中国北西部

張掖七彩丹霞ガイド:チケット・シャトルバス・夕方の光・行き方

張掖に何日いればいいか、七彩丹霞のチケットとシャトルバス、4つの展望台の回り方、夕方に市内へ戻る方法、シルクロード沿いの鉄道の乗り継ぎまでまとめました。

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張掖(Zhāngyè)には、できれば2泊、時間がなければ1泊を予定してください。張掖に来る人のほとんどは、張掖丹霞の公園にある縞模様の丘「七彩丹霞(Qīcǎi Dānxiá、『七色の丹霞』の意味)」を夕方の光で見るのが目的です。これだけなら1泊で十分です。2泊にすると2日目が使えるので、窓のような形の岩壁が並ぶ氷溝丹霞(冰沟丹霞)か、崖に石窟が彫られた馬蹄寺(马蹄寺)に行けて、市内にある大きな涅槃仏も見られます。ベストシーズンは夏から初秋で、1日のうちでいちばん良い時間帯は、閉園前の2〜3時間、太陽が低くなる頃です。2026年1月5日からは、入場券70元に加えて、園内で必ず乗るシャトルバスの料金38元がかかります。日没に合わせて計画する前に知っておいてほしいことがあります。この冬(2026年11月1日〜2027年2月28日)の開園時間は08:30〜17:00で、18:00まで開いていた2026年秋でも、閉園は日没より前でした。このガイドでは、高速鉄道での行き方、シャトルバスと4つの展望台の仕組み、夕方に市内へ戻る方法、泊まる場所、そしてシルクロードの旅に張掖をどう組み込むかを順に説明します。

Striped red, orange and cream sandstone ridges of the Zhangye Rainbow Mountains in late-afternoon light, with a wooden boardwalk and small visitors in the foreground

何日必要か、いつ行くか、何時に公園にいるべきか

何日必要か。昼前までに着いて午後を七彩丹霞で過ごし、翌朝の列車で次へ移るなら、1日でも回れます。おすすめは2日です。1日目の午後を七彩丹霞にあて、2日目は氷溝丹霞、馬蹄寺、または市内の大仏寺(大佛寺)に使えます。2日より長くいる意味があるのは、氷溝丹霞と馬蹄寺の両方に行きたい場合か、開園直後の空いた時間にもう一度七彩丹霞を見たい場合だけです。

位置関係。張掖は河西回廊(河西走廊、Héxī Zǒuláng)にあります。河西回廊は、南の祁連山(祁连山、Qílián Shān)と北のゴビ砂漠にはさまれた細長い農地の帯で、昔のシルクロードはここを通っていました。張掖の市街地は甘州区(Gānzhōu Qū)です。七彩丹霞は市街地の西およそ40kmの臨沢県(临泽、Línzé)と粛南県(肃南、Sùnán)にまたがり、広さは約50平方キロメートルあります。氷溝丹霞は市街地から約45km、粛南県の中にあり、七彩丹霞からはわずか13kmほどです。馬蹄寺は反対方向で、市街地の南およそ65km、祁連山のふもとにあります。大仏寺は市の中心部にあります。つまり、2つの丹霞は町の同じ側にあるのでまとめて回りやすく、馬蹄寺は別の日程として考えることになります。

いつ行くか。いちばん行きやすいのは夏から初秋です。日が長く、気温も暖かく、光も安定しています。ただし7月、8月、10月第1週(中国の国慶節の連休)はもっとも混む時期で、園内シャトルバスに長い列ができます。9月下旬と10月は、光・気温・混雑のバランスが良い時期ですが、夜は冷え込みます。春は風の強い日が多く、砂ぼこりの日は色がくすんで見えます。冬はとても寒く日も短いですが、公園は冬の短い営業時間(2026年11月〜2027年2月は08:30〜17:00)で開いています。尾根にうっすら雪が積もった景色を目当てに来る写真愛好家もいます。

色は加工ではなく本物ですが、どれだけ鮮やかに見えるかは光と湿り気で変わります。真昼の強い日差しの下では、縞模様が白っぽく見えます。夕方の低い太陽や、開園後の最初の数時間は、赤やオレンジがよく出ます。雨の翌日で岩がまだ湿っているときは、色がはっきり濃くなります。訪問が1回だけなら、夕方をねらってください。

⚠️ 注意:張掖は中国のほかの地域と同じく北京時間を使っていますが、ずっと西にあるため日没が遅く、真夏は20時過ぎ、9月と10月も18時過ぎになります。この冬(2026年11月1日〜2027年2月28日)の開園時間とチケット販売時間は08:30〜17:00、2026年秋(9月と10月)は06:30〜18:00でした。つまり公表された時間どおりなら、日没前に閉園します。すでに園内にいる人がそれ以降も残れるかどうかは、公園から案内がありません。閉園前の低い光でも尾根は十分に赤やオレンジに染まるので、その時間帯を前提に計画し、当日の最終シャトルバスが何時かを入口で確認してください。

張掖への行き方:鉄道、飛行機、中国への入国

高速鉄道。ほとんどの人はこの方法で来ます。張掖西駅(张掖西站、Zhāngyè Xī Zhàn)は蘭州と新疆を結ぶ高速鉄道の路線上にあるので、シルクロード沿いのほかの町へ直通列車があります。蘭州西駅まではおよそ3時間で、D列車が上り・下りそれぞれ1日14〜15本あります。青海湖への玄関口である西寧まではおよそ2時間で、こちらも1日15本ほど走っています。西へ向かうと、嘉峪関南駅まで1時間ちょっとです。張掖西駅から西安北駅へは直通のD列車が1日7本ほどあり、所要時間は6時間ちょっとです。

注意して計画したいのは敦煌との行き来です。張掖西駅と敦煌の間の直通D列車は片道2本だけで、張掖西発が15:16と16:50、敦煌発が07:30と08:40、どれも所要4時間ちょっとです。この時刻は2026年10月の時刻表にもとづくものなので、乗る日の時刻は12306でご確認ください。2本とも満席なら、本数の多い柳園南駅行きに乗り、そこで敦煌行きに乗り換える方法もあります。柳園南駅は敦煌の町からかなり離れているので、最後はバスかタクシーで移動します。

張掖西駅からの高速鉄道:蘭州・西寧・嘉峪関・敦煌・西安
行き先直通D列車所要時間発車時刻
蘭州西駅片道それぞれ1日14–15本2時間41分〜3時間22分張掖西駅発:始発 09:08・最終 19:54 · 蘭州西駅発:始発 07:15・最終 17:21
西寧駅片道それぞれ1日14–15本1時間41分〜2時間9分西寧駅発:始発 08:25・最終 18:24
嘉峪関南駅張掖西駅発 1日13本1時間11分〜1時間38分張掖西駅発:始発 10:27・最終 20:31
敦煌駅片道それぞれ1日2本 · ほかに柳園南駅行きD列車が1日4本(約3時間〜3時間40分)、そこから道路で4時間4分〜4時間30分張掖西駅発:15:16・16:50 · 敦煌駅発:07:30・08:40
西安北駅張掖西駅発 1日7本6時間12分〜6時間42分張掖西駅発:始発 09:08・最終 17:19
時刻は12306の2026年10月10日分のサンプルです。ダイヤは変わるので、乗る日の時刻は12306かTrip.comで確認してください。運賃は載せていません。

張掖と蘭州の間には、在来線の列車(Z列車・T列車)も走っており、所要時間は約4〜5.5時間です。張掖には駅が複数あるので、切符に印字された駅名を必ず確認してください。

中国の鉄道の切符は乗客の実名で販売され、パスポートを使って購入します。外国のパスポートで使える公式の12306英語サイトで予約できます。自動改札はパスポートを読み取れないため、外国のパスポートの場合は駅の有人改札を通ります。英語で予約したい、海外のカードで払いたい、アプリのサポートがほしいという場合は、Trip.comでも同じ切符を買えます。外国のパスポートで中国の鉄道切符を予約する方法のガイドで、この2つを手順ごとに比べています。

張掖西駅から市内へ。駅は市の中心部から離れています。市内へはタクシーかDiDi(滴滴、中国の主要な配車アプリ)がいちばん簡単です。まだ設定していない方はDiDiガイドをご覧ください。市内バスの新1路も、駅から市の西バスターミナル方面へ走っています。

飛行機。張掖には小さな空港、張掖甘州空港(张掖甘州机场)があり、国内線が限られた数だけ飛んでいます。この空港を使う計画を立てる前に、航空券検索で最新の路線を確認してください。シルクロードの旅なら、ほとんどの場合は鉄道のほうが簡単です。

中国への入国。海外から張掖へ直接飛ぶことはできないので、まず別の都市(たいていは北京、上海、西安)で入国し、鉄道か国内線で移動します。張掖のある甘粛省には、240時間ビザなしトランジットの入国地点のリストに載っている港・空港がなく、この制度で移動してよい地域にも含まれていません。つまり、240時間トランジットのルールだけでは張掖まで来られません。代わりに、50か国の国民を対象に観光目的の入国を認めている中国の30日ビザ免除に、ご自身のパスポートが当てはまるかを確認してください。当てはまらない場合は観光ビザが必要です。対象者については30日ビザ免除と240時間ビザなしトランジットのガイドで説明しています。

七彩丹霞:チケット、シャトルバス、展望台、いちばん良い光

七彩丹霞は国家5A級観光地で、ユネスコ世界ジオパークにも認定されています。丘の上を自由に歩き回ることはできません。決まった周回ルートを走るシャトルバスに乗り、展望台で降りて、木道と階段で見晴らしのいい場所まで歩く仕組みです。流れは次のとおりです。

チケット:2種類、当日1回

入園者は全員、2種類のチケットが必要です。2026年1月5日からの入場券70元と、1人38元のシャトルバス券で、大人1人の合計は108元です。展望台は全長29kmのバスルート沿いに点在しているので、シャトルバスは省略できません。子ども、学生、高齢者などには国や地方の規定にもとづく割引があります。ただし多くの場合は中国の身分証で確認されるため、ご自身のパスポートや学生証が対象になるかは窓口で聞いてください。

どちらのチケットも、使った当日に1回入場できるものです。たとえば1日目は夕方の光、翌日は朝の光というように次の日も来たい場合は、開園後にチケット窓口でシャトルバス券を新しく買う必要があります。入場券が2日目にも使えるかどうかは、窓口で確認してください。

2026年1月5日から、チケットは公園の公式ミニプログラム、提携しているオンライン旅行サイト、ビジターセンターの窓口で買えるようになりました。2026年5月からは、ビジターセンターに英語・日本語・韓国語・ロシア語・タイ語に切り替えられるセルフ券売機も置かれています。外国人旅行者はチケットの選択、本人確認、支払いまで画面の案内に沿って進め、そのあと入口で電子チケットのコードをかざします。券売機でどの支払い方法が使えるかは公表されていないので、Alipayを設定しておくか、現金を持っていってください。パスポートは必ず持参してください。公園はチケット購入でどの書類が使えるかを細かく公表していないので、コピーではなくパスポートの原本を用意しておくと安心です。連休の週以外なら、何日も前に予約する必要はありません。7月と8月は前日に買っておくと列に並ぶ時間を減らせます。国慶節の前後は、予約が必要かどうか公園のお知らせで確認してください。

張掖七彩丹霞:入場券・シャトルバス・展望台・開園時間
チケット入場券 70 元(2026年1月5日から)+シャトルバス 38 元、大人1人の合計 108 元。子ども・学生・高齢者などの割引は国や地方の規定によるもので、多くは中国の身分証で確認します。パスポートが対象になるかは窓口で確認してください
入口東・西・北の3か所(メインは北入口)。入った入口から出ます
チケットの有効範囲入場券・シャトルバス券とも、使った当日に1回入場できます。翌日も来るなら、開園後に窓口でシャトルバス券を買い直します。入場券が翌日も使えるかは窓口で確認してください
展望台4か所。番号ではなく名前で呼びます:七彩仙縁台 · 七彩雲海台 · 七彩錦繍台 · 七彩虹霞台
回る順番北入口・東入口から:仙縁台 → 雲海台 → 錦繍台 → 虹霞台。西入口から:雲海台 → 錦繍台 → 虹霞台 → 仙縁台。仙縁台と虹霞台が乗り換え停留所
シャトルバス乗車は必須で、乗り降りは展望台だけ。一方向の周回ルート 29km、20分間隔(公園の2022年の見学ルート案内)、1周約40分。乗車は列に並び、混む時間帯は待ち時間が長くなります
チケットの買い方公園の公式ミニプログラム、提携オンライン旅行サイト、ビジターセンターの窓口。事前予約は不要。国慶節の前後は公園のお知らせを確認してください
セルフ券売機2026年5月から、ビジターセンターの券売機は中国語・英語・日本語・韓国語・ロシア語・タイ語に切り替えられます。チケットの選択、本人確認、支払いのあと、入口で電子チケットのコードをかざします。使える身分証や支払い方法は公表されていません
開園時間2026年11月1日〜2027年2月28日:08:30–17:00。チケットの販売・確認も同じ時間です。変更は公園の公式WeChatアカウントで告知されます
料金は確認時点で公園が公表していたものです。最新の情報は公式の案内で確認してください。

入口は3か所:1つ選んで、同じ入口から出る

公園には東・西・北の3つの入口があり、メインは北入口です。出るときは入ったのと同じ入口から出ることになっています。これが大事な理由は2つあります。1つは、ドライバーがどの入口で待てばいいかを知っておく必要があること。もう1つは、展望台を回る順番が入口によって変わることです。ほとんどの人には北入口がおすすめです。メインの入口で、市内からのバスもここに停まり、宿泊エリアの丹霞口も近くにあります。

シャトルバスの周回ルートと4つの展望台

基本の見学コースでは、4つの展望台に停まります。正式名称は、七彩仙縁台(七彩仙缘台、「仙人との出会い」の意味)、七彩雲海台(七彩云海台、「雲の海」)、七彩錦繍台(七彩锦绣台、「錦」)、七彩虹霞台(「虹色の夕焼け」)です。北入口と東入口から入った場合の順番は、仙縁台、雲海台、錦繍台、虹霞台です。西入口からは、雲海台、錦繍台、虹霞台、最後に仙縁台の順になります。仙縁台と虹霞台は乗り換え停留所で、ここでバスを乗り換えることがあります。バスは20分間隔で走り、周回ルートを1周すると約40分かかります。

展望台には番号ではなく名前がついています。古いガイドには「第1展望台」〜「第4展望台」という呼び方や「第4展望台がいちばん良い」という記述がありますが、公園自体は上の名前しか使っていません。しかも順番は入口によって変わるので、ブログ記事の番号が自分のルートと合わないことがあります。スタッフやドライバーに聞くときは、名前で伝えてください。

各停留所でバスを降り、木道と階段を歩いて展望ポイントまで行き、戻って次のバスの列に並びます。バスは一方向にしか走らず、乗るには列に並ぶ必要があるので、混む時間帯は待ち時間が長くなります。4つの展望台を急がずに回るなら約3時間、連休の週末なら4時間を見ておいてください。

公園の中心エリアには、展望ポイントが全部で7か所あります。残りの3か所は別の「深度游」(ディープツアー)ルート上にあり、峡谷の中を通ってから4つのメイン展望台に合流します。このルートは別料金です。最新の料金と参加方法は、ビジターセンターで確認してください。

いちばん良い光と、閉園時にどこにいるべきか

公園は、公式の「夕日の展望台」を指定していません。私たちのおすすめは、北入口か東入口から入った場合に虹霞台を最後に残すことです。虹霞台は周回ルートの最後の停留所で、しかも乗り換え停留所なので、閉園時刻にルートのいちばん奥で動けなくなることがありません。実際には、夕方の低い太陽は園内のどの尾根も照らすので、4つのどの展望台でも夕方の光は楽しめます。

それより大きな問題は時間です。この冬(2026年11月1日〜2027年2月28日)の閉園時刻は17:00で、2026年秋に公表されていた閉園時刻18:00も日没より前でした。閉園の少なくとも3時間前には到着し、まっすぐ展望台へ向かい、入った入口へ戻る最終バスが何時かをスタッフに聞いてください。営業時間は季節ごとに変わり、夏は開園が早く閉園が遅く、冬は短くなりますが、どの季節でも日没の時間に園内にいられる前提で計画しないでください。訪れる季節の公式のお知らせを事前に確認してください。変更があったときの情報源として公園が案内しているのは、公園の公式WeChatアカウントです。

Visitors queuing to board a green sightseeing shuttle bus at a viewing-platform stop in the Zhangye Rainbow Mountains park

トラブルになりやすいルール

  • 木道から外れない。公園の保護規定では、丹霞の丘を踏む、登る、引っかく、印をつけることが禁止されています。
  • ドローン。公園は独自の遊覧飛行を運営しており、その飛行が行われている間、来園者はドローンを飛ばせません。実際には、ドローンを出す前に入口で聞いてください。
  • ペット。ペットは入園できませんが、公園には無料のペット預かり所があります。

当日わからないことがあれば、公園の問い合わせ電話は+86 936 5623666です。対応は中国語なので、必要ならホテルに代わりに電話してもらいましょう。市政府の七彩丹霞の紹介ページ(中国語)に、展望台と深度游ルートの説明があります。

七彩丹霞への行き方と、市内への戻り方

行くのは簡単です。計画が必要なのは、閉園後の夕方に市内へ戻る部分です。

路線バス。公園の公式旅行ガイドには、張掖汽車西駅(张掖汽车西站、市内にあり、鉄道の駅ではありません)から北入口の駐車場へ行くバスが載っています。発車は09:00〜12:00の毎正時と、15:30、16:30で、片道約1時間、運賃は15元です。この時刻表は2022年のものなので、最新の時刻はバスターミナルで確認してください。鉄道の張掖西駅からこのバスターミナルへは、市内バスの新1路で天源小区まで行って約350m歩くか、タクシーで少し走れば着きます。行きはこのバスで問題ありません。ただし帰りの解決にはなりません。最終便が出るのは16:30で、帰りの時刻は公表されていないので、帰りはタクシーかDiDiを前提にしてください。

タクシー・DiDi。市内から北入口までは、片道およそ40分〜1時間です。張掖ではDiDiが使え、確定する前に料金が表示されます。公園へ行く車をつかまえるのは簡単ですが、閉園時刻に入口で車を見つけるのは時間がかかることがあります。空車で公園まで来たがらないドライバーが多いためです。行きのドライバーに、待っていてもらうか決まった時間に迎えに来てもらうよう、出発前に話をつけておいてください。

ドライバー付きの車を1日チャーター。複数の場所を回るなら、これがいちばん楽な方法です。張掖市内や丹霞口のホテル・ゲストハウスで、七彩丹霞と氷溝丹霞、または馬蹄寺を回るドライバーを手配してもらえます。出発前に料金、立ち寄り先、どの入口か、戻る時刻を決めて、書いて残しておいてください。事前に英語で予約したい場合は、Klookに、夕方の七彩丹霞を含む張掖の日帰りツアーや専用車があります。ツアーが氷溝丹霞だけでなくメインの公園に行くかどうかを確認してください。

丹霞口に泊まる。夕方の帰り道の心配をなくすいちばん簡単な方法は、市内に戻らないことです。下の「市内に泊まるか、丹霞口に泊まるか」をご覧ください。

氷溝丹霞は行く価値があるか

氷溝丹霞(冰沟丹霞、Bīnggōu Dānxiá)は七彩丹霞の一部ではなく、別の公園です。色の縞模様ではなく、窓や柱や宮殿のような形に削られた高い砂岩の壁で知られています。「張掖丹霞」の写真でよく見る縞模様は、ほとんどが七彩丹霞のものです。氷溝丹霞は標高がおよそ1,500〜2,550mと高い場所にあり、訪れる人はずっと少なめです。

行く価値はあるのでしょうか。岩の形が好きで、静かな木道を歩きたいなら、あります。色だけを見に来て午後が1回しかないなら、氷溝丹霞はやめて、その時間を七彩丹霞に使ってください。車があれば、2か所は13kmほどしか離れていないので同じ日に両方回れます。強い光は色ほど岩の形には影響しないので、昼ごろに氷溝丹霞、夕方に七彩丹霞という順番がおすすめです。公共交通機関では、この組み合わせは無理です。

チケットは七彩丹霞より安く、入場券がおよそ40元、シャトルバスが約20元です。ただし金額は目安なので、最新の料金と開園時間は入口で確認してください。日帰りツアーでは2つの公園がセットになっていることもあるので、夕方にどちらの公園を回るツアーなのかを確認してください。

Tall sandstone walls at Binggou Danxia worn into window-like hollows and palace-like towers, with a boardwalk along the base

馬蹄寺と大仏寺

馬蹄寺(马蹄寺、Mǎtí Sì、「馬のひづめの寺」)。祁連山のふもとの砂岩の崖に彫られた仏教石窟寺院の集まりで、張掖の南約65km、少数民族の裕固族が暮らす粛南裕固族自治県にあります。最初の石窟は1,600年以上前、北涼の時代に彫られました。今では石窟と仏龕が7つのグループに70以上あります。いちばん有名なのは「三十三天」の石窟で、1つの崖の面に何層もの祠が積み重なっています。中では層と層の間を細い階段やトンネルで上り下りするので、狭く感じる人もいます。砂漠ではなく草原と山に囲まれた景色も魅力の1つです。移動も含めて半日を見ておき、公共交通機関は時間がかかるのでチャーター車で行ってください。張掖市内より標高が高く涼しいので、夏でも上着を1枚持っていきましょう。出かける前に、最新のチケット料金と開園時間を確認してください。

大仏寺(大佛寺、Dàfó Sì)。市の中心部の民主西街28号にあり、市内バスの1路・4路・5路・18路・23路で行けるので、いちばん予定に組み込みやすい観光地です。約1,000年前にこの地域を治めた西夏という王国の王室寺院のうち、現存する最大のものです。本堂には、木の骨組みに粘土で造られた、アジア最大の屋内の涅槃仏が横たわっています。明代の仏教経典(大蔵経)の初期の刷本も一揃い保存されています。開館時間は07:00〜18:30です。最終入場はふつう閉館より早いので、17:30ごろまでに着くようにしてください。見学は1時間〜1時間半で十分なので、午後に七彩丹霞へ行く日の午前中や、夜の列車に乗る前に入れられます。チケット料金は入口で確認してください。

平山湖大峡谷。市内から約56kmの砂漠にある赤い砂岩の峡谷で、ここも国家ジオパークです。行く価値があるのは、3日目があって車も使える場合だけです。2日間の滞在なら、氷溝丹霞か馬蹄寺に時間を使うほうが良いでしょう。

Mati Temple cave shrines cut into a red sandstone cliff in the Qilian foothills, with balconies and small windows on several levels

市内に泊まるか、丹霞口に泊まるか

鉄道で来て鉄道で出る、レストランの選択肢がほしい、大仏寺にも行く予定がある、という場合は張掖市内に泊まるのがおすすめです。市内のホテルは主にビジネスホテルと中級チェーンで、張掖西駅からも行きやすく、夜の屋台街も近くにあります。そのかわり七彩丹霞まで片道約1時間かかり、上で説明した夕方のタクシー問題があります。

閉園まで帰りの心配をせずにいたい、または朝の光のために開園時刻に入口にいたい場合は、北入口のそばにあるホテルとゲストハウスのエリア丹霞口に泊まるのがおすすめです。宿の選択肢は少なく、夜にできることもあまりありません。また、次の列車に乗るために張掖西駅へ行くには、やはり車が必要です。

私たちのおすすめは次のとおりです。1泊で午後に公園へ行くなら、丹霞口に泊まると1日がずっと楽になります。2泊なら、市内と丹霞口に1泊ずつでも、2泊とも市内にして公園の日はドライバーを頼む形でも、どちらでもうまくいきます。どちらにしても、予約する宿が外国人を泊められるかを確かめてください。ほとんどのホテルは大丈夫ですが、小さなゲストハウスの中には外国のパスポートで宿泊登録ができないところもあります。理由はホテル予約と宿泊登録のルールのガイドで説明しています。張掖市内と丹霞口の宿はBooking.comで比べられます。支払う前に宿へメッセージを送り、外国人の宿泊登録ができるか確認してください。

乾燥、風、必要な体力

張掖は乾燥していて日差しが強く、風の強い日もよくあります。展望台には日陰がほとんどないので、日焼け止め、サングラス、帽子、たっぷりの水に加え、砂ぼこり対策のスカーフかネックゲイターを持っていってください。夏でも日が沈むと寒くなるので、夕方用に上着を1枚持っておきましょう。木道には階段もありますが、長い距離はバスが運んでくれるので、階段を何階分か上れる人なら問題ありません。馬蹄寺の石窟の階段は、それより急で狭くなっています。

1日か2日か:モデルプラン

1日(朝に着いて翌日出発)。昼前までに張掖西駅に着き、荷物を宿に預けます。昼ごろに大仏寺を見学し、午後の中ごろまでに車で七彩丹霞へ向かって閉園までいます。事前に手配したドライバーの車で市内に戻るか、丹霞口に泊まります。翌朝の列車で次の町へ向かいます。

2日(おすすめ)。

  • 1日目:到着してチェックインし、大仏寺を見学。午後の中ごろから閉園まで七彩丹霞。
  • 2日目:氷溝丹霞(シャトルバス券を買い直して、七彩丹霞をもう一度短く見るのと組み合わせる)か、馬蹄寺で半日。そのあと午後か夜の列車に乗ります。敦煌へ向かう場合、直通列車は午後に張掖西駅を出ることを覚えておいてください。午前中に氷溝丹霞へ行く予定とうまく合います。

何を食べるか

張掖の料理は、小麦と肉が中心の中国西北部の料理です。ぜひ試してほしいのは次の3つです。搓魚麺(搓鱼面、cuōyú miàn)は、手でよって小さな魚の形にした短い麺で、炒めるかスープに入れて食べます。炒撥拉(炒拨拉、chǎo bōla)は、刻んだ牛肉や羊肉、もつを唐辛子と一緒に熱い鉄板で炒めた料理です。牛肉小飯(牛肉小饭、niúròu xiǎofàn)は、牛肉スープに小さな生地のかけらを入れたものです。市の中心部にある食べ物の市場、甘州市場(甘州市场)なら、一晩でいくつもの料理をいちばん手軽に試せます。ほかのお客さんが食べているものを指さして注文しても大丈夫です。

シルクロードの旅を続ける

張掖を訪れる人の多くは、甘粛省を通るシルクロードのルート(蘭州、張掖、嘉峪関、敦煌)の途中で立ち寄ります。蘭州、張掖、嘉峪関は同じ高速鉄道の路線上にあります。敦煌は支線上にあり、張掖西駅からの直通列車は1日2本だけです。

  • 西へ、嘉峪関:D列車で1時間ちょっと、1日約13本あります。明の万里の長城の西の端にある嘉峪関の城は、敦煌へ向かう前に半日立ち寄るのにちょうどいい場所です。
  • 西へ、敦煌:直通のD列車は1日2本だけで、どちらも午後に張掖西駅を出発し、所要約4時間です。早めに予約してください。莫高窟と砂丘については敦煌とシルクロードのガイドで紹介しています。
  • 東へ、蘭州:約3時間です。蘭州から旅を始める方は蘭州ガイドをご覧ください。
  • 西安から:張掖西駅まで直通で6時間ちょっと、または蘭州で途中下車する方法もあります。ルートの出発点については西安旅行ガイドで、旅全体の日ごとの流れは西安から敦煌へのシルクロードルートで説明しています。
  • 西寧・青海湖から:列車で約2時間です。西寧から車で祁連山を越えて来ることもできます。草原や雪山を見ながら高い山道を走る長い1日になり、チャーター車があって天気が良い場合にだけ選ぶ価値があります。まずは西寧と青海湖のガイドからどうぞ。

お金とインターネット

張掖ではチケットからタクシー、屋台まで、ほとんどすべてがモバイル決済で払えます。旅行者は銀行カード、現金、デジタル人民元も使えます。到着前に海外のカードでAlipayを設定しておいてください。現在どのカードブランドが使えるかは、最新情報をAlipayガイドでご確認ください。小さなゲストハウスやドライバーへの支払いのために、現金も少し持っておきましょう。人民元の現金は法定通貨で、お店は受け取りを拒否できません。

モバイルデータ通信は、市内では良好ですが、公園の一部や馬蹄寺へ向かう道ではつながりにくい場所があります。ネットにつなぎ続け、中国のネットワークでブロックされているアプリを使うには、eSIMがいちばん簡単です。Airaloでは、出発前にインストールできる中国用eSIMを販売しています。選択肢についてはインターネットとVPNのガイドで説明しています。

よくある質問

七彩丹霞の色がいちばんきれいなのはいつですか?

夕方、閉園前の2〜3時間です。雨の翌日は湿った岩の色が濃く深く見えます。光がいちばん安定しているのは夏から初秋で、真昼の日差しでは縞模様が白っぽく見えます。2026年秋は公表されていた閉園時刻の18:00が日没より早く、この冬は17:00に閉園するので、閉園前の夕方の光を前提に計画し、午後の中ごろまでに到着して、最終シャトルバスの時刻を入口で確認してください。

張掖は1日で足りますか?

七彩丹霞だけなら足ります。昼前までに着いて大仏寺を見学し、午後を公園で過ごして、翌朝に出発します。2日あれば、氷溝丹霞か馬蹄寺を急がずに加えられ、1日目の午後が曇りや砂ぼこりだった場合にもう一度チャンスがあります。

七彩丹霞と氷溝丹霞、どちらを選べばいいですか?

1か所だけなら七彩丹霞を選んでください。色の縞模様があるのはこちらです。氷溝丹霞は塔や窓のような壁といった岩の形が見どころで、人も少なめです。車があれば、2か所は約13kmしか離れていないので、先に氷溝丹霞、最後に七彩丹霞という順番で1日に両方回れます。

敦煌や西寧から張掖へはどう行けばいいですか?

敦煌からは、2026年10月時点で直通のD列車が1日2本(07:30発と08:40発)あり、所要4時間ちょっとです。満席なら柳園南駅経由で行けます。西寧からはD列車で約2時間、1日15本ほど走っています。出発前に、乗る日の時刻を12306かTrip.comで確認してください。

トラブルのときの連絡先

警察は110、救急車は120です。どちらも無料で、市外局番は不要です。七彩丹霞の園内では、公園の救助専用電話+86 936 5623999が使えます。出発前にこれらの番号を保存しておいてください。何を伝えればいいか、英語が通じる窓口はどこかは緊急連絡先ガイドで説明しています。

最終更新:2026年11月

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最終確認日: 2026-11-08

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