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中国の歴史遺産・史跡ガイド:どこへ行き、どう予約するか

万里の長城、故宮、兵馬俑、莫高窟など。事前予約が必要な史跡と何日前から予約できるか、チケット料金、滞在時間の目安、史跡同士をつなぐルートをまとめました。

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初めての中国旅行なら、定番は北京と西安の組み合わせです。北京で万里の長城、故宮、天壇を見て、西安で兵馬俑と城壁を見ます。両都市の間は高速鉄道で約4時間です。しっかり準備が必要なのは3か所です。故宮は当日券を販売しておらず、各日のチケットは7日前の北京時間20:00に発売されます。敦煌の莫高窟は30日前から予約できます。敦煌の日程が決まったらすぐに予約してください。兵馬俑はオンライン販売のみで、予約にはパスポート情報が必要です。このほかの史跡の多くはもっと簡単で、万里の長城の八達嶺のように予約がまったく不要な場所もあります。以下では、史跡ごとに「押さえるべき予約の要点」と「必要な滞在時間」を短くまとめ、詳しいガイドへのリンクを付けています。

事前予約が必要な史跡と、何日前から予約できるか

中国の大きな史跡は、今ではほぼすべてが実名制のチケットです。チケットはパスポート番号にひも付けられ、入口では予約に使ったのと同じパスポートを見せます。史跡ごとに違うのは、何日前に発売されるかと、当日でも買えるかどうかです。下の表は、この記事で紹介する史跡を予約の難しい順に並べたものです。

史跡(都市)チケットの発売時期当日券
故宮(北京)7日前の北京時間20:00なし
莫高窟(敦煌)30日前から予約可、予約受付は毎日07:00〜22:00ほぼ期待できません。デジタル展示センター(数字展示中心)の窓口はハイシーズンには売り切れが多いため、オンラインで予約してください
雲岡石窟(大同)15日前から予約可2025年から窓口販売なし
兵馬俑(西安)オンライン販売のみ。1〜3日前に予約、連休の前後はさらに早めに当てにしないでください。1日の上限人数に達すると販売が止まるため、前日までに予約します
西安城壁7日前から予約可、オンライン販売のみ窓口なし。オンラインで購入します
龍門石窟(洛陽)当日を含む7日分、00:10に発売あり(オンライン)
中山陵(南京)無料ですが予約が必要です。公式WeChatアカウントまたは美団(Meituan)で予約します現地に予約用の端末がありますが、外国のパスポートを読み取れない場合があるので、まずオンライン予約を試してください
拙政園・留園・獅子林(蘇州)実名制のチケット。オンラインまたは入口で購入あり(窓口)
天壇(北京)1〜7日前にオンライン予約、または入口の窓口でそのまま購入あり
八達嶺長城(北京)予約不要あり(窓口)
平遥古城町に入るだけならチケット不要あり

チケットを取り損ねやすいのは故宮です。ある日のチケットは、ちょうど7日前の北京時間20:00に発売され、1つのパスポートで1日1枚しか予約できません。春・夏・秋は人気の日がすぐに売り切れることが多いので、発売時刻を自分の国の時間に直してアラームをセットしておきましょう。日本時間では21:00です。外国人旅行者は故宮博物院の英語版チケットサイトで予約でき、パスポートと海外発行のクレジットカードが使えます。

次に注意したいのが莫高窟です。敦煌まで行くだけで大変だからです。莫高窟を見るために飛行機や列車で敦煌へ行くのに、その日が売り切れていたら旅行そのものが無駄になります。先に石窟のチケットを取り、交通手段はそのあとで手配してください。ハイシーズンには、通常の枠が埋まったときに、規模の小さい「応急チケット」が追加で販売されることもあります(詳しくは下の莫高窟の項目で説明します)。

兵馬俑は比較的取りやすいものの、予約はしておきましょう。博物院が受け入れるのは1日最大65,000人で、この人数に達すると販売が止まります。普通の平日ならまず問題になりませんが、10月上旬や学校の長期休暇の時期に、入口で売り切れを知るのは避けたいところです。自分でチケットを買う場合は、公式の販売サイトだけを使ってください。公式の販売サイトへは秦始皇帝陵博物院の参観案内ページからアクセスできます。もう一つの方法は、ツアー会社がチケットを手配してくれるツアーに申し込むことです(下の西安の項目を参照してください)。

初めての中国なら、北京と西安で多くの人が目当てにする3か所を回れます。北京西駅から西安北駅までの最速列車は4時間10分です。午前中に列車で移動して、午後は西安で観光できます。北京に3〜4日、西安に2〜3日を見込んでください。

華北:万里の長城、故宮、天壇、平遥、雲岡

万里の長城(北京近郊)

万里の長城は一か所の観光地ではなく、長く続くいくつもの区間の集まりです。実際に決めるべきなのは、どの区間に行くかです。八達嶺はいちばん行きやすく、予約もいりません。窓口で購入でき、外国人旅行者はパスポートを見せて、海外発行のカードで支払えます。ただし、いちばん混雑する区間でもあります。初めてなら慕田峪のほうがたいてい良い選択で、司馬台や金山嶺はもっと歩きたい人に向いています。どの区間でも、北京から丸1日を見込んでください。各区間の比較、チケット、ロープウェイ、行き方は万里の長城ガイドにまとめています。

故宮(故宫、北京)

故宮は明と清の皇帝が暮らした宮殿で、皇帝が国を治めていた時代の中国の仕組みを知るには、今でもいちばんの場所です。チケットは4月〜10月が60元、11月〜3月が40元です。最終入場はハイシーズンが16:00、オフシーズンが15:30で、月曜日は休館です(祝日に当たる月曜日を除きます)。入場は全員が南側の午門(午门、Wǔmén)からで、出口は北側の神武門(神武门、Shénwǔmén)か東華門(东华门、Dōnghuámén)です。所要時間は3〜4時間を見てください。宮殿内の回り方や、天安門広場・景山公園との組み合わせ方は故宮ガイドをお読みください。

天壇(天坛、北京)

天壇は、皇帝が豊作を祈った場所です。青い屋根の円い建物、祈年殿は中国で最もよく知られた建築の一つです。周りの公園では、早朝に地元の人たちが太極拳をしたり、歌ったり踊ったりしています。チケットは入口の窓口で買ってください(オンライン予約にはふつう中国本土の携帯電話番号が必要です)。おすすめは共通券で、公園に加えて祈年殿・回音壁・圜丘壇に入れます。料金は4月〜10月が34元、11月〜3月が28元です。60歳以上の外国人旅行者は、パスポートを見せれば無料で入場できます。公園の門はハイシーズンが6:00、オフシーズンが6:30に開きます。建物の中は8:00開館で、月曜日は閉まります(公園自体は開いています)。朝早めに行き、2〜3時間を見込んでください。旅程への組み込み方は北京ガイドを参照してください。

平遥古城(山西省)

平遥は今も人が暮らす城壁の町で、四合院の住宅、昔の銀行(票号)の建物、町を一周する城壁が残っています。城壁の中に入って歩いたり、食事をしたり、泊まったりするだけならチケットは不要です。共通券が必要なのは有料の見どころに入るときだけです。料金は125元で、城壁や日昇昌票号を含む22か所に入れ、有効期間は3日間です。1泊して、できれば四合院の宿に泊まると、日帰り客が帰ったあとの夜の町を歩けます。宿の選び方や、城壁の外にある2つの寺については平遥ガイドで紹介しています。

雲岡石窟(云冈石窟、大同)

雲岡は、大同が北魏の都だった時代に崖を掘って造られた仏教石窟群です。主要な石窟が45、彫られた像は59,000体以上あります。ここの巨大な坐像は、中国に残る大型の石彫の中でも特に古いものです。チケットは4月〜10月が120元、11月〜3月が100元です。チケットはすべてオンラインの実名制販売で、15日前から予約でき、現地の窓口は2025年に廃止されました。当日券は販売されないので、少なくとも前日までに予約してください。外国人旅行者向けに英語のオンライン予約があります。大同南駅から石窟まで直通のシャトルバスがあり、料金は10元です(チケットはWeChatで販売されているので、乗り場で聞いてください)。所要時間は2〜3時間です。懸空寺や旧市街も含めた案内は大同ガイドにあります。

西安・洛陽・敦煌

兵馬俑(兵马俑、西安)

中国最初の皇帝・始皇帝を守るために、等身大の土の兵士が何千体も埋められました。1号坑を見下ろす瞬間は、多くの人にとって中国旅行のハイライトになります。公式名称は秦始皇帝陵博物院です。チケットは通年120元で、麗山園(始皇帝の陵墓の公園)にも入れます。両者の間は無料のシャトルで移動できます。有名な銅車馬は坑のエリアではなく麗山園にあるので、見逃さないでください。外国人旅行者はパスポート情報で予約し、入口でパスポートの原本を見せます。最終入場は3月16日〜11月15日が17:00、11月16日〜3月15日が16:30で、定休日はありません。公共交通で行く場合は、地下鉄9号線で華清池駅へ行き、C出口から路線バス(613番または602番)に少し乗ります。移動を含めて半日を見込んでください。

坑の見学は、解説してくれる人がいるとずっと分かりやすくなります。地下鉄とバスの乗り継ぎや予約を自分でするのが面倒なら、ホテル送迎付きの兵馬俑ガイドツアーを使う方法もあります。入場チケットはツアー会社が代わりに予約してくれます。こうしたツアーはKlookに掲載されています。支払いの前に、入場チケットと麗山園がツアーに含まれているかをご確認ください。華清宮も同じ道沿いにあり、華清宮や郊外の皇帝陵については西安からの日帰り旅行ガイドで紹介しています。

Rows of life-size terracotta warriors standing in the earthen corridors of Pit 1 at the Terracotta Army museum in Xi'an

西安城壁(西安城墙)

西安には明代の城壁が一周まるごと残っており、全長は13.74kmです。いちばんのおすすめは、城壁の上を自転車で走ることです。チケットは54元で、販売は公式ミニプログラム「西安城墙景区」(Xi'an City Wall Scenic Area)か、認可された大手旅行プラットフォームのみです。7日前から予約でき、現地に窓口はありません。チケットは実名制なので、支払いの前に、使う予約先がパスポートに対応しているかを確認してください。自転車は城壁の上で借りられ、料金は約45元、別に保証金が100元かかります。一周するのに2時間はかかりません。南門(永寧門)の入口は8:00〜22:00に開いているので、夕方に走り始めて、ライトアップされた城壁を走るのもおすすめです。城壁、回民街、博物館を2〜3日の予定にまとめる方法は西安ガイドで紹介しています。

龍門石窟(龙门石窟、洛陽)

龍門は、伊河の両岸に約1km続く石灰岩の崖で、石窟や仏龕が2,300以上、彫られた像は10万体以上あります。いちばんの見どころは奉先寺洞の像群で、本尊の仏像は高さ17.14mです。チケットは90元で、西山石窟・東山石窟・香山寺・白居易の墓所(白園)に入れます。予約は毎日00:10に、当日を含む7日分が受付開始となります。外国人旅行者は公式WeChatアカウントからパスポートで予約します。チケットの販売終了は、3月〜10月が17:30、11月1日〜2月末が16:30です。高速鉄道の洛陽龍門駅から石窟までは車で約10分です。所要時間は2〜3時間です。白馬寺や少林寺も含めた案内は洛陽ガイドにあります。

The Fengxian Temple group at the Longmen Grottoes, with a large seated Buddha and attendant figures carved into a limestone cliff

莫高窟(敦煌)

莫高窟は、砂漠の崖に掘られた石窟に、約千年分の仏教壁画と塑像が残る場所です。敦煌を訪れる人の多くは、莫高窟を見るために来ています。見学はガイド付きです。通常のチケットでは、まずデジタル展示センターで短い映像を2本見て、シャトルで崖へ移動し、ガイドと一緒に8つの石窟を見て回ります。外国人旅行者は外国語を話すガイドが付く外賓チケットを選べます。料金はハイシーズン258元、オフシーズン160元です。オフシーズンは12月1日〜3月31日です。予約は公式のWeChatサービスアカウント「莫高窟参观预约网」(Mogao Grottoes Reservation)からのみで、パスポートで予約する人はメニューの「Ticket Booking」を選びます。通常の枠が埋まった場合の応急チケット(石窟4つ、映像なし)はハイシーズンのみの販売で、料金は100元です。予約した時間枠の30分前には着くようにしてください。パスポートで予約した人は、入場前にデジタル展示センターの窓口で紙のチケットを受け取る必要があります。石窟の中は撮影禁止です。所要時間は半日ほどです。石窟、砂丘、現地での移動については敦煌・シルクロードガイドで詳しく紹介しています。公式のお知らせは敦煌研究院の公式サイトに掲載されています。

江南と南部:蘇州・南京・鳳凰

蘇州の古典園林(苏州园林)

蘇州の園林は、学者や役人が造った塀に囲まれた小さな庭園です。岩、池、東屋、窓が配置されていて、数歩進むごとに窓や門で切り取られた新しい景色が見えます。まずいちばん大きい拙政園に行き、次に留園を加えるのがおすすめです。拙政園のチケットは4月・5月・7月〜10月が80元、それ以外の月が70元です。留園は同じ時期区分で55元または45元です。蘇州の園林のうち、今も実名制のチケットを使っているのはこの2つと獅子林だけです。外国人旅行者はパスポートで購入でき、オンラインでも当日の入口でも買えます。Trip.comの海外版アプリからも予約できます。春と秋の週末は、前日にオンラインで買っておきましょう。大きい園林は約2時間、小さい園林はそれぞれ1時間ほどを見込んでください。蘇州は上海から日帰りできますが、1泊するとゆっくり回れます。どの園林を選ぶかは蘇州ガイドを参考にしてください。

A pond in the Humble Administrator's Garden in Suzhou with a white-walled pavilion, rock garden and willow trees reflected in the water

南京:明代の城壁と中山陵

南京はいくつもの王朝で都となり、20世紀初めにも首都になった都市です。近代中国の建国者である孫文の陵墓、中山陵は無料ですが予約が必要です。上部のエリアは月曜日に閉まります(祝日を除きます)。予約はWeChatアカウント「南京钟山风景区」(Nanjing Zhongshan Scenic Area)か美団(Meituan)アプリで行います。現地にも予約用の端末がありますが、外国のパスポートを読み取れない場合があるので、まずオンライン予約を試してください。石段は392段あります。同じ森の中の鍾山風景区にある明孝陵は、明の初代皇帝の陵墓でユネスコ世界遺産です。入口で買うチケットは70元です。明代の城壁は1366年に築かれ始め、今も約25kmが残っています。巨大な城門である中華門の周辺区間は、昼間のチケットが50元です。南京には2日を見込んでください。これらに加えて南京博物院や記念館も紹介した南京ガイドもあります。

鳳凰古城(凤凰古城、湖南省)

鳳凰は湖南省西部の川沿いの町で、高床式の家(吊脚楼)、石畳の道、古い城門が残っています。川岸がライトアップされる夜がいちばんきれいです。2016年から町そのものへの入場料はなく、個別の見どころにだけ料金がかかります。8か所の見どころと沱江の舟下りがセットになった共通券は128元です。高速鉄道の鳳凰古城駅は町から約10km離れています。団体の日帰り客が帰ったあとの町を見るために、1泊するのがおすすめです。詳しくは鳳凰古城ガイドをご覧ください。

史跡をつないでルートにする方法

中国の史跡は、高速鉄道の路線に沿ってうまく並んでいます。このページの史跡のほとんどは、次の3つのルートで回れます。

北京〜西安(必要に応じて大同・平遥・洛陽を追加)。初めての旅行の基本ルートです。北京から西安へ直行してもよいですし、山西省を経由する遠回りのルートもあります。清河駅または北京北駅から大同南駅までは最速の列車で約1時間45分、大同南駅から平遥古城駅までは約2時間30分、平遥古城駅から西安北駅までは2時間30分〜3時間です。これで3日ほど追加すれば、雲岡と平遥を回れます。洛陽は西安から簡単に足せます。洛陽龍門駅までの最速列車は1時間15分なので、龍門は長めの日帰りか1泊で回れます。切符は洛陽駅ではなく洛陽龍門駅までで買ってください。高速鉄道のG列車が止まるのは龍門駅で、洛陽駅に発着するのは主に在来線の列車です。1日ごとの行程は山西ルートで紹介しています。

西安〜敦煌(シルクロード沿い)。西安北駅と敦煌を直通で結ぶ昼間の列車は1本だけで、所要時間は11時間近くかかります。そのため、多くの人は蘭州・張掖・嘉峪関で途中下車しながら進むか、飛行機を使います。このルートには1週間を見込んでください。7日間と10日間のプランは西安から敦煌へのシルクロードルートにまとめています。

上海〜蘇州〜南京。いちばん簡単なルートです。上海虹橋駅から蘇州北駅までは最速の列車で約21分、上海虹橋駅から南京南駅までは最速の列車で約1時間です。3〜4日あれば、蘇州の園林と南京の城壁・陵墓を回れます。北京・西安・上海をすべて回る場合は、北京・西安・上海の定番ルートで3都市をまとめて紹介しています。これらの列車はTrip.comで、パスポート情報を使って英語で予約できます。

出発前に:パスポート、割引、休館日

パスポートの原本を毎日持ち歩いてください。実名制のチケットは、予約に使った身分証と照合されます。故宮と兵馬俑ではどちらも入口でパスポートの原本を確認します。スマートフォンに保存した写真では通りません。すべてのチケットは、当日持ち歩くのと同じパスポートで予約してください。

シニア割引や学生割引は当てにしないでください。シニア・子ども・学生向けの割引は史跡ごとに決められていて、中国国籍の人に限られているものが多くあります。兵馬俑では、60歳以上を含めて外国人の大人は全額の120元を払います。龍門では、60歳以上の外国人旅行者や外国の学生証を持つ人も全額の90元です。うれしい例外が天壇で、60歳以上の外国人旅行者は無料で入場できます。

入場料の割引と無料の博物館:外国人旅行者は対象?
高齢者割引の法律上の規定中国の老年人権益保障法(2018年改正)第59条は、博物館・記念館・公園・観光地などに、高齢者の入場を無料または割引にするよう定めています。無料か割引か、何歳からかは地域や施設ごとに決まり、ふつうは60歳です。地方の通知が年齢の証明として挙げているのは、居民身分証・戸籍簿・社会保障カードといった中国の証明書です。法律は外国人旅行者が対象かどうかを定めていません
外国人旅行者外国人旅行者にシニア・学生・子どもの割引を認める全国共通のルールはありません。各観光地が決めており、多くは中国国民に限っています
中国国民のみ(例)兵馬俑:65歳以上と16歳未満の無料は中国籍のみ。成都の武侯祠:60歳以上の無料は中国本土・香港・マカオ・台湾の住民と外国人永住者のみ。西安の大唐芙蓉園:高齢者の無料は居民身分証の提示が条件
外国人も対象(例)武侯祠:7歳以上18歳未満の半額は外国籍の子どもも対象。華清宮:中国の学校に在籍する留学生は半額
無料の博物館2008年から、文化・文化財部門が管理する公立の博物館と記念館は入場無料です。例外は、歴史的建造物や遺跡にある博物館(故宮や兵馬俑など)と有料の特別展。無料の館も、多くは実名予約か入口でのパスポート提示が必要です
入場料の値上げ観光法(2018年改正)第44条により、観光地が入場料を値上げするときは6か月前に告知しなければなりません。祝日の直前に急に上がることはありません。入場料と別料金の項目は目立つ場所に掲示する義務があり、共通券は個別券の合計より高くできず、個別券だけを買うこともできます。主要な見学スポットが閉鎖されたときは料金を下げなければなりません
割引の対象は各観光地が決めており、変わることもあります。出かける前に公式サイトのチケット案内を確認してください。

史跡ごとの休館日を確認してください。中国の史跡がすべて月曜日に休むという決まりはありません。故宮は月曜日が休館ですが、祝日に当たる月曜日は開いています(ただし旧暦の大晦日は休館です)。天壇は月曜日に建物の中が閉まりますが、公園は開いています。中山陵は月曜日に上部のエリアが閉まります。兵馬俑には定休日がなく、莫高窟は通年で開いています。北京では、月曜日を長城の日にすると予定がうまく組めます。

ガイドについて。莫高窟ではどの見学にもガイドが付き、外賓チケットなら外国語を話すガイドが付きます。兵馬俑では、公式ガイドを電話(+86 29 8139 9047)で予約できます。そのほかの史跡は、音声ガイドか、しっかりしたガイドブックの解説があればたいてい十分です。博物館を旅の中心にするなら、中国のおすすめ博物館ガイドで博物館の予約の仕組みを説明しています。寺院や僧院については宗教施設ガイドをご覧ください。

中国の大型連休は避けましょう。国慶節の大型連休(黄金週)は通常10月1日から7日間、春節(旧正月)の連休は旧暦の大晦日から約8日間、労働節の大型連休(黄金週)は5日間です。この期間は、有名な史跡のチケットが早く売り切れ、列車も満席になります。旅行の日程が重なる場合は黄金週を乗り切るためのガイドを読み、発売が始まったらすぐにすべて予約してください。

よくある質問

中国の史跡で、事前予約が必要なのはどこですか?

いちばん厳しいのは故宮です。チケットは訪問日の7日前、北京時間20:00に発売され、当日券は販売されません。莫高窟は30日前から予約でき、最初に予約すべき場所です。雲岡石窟はオンライン販売のみで、15日前から予約できます。兵馬俑と西安城壁もオンライン販売のみです。連休以外なら1〜2日前の予約でたいてい足りますが、ハイシーズンはもっと早めに予約してください。万里の長城の八達嶺は予約不要です。

外国人旅行者でも、中国の史跡でシニア割引や学生割引を受けられますか?

受けられる場合もありますが、受けられないことが多いです。ルールは史跡ごとに決められていて、多くの割引は中国国籍の人に限られています。兵馬俑と龍門では、外国人のシニアや学生も全額を払います。天壇では、60歳以上の外国人旅行者はパスポートを見せれば無料で入れます。予算は全額で考えておき、割引はあればうれしいおまけと考えてください。

初めて中国の史跡を巡る場合、ルートはどう組めばよいですか?

まず北京に3〜4日、西安に2〜3日をとり、その間を約4時間の高速鉄道で移動します。時間に余裕があれば、その間に山西省(大同と平遥)を入れるか、西安のあとに洛陽を加えます。最後は上海に行き、蘇州か南京で1〜2日過ごします。敦煌と莫高窟は、別にシルクロードの旅として1週間かける価値があります。すぐに使えるプランは定番ルートガイドにあります。

まとめ

故宮は7日前の北京時間20:00に、莫高窟は敦煌の日程が決まったらすぐに、兵馬俑は西安に着く前にオンラインで予約してください。このリストのほかの史跡は、数日前か当日に手配すれば間に合います。パスポートの原本を持ち歩き、料金は全額を払うつもりでいて、月曜日が休みだと思い込まずに史跡ごとの休館日を確認してください。初めての旅行なら、北京と西安で約1週間あれば、万里の長城、故宮、兵馬俑を回れます。次の旅行では、山西省、洛陽、シルクロード、江南のどれかを選びましょう。各地の詳しい情報は、それぞれの都市ガイドや史跡ガイドをご覧ください。

最終更新:2026年10月

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最終確認日: 2026-10-30

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