。手数料の比較は中国で海外のカードを使う方法で紹介しています。
  • 現金。中国銀行のATMは海外のカードに対応していて、1回に最大3,000元まで引き出せます。手数料は自分のカード会社が決めます。空港やホテルの両替所は、銀行やATMよりはっきりとレートが悪いので、そこで両替するのは少額だけにしてください。詳しくは中国での両替場所をご覧ください。

予算例:北京・西安・上海の7日間

ダブルルームを2人でシェアする中級の旅行で、1人分の予算です。北京3日、西安2日、上海2日、合計6泊です。当サイトの北京・西安・上海の定番ルートに沿っています。チケットと空港アクセスは公式の繁忙期料金で計算しています。宿泊・食事・市内の移動は、最初の表の中級の推定を使っています。

項目1人あたり(元)金額の根拠
チケット:故宮60+天壇の共通券34+慕田峪45+西安城壁54+兵馬俑120+豫園40353公式の繁忙期料金
無料の日:中国国家博物館、陝西歴史博物館、上海博物館東館0予約またはパスポートで無料
空港アクセス:北京到着時の首都空港快速線25+上海出発時のリニアモーターカー5075公式運賃
宿泊:6泊×150〜300900〜1,800当サイトの推定(中級ダブルルームの半額分)
食事:7日×150〜2501,050〜1,750当サイトの推定
市内の移動:7日×40〜100280〜700当サイトの推定(主に地下鉄、タクシー数回)
2回の長距離移動を除いた合計約2,660〜4,680上の行の合計
北京西 → 西安北の列車(二等席)494〜58712306の運賃例、乗車日2026年10月29日、列車により異なる
西安北 → 上海虹橋の列車(二等席)666〜766.512306の運賃例、乗車日2026年10月29日。ほとんどの列車で7〜8時間半かかるので、飛行機とも比べてください
2区間の列車を含めた合計約3,820〜6,030上のすべての行の合計
そのほか含まないもの含まず慕田峪のシャトルバスとロープウェイ、長城と兵馬俑までの交通費、国際線の航空券

自分の旅程に合わせるのは簡単な計算です。11〜3月に行くなら故宮は40元に下がります。豫園は7〜8月と12〜3月なら30元です。上海タワーの展望台を加えるなら180元増えます。慕田峪を八達嶺に替えて片道12元の877路バスで行けば、長城の日を安く済ませられます。バックパッカー版にするなら、宿泊・食事・移動に最初の表のバックパッカーの列を使ってください。チケット代と列車の運賃は変わりません。

毎日の地下鉄ルートを計画したり、どの観光地を同じ日に回れるかを確かめたりするには、WaysChina アプリが便利です。この3都市の地下鉄と旅程づくりにオフラインで使えます。

よくある質問

中国を1週間旅行するといくらかかりますか?

最初の表の1日あたりの金額を7倍し、そこに都市間の列車や飛行機の料金を足してください。当サイトの推定では、都市間の交通費と中国までの航空券を除いて、バックパッカーの1週間で1人約1,050〜2,450元、中級の1週間で約2,800〜5,600元になります。合計を出すには、旅行日の列車の運賃を12306で確認してください。上の北京・西安・上海の予算例が、列車代を除くと中級の金額より少し低いのは、7泊ではなく6泊で計算していることと、1日あたりの観光費ではなくそのルートで実際に払うチケット代を使っていることが理由です。二等席の列車2区間を加えると、当サイトの推定で約3,820〜6,030元になります。

中国は日本より旅行費用が安いですか?

多くの旅行者にとって、中国での日々の出費は日本より低めになりがちです。特に地元の店での食事、地下鉄、公立の博物館(無料のところが多い)はそうです。ただし、北京や上海の大都市のホテルは安くありませんし、長距離の高速鉄道も積み重なると大きな金額になります。どちらの国の物価も為替レートで変わるので、決める前に旅行日のホテルと列車の価格を比べてください。

中国ではチップが必要ですか?

必要ありません。中国本土では、レストラン、屋台、ホテル、タクシーでチップは求められず、渡さなくても失礼にはなりません。ホテルのレストランではサービス料が加算されることがあり、その場合は伝票に書かれています。主な例外は日帰りツアーのプライベートガイドやドライバーで、チップを渡すと喜ばれますが、必須ではありません。詳しくは中国のチップ文化で説明しています。

まとめ

当サイトの推定では、1日の予算はバックパッカーで約150〜350元、中級で400〜800元、快適派で1,000元以上です。そこに都市間の列車代を足してください。列車の運賃は12306で確認できます。決まっている費用は安く、公表されています。地下鉄は2〜3元から、故宮は繁忙期60元、兵馬俑は120元で、無料の博物館も多くあります。大きく変わるのは、ホテル、タクシーの使い方、訪れる都市の数です。

次にやること:ホテルのランクを決め、大まかなルートを決め、長距離の列車区間を12306で確認し、出発前に決済アプリとスマホのデータ通信を準備しておきましょう。

最終更新:2026年11月

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最終確認日: 2026-11-03

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