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少林寺の行き方・入場券・カンフーショー|鄭州と洛陽からのアクセス

少林寺は洛陽ではなく鄭州市の登封にあります。鄭州・洛陽からの行き方、80元の入場券で入れる範囲、開場時間、カンフーショー、本寺と塔林など景区内の見どころをまとめました。

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少林寺(Shàolín Sì)は洛陽にはありません。河南省の省都・鄭州市に属する県級市、登封市にあります。景区が公開している車でのアクセス案内では、鄭州から道路で約86km・約1時間23分、洛陽からは約55km・約1時間18分です。入場券は1枚80元で、本寺、塔林、カンフーショー、初祖庵・二祖庵、山上の三皇寨まで含まれます。景区の開場時間は8:00〜17:00です。鄭州からはWeChatのミニプログラムで予約する観光直通バスがあり、洛陽からは車か日帰りツアーで行く人がほとんどです。どちらから行っても、朝に出発すれば無理なく日帰りできます。

まず結論:場所・料金・開場時間

  • 場所:嵩山(すうざん)にある「嵩山少林景区」という観光エリアです(以下「景区」)。所在地の登封市は洛陽ではなく鄭州市に属します。寺は登封の市街地から西へ約12kmのところにあります。
  • 所要時間:景区の案内による車での目安は、鄭州から約1時間23分、洛陽から約1時間18分です。バス利用や渋滞で時間が延びるので、片道1時間半程度を見ておいてください。
  • 入場券:景区全体で80元です。本寺、塔林、三皇寨、カンフーショー、初祖庵、二祖庵が含まれます。80元は全エリアが開いているときの料金で、一部が閉鎖されている時期には、過去に70元へ値下げされたことがあります。
  • カンフーショー:入場券に含まれていて追加料金はかかりません。毎日、午前と午後に数回ずつ演武庁で上演されます。
  • 開場時間:鄭州市文化観光局によると8:00〜17:00です。最終入場時刻は公表されていないので、15:00以降に着く場合は入口でご確認ください。
  • 含まれないもの:三皇寨へ上るロープウェイは別料金で、往復約100元が入場券とは別にかかります(現在の料金はロープウェイ乗り場でご確認ください)。

入場券・開場時間・ショーの時間・公式の予約窓口をまとめた一覧は、下の入場券のセクションにあります。少林寺を長めの旅程の一か所として回るなら、洛陽旅行ガイドで龍門石窟とこの地域に何日かけるかを解説しています。

鄭州・洛陽からの行き方

少林寺は、高速鉄道の駅がある2つの都市(東の鄭州と西の洛陽)の間にあります。どちらの都市からも寺まで直接行く列車はありません。最後の区間は必ず道路になるので、実際に決めるのは「どちらの都市から出発するか」と「バス・タクシー・ツアーのどれで行くか」です。

鄭州から:観光直通バス

鄭州からは寺まで直通のバスがあります。2024年9月から「少林寺直通車」(Shàolín Sì Zhítōngchē)というバスが運行していて、予約はWeChatのミニプログラム「豫州行」で行います。運行開始時点では1日12往復、始発7:45、運賃30元からでした。予約時にミニプログラムで最新の時刻表と運賃をご確認ください。ミニプログラムはWeChatの中で動く小さなアプリなので、使えるWeChatアカウントが必要です。登録方法や海外カードの追加はWeChat設定ガイドで解説しています。

バスの乗車地は市内3か所で、高速鉄道の主要駅である鄭州東駅は乗車地に含まれていません。

  • 鄭州駅(郑州火车站)西広場
  • 地下鉄 航海路京広路駅(航海路京广路)C出口
  • 地下鉄 莆田西駅(莆田西)B出口

降車地は景区のチケットセンター横の駐車場です。古いガイドや一部のブログには、少林寺行きのバスは鄭州東駅から出ると書かれています。これは2023年の旧路線で、2024年の新しい運行に置き換わりました。高速鉄道で鄭州東駅に着く場合は、地下鉄かタクシーで3か所の乗車地のどこかへ移動します。乗り換えの時間には余裕を持ってください。朝の早い列車で着いてそのまま朝一番のバスに乗るのは難しいので、前の晩に鄭州に泊まる人が多くいます。

帰りの時刻もミニプログラムに載っています。出発前に帰りの最終バスの時刻を確認し、早めに駐車場へ戻るつもりで計画してください。景区は17:00に閉まり、最終バスを逃すと、市内へ戻る手段はタクシーか配車アプリの車しかありません。

鄭州から:登封の市街地経由

直通バスが満席だったり時間が合わなかったりする場合は、まず登封の市街地へ行って乗り換えます。登封市政府の交通案内では、登封西客車站(Dēngfēng Xī Kèchēzhàn)から登封〜少林のバスに乗るよう案内していて、鄭州市の観光当局も同じ案内をしています。このバスの運賃と時刻はネットに出ていないので、バスターミナルの窓口で聞いてください。寺は市街地から約12kmなので、乗車時間は短めです。登封に泊まって町のほかの世界遺産も見る場合にも、このルートが便利です(2か所目を加えるセクションを参照)。

洛陽から

道路の距離では洛陽のほうが近く、景区まで約55km・約1時間18分です。ただし、洛陽からは公共交通が不便です。登封・少林方面へ向かう路線バスもありますが、乗り場や時刻が変わるので、前日にホテルで確認してもらうのが確実です。初めて行く人の多くには、次のどれかのほうが向いています。

  • タクシーやDiDiを1日貸し切る。少林寺での待ち時間と帰りの運転も含めた総額を、出発前に決めておきます。ドライバー探しはホテルのフロントに相談できます。外国人の配車の方法はDiDiガイドで解説しています。
  • 洛陽発の日帰りツアーに参加する。ツアーには車が含まれ、入場券も含まれることがあります。何が含まれるか(入場券、ショー、ロープウェイ、昼食)と、現地での滞在時間を具体的に確認してください。日帰りツアーはKlookで比べられます。
  • 2都市の移動途中に少林寺に寄る。朝、荷物を車に積んで洛陽を出発し、日中を少林寺で過ごして、夕方に鄭州に着きます(逆向きでもかまいません)。帰りの運転が要らず、鄭州から飛行機で帰る場合にも都合がよいルートです。

列車で洛陽に着く場合、高速鉄道(G)は洛陽龍門駅(洛阳龙门站)に停車し、従来の洛陽駅は主に在来線の列車を扱っています。鄭州と洛陽は鉄道でも近く、サンプルとして調べた1日(2026年10月29日)には、12306に鄭州東駅から洛陽龍門駅への高速鉄道が75本掲載されていて、多くは所要36〜37分でした。二等座は列車によって65〜75元です。どちらの都市に泊まっても、少林寺へは行きやすいということです。予約はパスポートを使って公式の12306アプリ・ウェブサイトで行うか、Trip.comでも可能です。両者の違いは外国のパスポートで中国の列車を予約する方法で比べていて、駅・乗車・荷物については高速鉄道ガイドで解説しています。

車で行く場合と駐車場

自分の車やチャーターした車で来ると、新しい少林寺のビジターセンターに入ることになります。ここには5,589台分の駐車場があり、2023年5月から試行運用されています。2025年12月、景区は2026年1月1日から自家用車はここに駐車し、往復50元のシャトルに乗るよう義務づけると発表しましたが、批判を受けて計画は保留となり、2026年10月時点でシャトルは運行していません。駐車して歩いて入る方法は以前と変わりません。シャトルが必須だという情報を見かけたら、出発前に景区のWeChat公式アカウントでご確認ください。

日帰りできる?

どちらの都市からでも日帰りできます。早めに出発してください。8:00までに鄭州か洛陽を出れば9:30ごろに入口に着き、午前のショーに間に合います。現地での滞在は、三皇寨に上るかどうかで3〜6時間を見て、午後の半ばに帰路につきます。鄭州からは直通バスがいちばん簡単です。洛陽からは、車の貸し切りかツアーにすればバスの時刻を気にせずに済みます。ロープウェイと三皇寨も入れる場合でも日帰りは可能ですが、時間を気にしながら回ることになります。

入場券・開場時間・カンフーショー

少林寺:チケット・武術ショー・開園時間・購入方法
入場券80 元。本寺(常住院)・塔林・三皇寨・カンフーショーを含む。少室闕は別の見どころで、入場券 50 元が別途必要
一部閉鎖時の料金景区の一部が閉鎖されている間は値下げされたことがある:2021年は 70 元(初祖庵・達磨洞が閉鎖)、2023年は 70 元、半額券 40 元(三皇寨・ロープウェイが閉鎖)。全エリア再開後は 80 元に戻る。窓口で 80 元より安いと言われたら、どこかが閉まっているのが普通
カンフーショー毎日、演武庁(演武厅)で上演:09:30 · 10:30 · 11:30 · 14:00 · 15:00 · 16:00。入場券に含まれる。当日の時刻は演武庁の掲示で確認
開場時間08:00–17:00(鄭州市文化観光局の紹介ページによる) · 最終入場時刻は未公表、入口で確認
購入方法WeChat 公式アカウント「嵩山旅游」→「预订中心—门票预订」:実名制で予約購入。公式サイトからリンクされている景区の WeChat ショップ。景区のチケット窓口。入場は本人の身分証か注文の QR コードで。オンライン予約でパスポートが使えるかは公式に示されていない。パスポートを持参し、WeChat の予約で通らなければ窓口で購入
料金は確認時点で景区が公表していたもので、最新は公式チャネルでご確認ください。ショーの時刻や開場の手配は急に変わることがあり、悪天候で臨時閉鎖されることもあります。

80元の入場券で入れる範囲

入場券1枚で少林寺の景区全体に入れます。本寺(常住院、Chángzhù Yuàn。僧侶が暮らし、お勤めをする中心の寺院)、塔林、三皇寨、カンフーショー、初祖庵、二祖庵です。登封市政府も同じ80元の料金を掲載していて、三皇寨が含まれることも確認できます。景区の中で追加料金がかかりそうなのは、ロープウェイくらいです。三皇寨へ上る少林ロープウェイは往復約100元です。これは2025年の「景区入場+往復乗車」のセット券180元をもとにした目安なので、料金はロープウェイ乗り場でご確認ください。少室闕(少室阙)は登封の市街地から少林寺へ向かう道沿い、市街地の西約5kmにある漢代の石の門闕で、別の見どころとして50元の入場券が必要です。景区の公式FAQページ(中国語)に入場券の範囲とショーの時間が載っていて、観光客向けの電話窓口は+86 371 6274 5000です。

80元は景区の全エリアが開いているときの料金で、一部が閉鎖されると管理側は料金を下げます。2021年には初祖庵と達磨洞が閉鎖されて通常券が70元になり、2023年に土砂崩れで三皇寨が閉鎖されロープウェイも止まったときも70元でした。チケット窓口で80元より安い料金を言われたら、たいていはどこかが閉まっているということです。ルートを決める前に、どこが閉まっているか聞いてください。

買い方:公式の窓口とパスポート

公式の購入方法は、公式サイトからリンクされている景区のWeChatショップと、WeChat公式アカウント「嵩山旅游」(Sōngshān Lǚyóu、「嵩山旅行」の意味)です。公式アカウントでは「预订中心—门票预订」(予約センター―入場券予約)から実名制で予約し、入場時は身分証明書か注文のQRコードを使います。景区のチケット窓口でも入場券を買えます。

パスポートを持って行き、WeChatの公式アカウントとチケット窓口のどちらでも買えるようにしておいてください。2025年7月、景区は「入場券はすべてオンライン販売に移行し、外国人はオンラインで予約したうえでチケット窓口でパスポートの確認を受ける」という告知を出しましたが、告知は1日もたたずに削除され、その後「既存の販売方法はそのまま維持する」との説明が出ました。実際には、次のように動けば大丈夫です。

  • パスポートを持参します。入場券は実名制で、予約と照合される書類はパスポートです。
  • WeChatの予約でパスポート情報が通れば、そこで予約して入口でQRコードを見せます。
  • 通らなければ、パスポートを持ってチケット窓口へ行きます。普通の平日なら問題なく買えます。中国の祝日は窓口がかなり混むので、早めに着くようにしてください。
  • 買うのは公式の窓口だけにしてください。入口の外で「安いチケット」や「チケット+ガイド」を売り込んでくる人は、公式の販売とは関係ありません。

割引は外国人にも適用される?

河南省政府の英語サイトは2020年に少林寺の割引を掲載していました。6歳以下または身長1.2m未満の子どもと70歳以上は無料、6〜18歳と60〜69歳は半額というものです。外国のパスポートでこの割引が受けられるとは考えないでください。支払いの前に窓口で聞いて確認してください。中国にはこれについての全国共通のルールはなく、景区ごとに決めていて、シニア割引や学生割引を中国国籍の人に限っているところが多くあります。大人なら正規料金で予算を組んでおいてください。

開場時間

鄭州市文化観光局の少林寺紹介ページでは、景区の開場時間は8:00〜17:00です。午後に着く場合は入口で最終入場時刻を確認し、祝日の時間変更がないかも出発前に確認してください。古い英語のページには7:00〜18:00と書かれているものもありますが、現在の中国語の公式情報では8:00〜17:00です。14:00以降に着くと、本寺、ショー1回、塔林を回る時間はありますが、山の上までは行けません。

景区は悪天候で急に閉まることもあります。2025年9月には大雨のため、少林寺と登封市内のほか9か所の景区が急きょ閉鎖され、ロープウェイも数日間メンテナンスで止まりました。夏は前日の夜に「嵩山旅游」のWeChatアカウントを見るか、ホテルに聞いておいてください。中国の祝日、とくに国慶節の大型連休(黄金週)は非常に混みます。日付は黄金週ガイドにまとめています。

カンフーショー

ショーは入場券に含まれていて、追加の支払いは不要です。毎日、演武庁(演武厅、Yǎnwǔ Tīng)で上演されます。景区のFAQでは午前3回・午後3回となっていて、その日の時刻は演武庁に掲示されます。現在の時刻は上の一覧にあります。時刻は変わることがあるので、着いたら掲示板を確認してください。

演武庁へは「演武厅」の案内表示に沿って行きます。ショーは訓練を積んだ武術家による舞台公演で、套路(型)、武器を使った演武、バランスや力の技を見せます。1回の上演は短いので予定に入れやすいのですが、席はすぐに埋まります。見やすい席を取りたいなら15〜20分前には着いてください。団体ツアーが来る午前遅めの回はとくにそうです。多くの人にとっては、午前のショー、本寺、塔林の順に回るのがおすすめです。

A Shaolin kung fu show seen from the audience seats, performers in training clothes doing a staff routine on the stage

景区の中:本寺・塔林・達磨洞・三皇寨

景区は多くの人が思っているより広いです。寺の建物は約2.18平方kmの中心エリアにまとまっていますが、山のエリアは少室山(しょうしつざん)一帯に散らばっています。本寺から見た各見どころの位置を、景区が出しているおおよその距離でまとめました。

見どころ場所向いている人
少林寺本寺(常住院)中心の寺。見学はここから始まりますすべての人
塔林(Tǎlín)本寺の西約300mすべての人。楽に歩けます
初祖庵(Chūzǔ Ān)北西約1km、五乳峰の下の小高い丘の上静かな古い建物が好きな人
達磨洞(达摩洞、Dámó Dòng)北西約2km、五乳峰の高いところ。洞窟の奥行きは約7m体力のある人。急な上りです
二祖庵(Èrzǔ Ān)南西約4km、標高約1,000mの鉢盂峰の上丸1日歩ける人
三皇寨(Sānhuáng Zhài)少室山の西側、標高1,200m山の景色を見たい人。通常はロープウェイで

本寺

見学は本寺から始めます。現役の仏教寺院で、正門から緩やかな坂を上るように、お堂が奥へと一列に並んでいます。入口近くの香炉ごとに立ち止まらず、奥のお堂までまっすぐ進んでください。奥へ行くほど人が少なくなります。僧侶が暮らしている場所なので、お堂の中では声を抑え、祈っている人を撮影しないでください。目安は1時間ほどです。

塔林

本寺の西約300mに塔林があります。高僧の遺骨を納めたレンガや石の供養塔が立ち並ぶ場所です。景区は、現存する中国最大の塔林で、塔の数もほかのどこよりも多いと紹介しています。平坦な道を少し歩くだけで行け、少林寺を訪れた人の多くが印象に残る場所として挙げます。30〜45分を見ておいてください。写真を撮るのにもいちばん良い場所です。登封に泊まっていてバスの時間を気にしなくてよいなら、夕方の光がやわらかく、写真がきれいに撮れます。

The Pagoda Forest at Shaolin: dozens of brick and stone memorial pagodas of different heights among trees, with a few visitors walking between them

初祖庵と達磨洞

初祖庵(「初祖」の庵)は本寺の北西約1km、小高い丘の上にあります。伝承ではこの地で禅宗を開いたとされるインドの僧、達磨を祀っていて、本寺よりずっと静かです。達磨が壁に向かって9年間座禅したと伝わる達磨洞は、そこからさらに1kmほど上、本寺から約2kmの五乳峰の高いところにあります。洞窟までは石段の長い上りです。体力があり、歩きやすい靴をはいていて、少なくとも2時間の余裕があるときだけ行ってください。行く価値は小さな洞窟そのものより、景色と静けさにあります。どちらも過去に閉鎖されたことがあるので、当日開いているかチケット窓口で聞いてください。

二祖庵

二祖庵(「二祖」の庵)は本寺の南西約4km、鉢盂峰の頂上の標高約1,000mにあり、景区でいちばん高い場所にある建物です。ここだけで半日がかりのハイキングになります。短い滞在の人はほとんど行きません。

三皇寨とロープウェイ

三皇寨は景区の中の山岳エリアです。標高約1,200mにあり、断崖沿いの遊歩道から少室山の峰々を遠くまで見渡せます。多くの人は少林ロープウェイで上ります。料金は入場券とは別に往復約100元です(乗り場で料金をご確認ください)。ロープウェイはときどきメンテナンスで止まり、2023年に土砂崩れで三皇寨が閉鎖されたときは運休していました。1日の予定をロープウェイ前提で組む前に、動いているか確認してください。

丸1日あって山が好きなら、行く価値があります。混雑や土産物屋から離れて、静かに山の景色を楽しめます。半日しかない場合や、主な目的が寺とショーの場合は、行かなくてかまいません。ロープウェイ、山上の遊歩道、下りの列を合わせて最低3時間はかかります。三皇寨には登封の市街地から市内バス3番で耿庄(Gěngzhuāng)まで行き、そこからタクシーで行くこともできますが、この行き方はそれだけで1日がかりになるので、寺の見学のついでに行くルートではありません。

A cliff-side walking path at Sanhuangzhai on Mount Shaoshi, with a railing along the rock face and steep peaks across the valley

景区内の移動

入場ゲートから本寺までは、広い舗装道路をかなり歩きます。メインの道路には観光カートが走っていて、料金は別です。乗る前にカート乗り場に掲示されている料金を確認してください。小さな子ども連れの人、足の不自由な人、このあとロープウェイに乗る予定の人には使う価値があります。それ以外なら歩いても楽で、多くの人は歩いて本寺まで行きます。

滞在時間の目安

  • 2〜3時間:本寺、カンフーショー1回、塔林。ほとんどの人はこれで十分です。
  • 4〜5時間:初祖庵を加えるか、昼食をはさんでゆっくり見学します。
  • 丸1日(6時間以上):ロープウェイと三皇寨、または達磨洞への上りを加えます。開場と同時に入るのでなければ、両方は無理です。

押し売り・お線香・寺院のマナー

少林寺は中国でもとくに有名な観光地なので、寺へ向かう道にはよくある売り込みの人たちがいます。危険なものはありませんが、何があるか知っておくと安心です。

  • 高いお線香。見学のためにお線香を買う必要はなく、大きな束が必要になることもありません。河南省政府の観光客向け案内には、仏教の作法に従い、お線香は3本で十分だと書かれています。寺の中でも外でも、「特別な」お線香、祈祷の儀式、占いを勧められ、最後に高額を請求される流れになりそうなら、断って立ち去ってください。お線香を上げたい場合は、当日の寺のスタッフの指示に従ってください。
  • 自称ガイド。駐車場や入口の近くで、ガイドをすると言ってきたり、「安い」チケットを用意すると言ってきたりする人がいます。入場券は公式の窓口か公式WeChatアカウントで買ってください。ガイドを頼みたい場合は、始める前に料金と内容を決めておきます。
  • 武術学校の勧誘。寺へ向かう道沿いには民間の武術学校が並んでいて、練習を見ていかないか、体験クラスに申し込まないかと誘ってくるところもあります。道から見るだけなら無料で、問題ありません。その場で「短期コース」にお金を払うのはやめてください。本格的に習いたい場合は、体験クラスや長期滞在型の学校をまとめた中国のカンフー体験ガイドを読み、事前に手配してください。
  • 閉場時のタクシー。17:00に駐車場で待っている運転手は、こちらにほかの手段があまりないことを知っています。貸し切り車の帰りは事前に予約しておくか、乗る前に料金を決めてください。

寺院のマナーは難しくありません。服装は控えめにします。お堂の中では肩とひざが隠れる服なら安心です。お堂の入口にある木の敷居は踏まずにまたいでください。座るときに仏像へ足の裏を向けない、仏像に触れない、撮影禁止の表示があるお堂の中では撮影しない、の3点を守ってください。僧侶へのあいさつは軽い会釈で十分です。誰かを近くから撮るときは先に声をかけてください。仏教寺院でのマナーは中国の寺院・僧院ガイドでさらに詳しく解説しています。ほかの都市でも出会うお線香や茶館の手口は中国の観光客向け詐欺で取り上げています。

あわせて行く場所:登封のほかの見どころと龍門石窟

少林寺は、より大きな世界遺産の一部です。2010年、ユネスコは「『天地之中』の登封の史跡群」(天地之中、Tiāndì Zhī Zhōng)を登録しました。1世紀から20世紀に建てられた8か所・11の建造物からなり、少林寺の本寺・初祖庵・塔林がその1つ、中岳廟と嵩陽書院がさらに2つです。嵩山全体は少林・中岳・嵩陽の3つの景区として管理されていて、少林以外の2つは登封の市街地とその周辺にあります。

嵩陽書院と中岳廟

  • 嵩陽書院(嵩阳书院、Sōngyáng Shūyuàn)は中国でもとくに古い儒学の書院の1つで、中庭には古いコノテガシワの木があります。入場券は30元、開場時間は8:00〜17:00で、登封の市街地から市内バス2番・6番に乗ると、すぐそばの終点に着きます。近くの見どころとのセット券も売られています。
  • 中岳廟(中岳庙、Zhōngyuè Miào)は太室山のふもとにある大きな道教寺院で、少林寺とはまったく雰囲気が違います。入場券は30元、開場時間は8:00〜17:00ですが、2022年に料金の見直しの公聴会が開かれているので、料金は入口でご確認ください。市内バス2番が中岳廟に停まります。

どちらも1時間ほどで見られます。車があれば、15:00までに少林寺を出ると、帰り道にどちらか1つに寄れます。車がない場合は、登封に1泊するのがいちばん楽です。1日目に少林寺、翌朝に町の見どころを回ります。登封の宿はBooking.comで比べられます。外国人の宿泊を受け入れると確認できたホテルを選んでください。同じような古い建築が見られる場所は、中国の歴史遺産ガイドでほかにも紹介しています。

洛陽の龍門石窟

龍門石窟は洛陽市街のすぐ南、川沿いの崖に彫られた数千の仏教彫刻で、少林寺と組み合わせるのに最適な場所です。入場券は90元で、石窟の公式WeChatアカウントで実名制の予約をします。外国人はパスポートで予約します。石窟には2種類の時間があります。冬季(11月1日〜2月末)はチケット販売が16:30まで、最終入場が17:00、夏季(3月1日〜10月31日)はチケット販売が17:30まで、最終入場が18:00です。高速鉄道の洛陽龍門駅から石窟までは約4kmしかありません。石窟内の回り方は洛陽ガイドで詳しく解説しています。

組み合わせ方の例です。

  • 2日間(おすすめ):1日目は午前に龍門石窟、夜に洛陽の旧市街。2日目は車かツアーで少林寺へ行き、夕方に鄭州へ移動して列車や飛行機に乗るか、洛陽に戻ります。
  • かなり長い1日:車を貸し切った場合だけ可能です。8:00の開場と同時に龍門に入り、11:00までに出発して少林寺へ向かい、午後に本寺、ショー、塔林を見ます。山は省いてください。疲れますし、どちらも駆け足になります。
  • 3日間、ゆっくり:龍門、三皇寨を含めた少林寺、そして鄭州へ向かう前に登封で嵩陽書院と中岳廟を午前中に回ります。

少林寺の歴史

少林寺は北魏時代の495年に創建され、禅宗(中国語では「Chan」。日本の禅と同じ宗派です)の祖庭、また少林カンフー発祥の地として知られています。本寺、初祖庵、塔林は2010年にユネスコ世界遺産の一部になりました。景区は、国の最高ランクである5A級景区に最初に認定された景区の1つです。

よくある質問

少林寺は洛陽にある?それとも鄭州?

鄭州です。寺があるのは鄭州市に属する県級市の登封市で、洛陽ではありません。距離は洛陽のほうが近く約55km、鄭州からは約86kmですが、車での所要時間の差は5分ほどしかありません。洛陽から約1時間18分、鄭州から約1時間23分です。洛陽発として売られているツアーが多いですが、鄭州からでも同じくらい簡単に行けます。

洛陽から日帰りで行ける?

行けます。車で片道約1時間18分です。洛陽からの路線バスは計画が立てにくいので、多くの人はタクシーやドライバーを1日貸し切るか、日帰りツアーに参加します。8:00までに出発し、三皇寨に上るかどうかで現地で3〜6時間を過ごせば、夕方の早い時間には洛陽に戻れます。洛陽から鄭州へ移動する途中に、荷物を車に積んだまま少林寺に寄るのもよい方法です。

カンフーショーは別にチケットが必要?

必要ありません。ショーは80元の景区入場券に含まれています。毎日、午前と午後に数回ずつ演武庁で上演されます。当日の時刻は演武庁の掲示でご確認ください。

少林寺の見学にはどのくらい時間が必要?

本寺、カンフーショー1回、塔林なら2〜3時間です。初祖庵と昼食を加えるなら4〜5時間、三皇寨へのロープウェイや達磨洞への上りもするなら丸1日を見てください。これに加えて、鄭州・洛陽から片道約1時間半の移動時間がかかります。

まとめ

少林寺は鄭州市に属する登封市にあり、鄭州・洛陽のどちらからも道路で約1時間半です。80元の入場券1枚で、全エリアが開いていれば本寺、塔林、カンフーショー、山のエリアまで入れます。ロープウェイは別料金です。パスポートを持参し、公式WeChatアカウントかチケット窓口で入場券を買ってください。鄭州からはミニプログラム「豫州行」で直通バスを予約します。鄭州東駅からは出ないことに注意してください。洛陽からは車を貸し切るか日帰りツアーに参加します。多くの人には、午前のショー、本寺、塔林で半日のちょうどよいプランになります。丸1日あるなら三皇寨を加え、洛陽の龍門石窟と合わせれば2日間の旅になります。

最終更新:2026年10月

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最終確認日: 2026-11-03

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