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中国の超高層ビルと展望台完全ガイド|上海・深圳・北京・広州のスカイラインを制覇

上海の夜景から世界第2位の高さを誇る超高層ビルまで、中国を代表する近代建築と展望台を徹底解説。チケット料金・アクセス方法・ベストな訪問タイミングをまとめた日本人向け完全ガイドです。

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中国は今、世界で最も高く、最も速く建て続けている国です。世界の高さランキングトップ100に入るビルのうち、半数以上が中国に存在します。上海・深圳・北京のスカイラインは、25年前にはほとんど存在しなかったもの。万里の長城や故宮(紫禁城)ばかりに注目しがちですが、この「現代の中国」を象徴する近代建築も、ぜひ旅のスケジュールに加えてほしいおすすめスポットです。

このガイドでは、日本人旅行者に特に人気の高い都市ごとに、訪れる価値のある超高層ビル・タワー・展望台を厳選してご紹介します。チケット料金の目安、混雑を避けるコツ、展望台から何が見えるかも詳しくお伝えします。

Shanghai skyline at dusk showing Shanghai Tower, World Financial Center and Jin Mao Tower over the Huangpu River

上海:世界が憧れるスカイライン

近代建築を目的に中国を訪れるなら、まず上海から始めることをおすすめします。浦東新区にある陸家嘴(Lùjiāzuǐ)金融地区には、中国を代表する超高層ビルが3棟密集しており、黄浦川対岸の外灘(バンド)から一望できます。川に映えるネオン輝くビル群の夜景写真は外灘のプロムナードから撮影でき、しかも無料です。

上海タワー(上海中心大厦)

高さ632メートルの上海タワーは、中国一の高さを誇り、世界第2位の超高層ビルです。らせん状にねじれた独特のフォルムは見た目だけでなく、強風による負荷を軽減する機能も果たしています。

  • 展望台:118階・高さ546メートル
  • エレベーター:世界最速クラス(1分以内で到達)
  • チケット料金:約180人民元(RMB)
  • ベスト訪問時間:夕方(日没前後)がおすすめ。昼の景色と夜景の両方が楽しめます

※晴れた日は市内全域と黄浦川の蛇行が見渡せます。霞がかった日(特に冬)は周辺のビルしか見えないこともあるため、訪問前に天気予報を確認してください。

上海ワールドフィナンシャルセンター(環球金融中心)

頂部に四角い開口部があるフラットトップのビルで、地元では「栓抜き」と呼ばれ親しまれています。100階の展望台にはガラス張りの床が設けられており、真下を見下ろすスリル満点のスカイウォークが体験できます。

  • 展望台:100階・高さ474メートル
  • チケット料金:約120〜180人民元(RMB)
  • 見どころ:ガラス床のスカイウォークは必見。高所恐怖症の方は要注意

金茂タワー(金茂大厦)

3棟の中で最も古く(高さ421メートル)、中国の伝統的な塔(パゴダ)をモチーフにした階段状のデザインが特徴的です。1990年代建設とは思えないほど時代に色あせないデザインで、上層階にはグランド・ハイアット上海が入っています。ホテル内の33層吹き抜けアトリウムは世界最大級の高さを誇ります。

  • 展望台:88階(または高層階のホテルバーでカクテル1杯から利用可能)
  • 穴場情報:展望台チケットを買わずに、ホテルのスカイバーで飲み物を注文して景色を楽しむ方法もあります
💡 日本人旅行者へのアドバイス:3棟すべての展望台に上る必要はありません。1つを選んで(高さ重視なら上海タワー、スリル体験ならワールドフィナンシャルセンター)、他は外灘やルーフトップバーから眺める方が効率的です。スカイラインの全体像は「外から見る」方が圧倒的に美しいです。

連休や週末は展望台の入場待ちが長くなります。事前にKlookで時間指定チケットを予約しておくと、行列をスキップできて安心です。

View from the Shanghai Tower observation deck looking down over the city and the Huangpu River bend

深圳(シェンジェン):中国最先端の未来都市

深圳は約40年前まで小さな漁村でした。それが今や人口1,700万人の大都市に成長した、まさに「奇跡の都市」です。街全体がほぼ新しく、スカイラインそのものが中国の急成長を体現しています。

平安国際金融センター(Ping An Finance Center)

高さ599メートルで、中国第2位の超高層ビルです。

  • 展望台:116階「空中観景廊(Free Sky)」・高さ562メートル
  • チケット料金:約200人民元(RMB)
  • 天気が良ければ:香港方面まで見渡せる絶景が広がります

深圳は「世界のハードウェアの都」とも呼ばれ、電子機器・テック関連の街歩きも楽しめます。福田区や南山区はガラス張りの高層ビルが立ち並び、夜はビル全体が連動するライトアップショーも必見です。

香港から中国本土への入国時に深圳を経由するルートもポピュラーです。福田口岸(国境)から地下鉄で直結しているため、香港旅行のついでに立ち寄るのもおすすめです。

北京:歴史の街に現れた現代建築

北京といえば歴史遺産のイメージが強いですが、特に2008年の北京オリンピックを機に建てられたモダンな建築物も見どころの一つです。

CCTV本社ビル(中央電視台総部大楼)

2つの傾いたタワーが上下でつながりループ状になったユニークな形状のビルで、建築の教科書にも載るほど有名な現代建築です。地元では「大裤衩(ダー・クーチャ=大きなズボン)」という愛称で親しまれています。内部への観光客入場はできませんが、国貿(グォマオ)ビジネス地区を歩いているとその存在感に圧倒されます。特に夜間のライトアップは見応えがあります。

鳥の巣(国家体育場)&ウォーターキューブ(国家水泳センター)

2008年北京オリンピックのメインスタジアム「鳥の巣」と「ウォーターキューブ」は、オリンピック公園内に隣接して建っています。複雑に絡み合う鉄骨構造の鳥の巣と、気泡状のパネルが特徴的なウォーターキューブは、夜のライトアップがとくに美しいです。

  • 鳥の巣:内部見学チケット販売あり
  • ウォーターキューブ:現在は一部がウォーターパークとして営業中
  • 冬季オリンピックでも再び使用され、注目を集めました

北京大興国際空港

北京第2の空港(空港コード:PKX)に到着・出発する方は、空港ターミナルそのものがランドマーク建築です。建築家ザハ・ハディッドの事務所が設計したヒトデ型の建物で、中央の巨大な採光ホールは壮観。「見るために早めに行く」人も多いほど。

Beijing's Bird's Nest National Stadium and Water Cube lit up at night in the Olympic Park

広州:くびれたタワーが目印

広州(カントン)のシンボルといえば、広州塔(キャントン・タワー)です。高さ600メートルのテレビ・展望タワーで、中央がほっそりとねじれた形から地元では「小蛮腰(シャオ・マン・ヤオ=細いウエスト)」と呼ばれています。

中国の展望タワーの中でもアトラクションの充実度はトップクラスです。

  • 屋外展望デッキ
  • スカイドロップライド(高所から落下する体験型アトラクション)
  • タワー外壁を回転するバブルポッド(球形ゴンドラ)

チケット料金は選ぶ高さやアトラクションによって異なり、基本の展望入場は約150人民元(RMB)から。スリル系アトラクションは別料金が加算されます。

対岸の珠江新城(ズージャン・ニュータウン)も夜間のライトアップが美しく、珠江クルーズとセットで楽しむのがおすすめです。

その他の注目近代建築スポット

建物名都市特徴
武漢緑地センター武漢高さ475メートル。長江沿いに建つ中部中国の超高層ビル
ラッフルズシティ重慶重慶複数のタワーを「クリスタル」と呼ばれる空中スカイブリッジで接続。山と川に囲まれた絶景ロケーション
紫峰大廈(ズーフォン・タワー)南京高さ450メートル。東中国有数の超高層ビル
天津117大厦天津海河沿岸の欧風建築と近代ビルが混在する独特の景観
⚠️ 注意:大気汚染・霞に要注意
北部の都市(北京・天津など)では特に冬季、PM2.5などによる大気汚染で展望台からの眺めがほぼゼロになることがあります。チケットを購入する前に天気予報とAQI(大気質指数)を必ず確認してください。視界不良でも多くの展望台では返金対応をしていません。

展望台訪問を成功させるための計画術

ベストな訪問時間帯

最も人気なのは「ブルーアワー」と呼ばれる日没前後の1時間。昼間の景色・夕焼け・夜景をまとめて楽しめますが、その分混雑しやすいです。

  • 混雑を避けたい方:平日の午前中が最もすいています
  • 夜景メイン:美しいですが昼間の地形・景観は見えにくくなります
  • バランス重視:夕方16〜18時頃が、日没前後の景色と夜景の両方を楽しめるおすすめ時間帯

チケット購入と混雑対策

ほとんどの展望台はオンライン事前予約が可能です。中国の連休(特に10月の国慶節(ゴールデンウィーク)や春節期間)は国内旅行者が大勢訪れるため、必ず事前予約をしてください。

※チケット購入時にパスポート番号の入力が必要な場合があります。パスポートを手元に用意してください。

主要展望台スペック・料金一覧

施設名都市建物高さ展望台の高さチケット目安
上海タワー(上海中心大厦)上海632m546m(118階)約180人民元(RMB)
上海ワールドフィナンシャルセンター上海492m474m(100階)約120〜180人民元(RMB)
平安国際金融センター深圳599m562m(116階)約200人民元(RMB)
広州塔(キャントン・タワー)広州600m約450m約150人民元(RMB)〜

※料金はパッケージや時期によって変動します。訪問前に公式サイトで最新情報を確認してください。

アクセス方法(地下鉄が便利)

ご紹介したランドマークはすべて地下鉄でアクセスできます。

  • 上海・陸家嘴:地下鉄「陸家嘴駅」が3棟タワーの真下
  • 深圳・平安センター:「石厦駅」または「福田駅」が最寄り
  • 広州・広州塔:「広州塔駅」が直結

各都市の地下鉄路線図やルート検索・日程プランニングにはWaysChina アプリのオフライン地下鉄マップ&トリッププランナー機能が便利です。

まとめ:どの都市から始めればいい?

限られた旅行日程の中で効率よく回るなら、上海から始めるのがベストです。陸家嘴の3棟タワー、外灘からの眺め、地下鉄の便利さが揃っており、近代建築の「入門都市」として最適です。

  • 香港経由で中国入りする方:深圳を追加(国境越えが便利)
  • ユニークな体験を求める方:広州の広州塔(アトラクション充実)
  • 歴史遺産と合わせて楽しみたい方:北京(故宮・万里の長城との組み合わせ)

各都市で展望台をすべて制覇しようとする必要はありません。1都市につき1か所の展望台に絞り、チケット購入前は必ず空気質(AQI)を確認。夕方〜日没時間帯を狙えば昼景と夜景の両方が楽しめます。

中国の近代建築は、万里の長城や兵馬俑に代表される「3,000年の歴史」だけでなく、「これからの30年」に向かって走り続ける中国の今を体感させてくれます。ぜひ旅のプランに加えてみてください。

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最終更新日:2026年6月

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