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春は中国旅行にとても向いた季節です。ただし、3月・4月・5月では旅の中身がかなり変わります。3月の北部はまだ寒い一方、南部と中部ではもう花が咲き始めています。雲南省や江西省の菜の花畑、武漢の早咲きの桜がこの時期です。4月は国内の大部分で一番過ごしやすく、花も一番多い月ですが、北部では砂塵(黄砂)が最も多い月でもあります。5月はどこも暖かくなりますが、月初めに年間でも特に混雑する労働節の大型連休(黄金週)があり、華南では雨が大きく増えます。2027年の清明節は4月5日(月)、労働節は5月1日(土)です。この2つの日付を念頭に置いて計画すれば、春の中国はとても旅しやすいです。

春の中国旅行はおすすめ?3月・4月・5月の違い
初めての中国旅行なら、春はよい選択です。定番の都市は気候が穏やかで、郊外は緑が濃くなり、花に合わせて旅程を組むこともできます。注意したいのは、月ごと、そして北と南で状況が大きく違うことです。どの月に行くかで、回りやすい地域が変わります。
3月:南は花の季節、北はまだ冬の名残
北京の3月の平均気温は7.5℃しかなく、北部はまだ冬の終わりのような寒さです。特に朝は冷えます。南へ行くと季節はもう違います。雲南省の羅平(罗平)の菜の花畑は例年2月から3月末が見ごろで、江西省・婺源の棚田の菜の花は3月から4月に咲き、武漢の桜の季節は3月上旬に始まります。華南の沿岸部では、2月と3月は「回南天(ホイナンティエン、huí nán tiān)」の時期でもあります。暖かく湿った空気が冷えた壁や床に触れて結露し、室内のあらゆるものが湿ってしまう現象です。
3月上旬は、春節(旧正月)の帰省・旅行ラッシュ(春運)の終わりと重なることがあります。ここ2年の春運は、春節の約2週間前から始まって40日間続きました。2027年の春節は2月6日なので、2027年の春運はおそらく2月下旬か3月上旬に終わります。正式な期間は毎年冬に発表されるので、公式発表をご確認ください。2月に出発する方は冬の中国旅行ガイドもあわせてお読みください。
4月:一番過ごしやすく、花も一番多い月
4月は、中国の大部分が同時に快適になる月です。平均気温は北京で約15℃、上海で約16℃、杭州と昆明で17〜18℃です。北京では遅咲きの桜が4月中旬まで見られ、洛陽の牡丹祭りは2026年には4月いっぱい開かれました。
4月の計画で考えておきたいことは3つです。月初めの清明節の連休、北部の砂塵(4月が最も多い月です)、そして華南の最初の雨季の始まりです。この雨季は平均で4月9日に始まります。
5月:どこも暖かいが、月初めは混雑
5月になると北部もしっかり暖かくなり、北京の平均気温は21℃です。南部の広州は5月の平均気温が26℃、5月の雨量は約330mmで、3月の3倍以上になります。5月初めには労働節の大型連休(通常は最初の5日間)があり、数億人の中国の人が一斉に旅行します(詳しくは後述)。それが終わると5月の残りはまた落ち着きます。乾燥して暖かい北京・西安・シルクロード方面を回るのに向いた時期です。
| 月 | 天気 | 花とイベント | 混雑 |
|---|---|---|---|
| 3月 | 北部は寒い。南部・中部は穏やかで湿っぽい | 羅平と婺源の菜の花、武漢・無錫・北京(3月下旬)の桜、杭州のチューリップ(3月上旬から) | ふつう。有名な花の名所は週末に混む |
| 4月 | 大部分で穏やか。北部は砂塵のピーク。華南で雨季が始まる | 遅咲きの桜、杭州のチューリップ(4月中旬まで)、洛陽の牡丹、西双版納の潑水節(4月13〜15日) | ふつう。清明節の連休中は急に混む |
| 5月 | どこも暖かい。南部は雨が多く蒸し暑い | 緑の濃い田園、お茶の季節 | 労働節の連休中(通常5月の最初の5日間)は非常に混む。その後は空く |
春とほかの季節の比較は、中国旅行のベストシーズンをご覧ください。
地域別・春の天気
下の表は、旅行者がよく訪れる都市の長期的な月平均値です。平均気温は昼と夜をならした数字なので、午後はこれより暖かく、早朝はこれより寒くなります。気温は1991〜2020年の平年値です。雨量は3月・4月・5月それぞれの月間平均雨量で、杭州と桂林は1981〜2010年の旧統計の値です。
| 都市 | 3月 | 4月 | 5月 | 雨量(3月/4月/5月) |
|---|---|---|---|---|
| 北京 | 7.5℃ | 15.1℃ | 21.3℃ | 9/22/37mm |
| 西安 | 9.4℃ | 15.9℃ | 20.9℃ | 27/37/50mm |
| 上海 | 10.3℃ | 15.7℃ | 20.9℃ | 81/77/91mm |
| 杭州 | 11.6℃ | 17.4℃ | 22.4℃ | 144/123/128mm |
| 武漢 | 11.6℃ | 17.9℃ | 22.7℃ | 91/137/166mm |
| 成都 | 12.6℃ | 17.6℃ | 21.4℃ | 22/41/89mm |
| 桂林 | 14.3℃ | 20.0℃ | 24.1℃ | 137/218/325mm |
| 昆明 | 14.9℃ | 17.8℃ | 19.7℃ | 20/27/73mm |
| 広州 | 18.3℃ | 22.5℃ | 26.0℃ | 96/193/330mm |
全季節の月別データは地域別の天気ガイドにまとめています。ここからは、この数字が現地で実際にどういう感じなのかを説明します。
北部:北京・西安
春の北部は乾燥していて、夏まで雨はほとんど降りません。気温は一気に上がり、北京の平均気温は3月から5月までに約14℃上がります。昼は暖かくても夜は冷えたままのことがあるので、特に3月は重ね着で調整してください。
北部の春の悩みは砂塵です。中国の砂塵天気の70%以上は春に起き、最も多いのが4月、次いで3月と5月です。平年の春には、中国北部で砂塵の発生が約12.5回、砂塵日数が約6.3日あります。実際には、3か月の間に空がかすんで黄色っぽくなる日が何日かある程度で、旅行全体が台無しになるわけではありません。北京ではほかに、ポプラや柳の綿毛(杨柳飞絮、yángliǔ fēixù)が街中を舞います。例年4月上旬から5月下旬までで、ひとつの地区では約20日間続き、10時から16時の間が最もひどくなります。
中部・東部:上海・杭州・蘇州・武漢・長沙
庭園、湖、茶畑の丘が広がる、春らしい風景の中心地域です。そして雨が多めです。杭州は春の各月とも平均雨量が100mmを大きく超えますが、多くは嵐ではなく、霧雨やどんよりした曇りの日という形です。武漢では3月と4月にも急な寒の戻りがあるので、3月下旬の旅行でも暖かい上着を1枚入れておいてください。さらに内陸の長沙では、3月下旬から5月中旬にかけて、肌寒い雨の日が長く続くことがよくあります。
南部:広州・桂林と沿岸部
華南は3月にはもう暖かく、春が進むにつれて雨が増えます。旅行者が最初に気づくのは回南天です。2月と3月、寒の戻りのあとに暖かく湿った空気が冷えた面に触れて結露し、床や壁が濡れ、洗濯物が何日も乾かなくなります。その次に来るのが華南の最初の雨季、前汛期(qián xùnqī)で、主に4月から6月です。5月中旬から下旬に南シナ海のモンスーンが始まると、雨はふつう一気に増えます。桂林の雨量は、3月の約137mmから5月には約325mmまで増えます。
南西部:雲南・成都
春の天気に一番恵まれやすいのは雲南です。昆明は標高約1,891mにあり、3月から5月の平均気温はおよそ15〜20℃で、5月までは雨がほとんど降りません。雲南最南部の西双版納(西双版纳)では、乾季が4月まで続き、雨季は5月から10月です。成都は3月と4月は穏やかで比較的乾燥していて、5月に雨が増えます。
春の花はどこで、いつ見られる?
花の季節は、春が進むにつれて北へ、そして標高の高い場所へと移っていきます。最初は雲南の菜の花、次に中部・東部の桜と菜の花、そのあとに北京の桜、4月のチューリップと牡丹が続きます。開花時期は天候によって毎年1〜2週間ずれるので、下に書いた時期は「例年の目安」として考えてください。毎年春には、日程を確定する前にその年の公式の開花情報(花讯、huāxùn)をご確認ください。ひとつの場所の前後には数日の余裕を持たせておくと安心です。
| 場所 | 見られる花 | 例年の見ごろ |
|---|---|---|
| 羅平(雲南省曲靖市) | 菜の花 | 2月〜3月末 1月に咲き始め(まばら) 最盛期:2月中下旬〜3月上旬 |
| 武漢大学(湖北省武漢市) | 桜 約1,000本 | 3月上旬〜4月中旬 |
| 婺源(江西省上饒市) | 菜の花 | 3月〜4月上旬 最盛期:3月中下旬 |
| 太子湾公園(浙江省杭州市・西湖) | チューリップ | 3月上旬〜4月中旬 最盛期:3月中下旬 2025年の花展:3月7日〜4月13日、球根・苗 約40万株 |
| 漢中(陝西省) | 菜の花 | 3月中旬〜4月上旬 最盛期:3月中下旬 |
| 玉淵潭公園(北京) | 桜 約3,000本 40品種以上 | 3月中下旬〜4月中旬 最盛期:早咲き3月下旬、遅咲き4月上中旬 |
桜
武漢大学(武汉大学、Wǔhàn Dàxué) 中国で最も有名な桜の名所です。キャンパスには約1,000本の桜があり、多くは「桜花大道(樱花大道)」沿いと行政棟の周辺に植えられています。大学が示す花期は3月上旬から4月中旬です。近年、桜の季節のキャンパスは実名予約制になっています。2025年は3月12日から31日まで一般公開され、毎晩20時にその後3日分の予約受付が始まり、1日の上限は平日2万人、週末4万人でした。2026年も予約が必要で、武漢の交通警察は地下鉄2号線「街道口」駅または8号線「小洪山」駅で降りて歩いて入るよう案内していました。桜の季節以外は現在ルールが緩和されていて、2026年5月13日からは、中国の身分証を提示すれば珞珈門と弘毅門から予約なしで入れるようになりました。訪れる際はパスポートを持参し、門の係員の案内に従ってください。2027年の桜の季節に入場制限の予約制が復活するかどうか、パスポートでどう予約するかはまだ発表されていません。予定を組む前に、大学の英語サイトでその年のお知らせをご確認ください。参考として、2025年の桜シーズンのお知らせで当時のルールを見ることができます。
東湖桜花園(东湖樱花园、Dōng Hú Yīnghuā Yuán)、武漢 武漢のもうひとつの大きな桜の名所で、東湖の磨山エリアの中にあります。武漢全体では、桜の季節は3月上旬の早咲きから4月上旬の遅咲きまで続きます。ある年の例として、2026年の東湖では3月17日以降に満開を迎え、遅咲きの桜は4月8日ごろが見ごろでした。桜のあとは、ツツジ、牡丹、藤の花へと移っていきます。入場料と開園時間は、出かける前に公式チャネルでご確認ください。武漢のほかの見どころは武漢ガイドで紹介しています。

玉淵潭公園(玉渊潭公园、Yùyuāntán Gōngyuán)、北京 北京の桜の公園で、40品種以上、3,000本近くの桜があります。桜まつりは毎年3月中旬から下旬に始まり、遅咲きの木は4月上旬に咲いて4月中旬まで見られます。2024年の桜まつり期間中、大人の入場券は10元で、公式WeChatアカウント「畅游公园(Changyou Gongyuan)」と公園のミニプログラムで販売されていました。出かける前に最新の料金をご確認ください。公園は、ふだんよく来園する人に対して、週末と清明節の連休中は9時前か16時以降に来るよう呼びかけています。つまり、それ以外の時間帯が一番混むということです。北京についてはほかに北京ガイドもご覧ください。
黿頭渚(鼋头渚、Yuántóuzhǔ)、無錫 太湖のほとりにある公園で、蘇州や上海から日帰りしやすい場所です。2026年の桜まつりは3月1日から4月15日までで、早咲き・中咲き・遅咲きの桜が2月下旬から4月中旬まで咲き、夜桜の公開もありました。2027年の桜まつりの日程はまだ発表されていません。入場料は90元で、島へ渡る船の料金も含まれています。通常の開園時間は8:00〜16:30です。夜桜の公開時間は毎シーズン別に発表されるので、出かける前に公園のお知らせでご確認ください。
菜の花
羅平(罗平、Luópíng)、雲南省 大きな菜の花の名所の中で一番早く、婺源や漢中より1か月ほど先に咲きます。1月に少しずつ咲き始め、見ごろは2月から3月です。寒い年は遅れることがあり、2026年は県の見通しで、2月中旬から下旬に満開を迎えて3月末まで続くとされていました。最も有名な展望スポットは金鶏峰(金鸡峰)です。黄色い畑が、小さく切り立った石灰岩の山々の群れを取り囲むように広がっています。祭りの日程や入場料は毎年変わるので、出かける前に現地の観光案内所かホテルでご確認ください。

婺源(Wùyuán)、江西省 白壁の村を棚田の黄色い畑が囲む風景で、中国の春の田園と聞いて多くの人が思い浮かべるのがここです。花は3月から4月に咲きます。低い場所の畑が先に見ごろを迎え、江嶺(江岭)や篁嶺(篁岭)の高い棚田は3月下旬から4月上旬まで楽しめることがあります。2025年の江嶺の見ごろは3月8日から4月5日でした。篁嶺では3月に梨と桃の花も咲きます。婺源はゆっくり回る場所です。村の中か近くに少なくとも1泊すると、ツアーバスが来る前の朝の光で棚田を見ることができます。主要な展望スポット近くの村の民宿は3月の週末にまず埋まるので、早めに予約してください。婺源周辺の宿はBooking.comで比較できます。村ごとの入場料は一か所にまとめて公表されていないので、現地でご確認ください。婺源は隣の黄山と組み合わせやすい場所です。黄山ガイドもご覧ください。
漢中(汉中、Hànzhōng)、陝西省 西安の南にある、大きな菜の花の盆地です。ほとんどの畑は3月中旬から4月上旬に咲きます。2026年の菜の花祭りは3月18日に始まって4月中旬まで続き、4つの県・区を結ぶ全長251kmの花の観賞ルートと、15本のおすすめ観賞コースが用意されました。2027年の祭りの日程はまだ発表されていません。すでに西安へ行く予定があるなら、追加の行き先としておすすめです。
チューリップ・牡丹・桃の花・春のお茶
太子湾公園のチューリップ(Tàizǐwān Gōngyuán)、杭州 西湖のほとりで開かれるチューリップ展で、3月上旬に始まり約1か月続きます。2024年は3月8日から4月14日まで、2025年は3月7日から4月13日まででした。展示期間中は時間指定の入場で人数を制限しています。1日が5つの時間枠に分かれていて、西湖の公式WeChatアカウントまたはミニプログラムで予約します。予約は1日前からでき、1人で最大3人分まで予約できます。予約ページは中国語のみで、パスポート保持者向けのルールは公表されていないので、ホテルに手伝ってもらうか、現地で確認してください。

洛陽の牡丹(牡丹、mǔdan)、河南省 第43回洛陽牡丹文化祭は2026年4月1日に始まり、4月いっぱい開かれました。2027年の日程はまだ発表されていません。牡丹と龍門石窟を組み合わせるなら洛陽ガイドをご覧ください。
桃と梨の花 これらは単独の目的地というより、春の風景の一部として楽しむものです。婺源の篁嶺村は、3月に菜の花と一緒に桃や梨の花を見やすい場所のひとつです。
龍井茶の茶摘み、杭州 春は西湖の西側の丘陵でお茶の季節です。2026年、翁家山の保護茶園での西湖龍井茶(龙井、Lóngjǐng)の茶摘みは3月18日に始まりました。龍井村は茶畑の中にある開放された村で、無料・終日開放なので、ツアーに参加しなくても茶畑の間を歩けます。杭州のほかの見どころは杭州ガイドで紹介しています。
💡 ポイント:有名な花の名所は、週末と清明節の連休中が一番混みます。できれば平日の朝に訪れてください。また、雨や強風の日が1日あっても花を見逃さないように、予定に予備日を1日入れておくと安心です。
清明節と労働節:春の2つの連休
春には祝日が2つあります。どちらも観光地が閉まるわけではありませんが、膨大な数の中国の旅行者が同時に列車に乗り、有名な場所に集まります。法律上、清明節は1日、労働節は5月1日と2日の2日間の休みです。実際には週末や振替出勤日と組み合わせて休みが延ばされ、現行のルールでは清明節はたいてい3連休、労働節は5連休になります。連休を作るために休日を足す場合は、その前後の週末のどちらかを出勤日にして埋め合わせます。たとえば2026年の労働節の連休は5月1日から5日までで、5月9日(土)が出勤日になりました。
清明節(墓参りの日)
清明節(清明节、Qīngmíng Jié)は、家族で先祖の墓参りをしてお墓を掃除する日です。2027年の清明節は4月5日(月)です。2026年の連休は4月4日から6日までで、振替出勤日はありませんでした。1週間続くラッシュではなく、短期間の集中です。2026年の3連休中の国内旅行者は延べ約1億3,500万人でした。近距離の列車の混雑、花の公園の満員、都市から出る道路の大渋滞を想定しておいてください。
労働節(メーデー)
春で本当に大きいのは労働節(劳动节、Láodòng Jié)のほうです。連休はふつう5月1日からの5日間です(2026年は5月1日〜5日)。2026年の連休中、中国国内の旅行者は延べ約3億2,500万人でした。交通運輸部は、地域をまたぐ移動を延べ約15億2,500万人、1日あたり約3億500万人と見込んでいました。比較すると、2026年10月の7日間の国慶節の大型連休(黄金週)は延べ約8億2,600万人でした。2027年の5月1日は土曜日です。正確な休みの日と振替出勤日は国務院が発表し、通常は前年の11月に出ます。その週の前後に中国を出入りする航空券を予約する前に、この通知をご確認ください。日程が発表されたら祝日・祭りカレンダーに掲載します。
労働節が実際にどう影響するか:
- 列車が売り切れます。中国鉄道の乗車券は乗車日を含めて15日前から発売され、連休中の人気路線は発売初日に売り切れることもあります。発売時刻は出発駅ごとに決められていて、変わることがあります。
- 大きな観光地は入場上限に達します。2026年の労働節には、張家界国家森林公園には1日平均約5万2,000人が入園し、すでに入場上限に近い状態で、天門山の5月2日・3日の予約は満員でした。
- クルーズやチケットの販売が早く始まります。桂林の漓江下りのチケットは、労働節のような繁忙期には10日前からオンラインで発売され、乗り場で売る当日券はわずかです。
- 道路も混みます。清明節と労働節の期間中は7人乗り以下の車の高速道路料金が無料になるので、多くの家族が車で出かけ、大都市近郊の観光地へ向かう道路が渋滞します。
- ホテル代が上がります。人気の都市や観光地の町では、その週は部屋が取りにくく、料金も高くなります。日程が決まったらすぐに予約してください。
私たちのおすすめはこうです。日程を動かせるなら、労働節の連休中(通常5月の最初の5日間)は都市間の移動を避けてください。正確な日付はその年の国務院の通知でご確認ください。翌週はずっと落ち着いていて、天気も同じくらい快適です。どうしてもその時期に移動する場合は、長距離列車を発売日当日に予約してください。Trip.comのような予約サイトなら、英語の画面と海外発行のカードで予約できます。ただし席が増えるわけではないので、どちらの方法でも早めの予約が必要です。連休の当日は1つの都市にとどまり、小さめの見どころを回るのがおすすめです。ほかの対策は黄金週の乗り切り方ガイドをご覧ください。
西双版納の潑水節
雲南省南部・西双版納のタイ族(傣族)の新年にあたる潑水節(泼水节、Pōshuǐ Jié)は、毎年4月13日から15日に開かれます。2026年は3日目の4月15日に、景洪の潑水広場とその周辺の大通りでメインの水かけが行われました。びしょ濡れになるつもりで参加し、スマートフォンは防水ポーチに入れておいてください。
春のルート:いつ、どの地域へ行くか
どのルートを選ぶかは、行く月と一番見たいものによって決まります。春の旅行でのおすすめは次のとおりです。
江南(上海・蘇州・杭州、+婺源):3月中旬〜4月がベスト 庭園、西湖、チューリップ展、龍井茶、そしてあと3日あれば婺源の菜の花も見られます。都市同士が近く、蘇州の各駅から杭州の各駅へは1日約160本の列車が走っていて、蘇州から杭州東駅までは約1時間15分〜1時間50分です。雨具を持って行ってください。春の週末や短い連休には西湖エリアで車の通行が制限され、日中に霊隠寺へタクシーで行くとエリアの外で降ろされてシャトルバスに乗り換えることになります。地下鉄とシャトルバスを使うほうが楽に入れます。江南水郷ルートと蘇州ガイドもご覧ください。
雲南(昆明・羅平・大理・麗江):2月〜4月がベスト 中国で最も安定した春の天気に、2月・3月の羅平の菜の花、さらに西双版納まで足を延ばせば4月の潑水節もあります。昆明から大理へは列車で簡単に行けます。例として2026年10月20日には約56本の列車が運行予定で、最速は1時間55分でした。5月になると、特に西双版納で雨が増え始めるので、3月と4月のほうが安心です。ルートは雲南周遊ルートをご覧ください。
定番ルート(北京・西安・上海):4月と5月後半がベスト 4月は3都市とも快適です。北京では4月中旬まで玉淵潭の桜が見られますが、砂塵や綿毛もあります。西安からは、3月下旬なら漢中の菜の花へ寄り道できます。5月下旬の北部は暖かく乾燥していて、労働節の週よりずっと空いています。北京・西安・上海ルートをご覧ください。
武漢と中部:3月中旬〜下旬がベスト 武漢大学と東湖の桜に合わせて日程を組み、その後は列車で移動を続けます。長沙と張家界も同じルート上にあります。長沙は3月下旬から5月中旬にかけて肌寒い雨の日が多いので、雨の対策をしておいてください。中国中部ルートをご覧ください。
桂林・陽朔:3月〜4月がベスト 春のカルスト地形の山々は緑が濃く、霧がかかることも多く、漓江の景色によく合います。ただし雨は急に増えます。5月は桂林で最も雨の多い月のひとつで、大雨で川下りに影響が出ることもあるので、できれば春の早い時期に行ってください。桂林・陽朔ガイドもご覧ください。
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春の服装と持ち物
服は重ね着が基本です。北部の朝晩用に暖かい中間着と薄手の上着、暖かい午後用の半袖、中部・南部用にレインジャケットか傘を用意してください。北部の砂塵の日のためにマスクを数枚、花粉や綿毛に反応する方はいつものアレルギー薬も持って行ってください。北京の綿毛の季節は4月と5月のほとんどにかかります。湿度の高い南部では速乾性の服が役立ちます。詳しいリストは季節別の服装ガイドと持ち物ガイドをご覧ください。
春の旅行の実用情報
列車の乗車券は15日前から発売されます。12306での手順はパスポートで列車の切符を予約する方法で順を追って説明しています。列車が売り切れと表示されたら、12306のキャンセル待ち(候补、hòubǔ)で座席を待つことができます。代金は先に支払い、席が取れなければ全額返金されます。
人気の観光地は、中国の観光法(旅游法)に基づいて入場者数を制限し、事前予約制にすることができます。一方で、文化観光部はすべての観光地に有人のチケット窓口を残すよう求めているので、オンラインのシステムがパスポートを受け付けない場合に助かります。砂塵を含む天気予報や気象警報は、中国気象局の中央気象台のサイトで確認できます。英語版もあります。警報は青・黄・オレンジ・赤の4色で出され、赤が最も深刻です。
ほかの季節については、夏と秋の中国旅行ガイドをご覧ください。
春の中国旅行:よくある質問
中国の桜はいつ咲く?どこで見るのがいい?
桜の主な季節は3月上旬から4月中旬で、時期が進むにつれて北へ移ります。一番有名なのは武漢で、市内全体では3月上旬から4月上旬まで、武漢大学の約1,000本の桜は3月上旬から4月中旬まで咲きます。無錫の黿頭渚は2月下旬から4月中旬まで、北京の玉淵潭公園は3月中旬〜下旬の桜まつり開幕から4月中旬までです。武漢大学は近年、桜の季節に予約が必要になっているので、その年のお知らせをご確認ください。
4月の中国の天気は?
多くの地域で穏やかです。平均気温は北京で約15℃、上海で約16℃、昆明で約18℃、広州で約22.5℃です。北部は乾燥していますが、4月は砂塵が最も多い月です。南部は平均で4月9日ごろに最初の雨季が始まり、雨が増えていきます。重ね着できる服とレインジャケットを用意してください。
労働節の連休に中国を旅行すると混みすぎる?
有名な観光地や都市間の列車はとても混みます。2026年の5連休中、国内旅行者は延べ約3億2,500万人でした。日程を動かせるなら、労働節の連休(通常5月の最初の5日間。その年の国務院の通知でご確認ください)は避けるか、その期間は1つの都市で過ごして、前後に移動してください。どうしてもその時期に移動する場合は、乗車日の15日前に発売が始まったらすぐに列車を予約し、大きな観光地の時間指定チケットも早めに予約してください。
春の中国北部で砂嵐(黄砂)に遭う?
春は北部の砂塵の季節で、最も多いのは4月です。砂塵の日は春全体に散らばっているので、4月に1〜2週間旅行する場合、平年なら多くても1日か2日と考えてください。その日は空がかすんだり黄色くなったりして、空気がざらつきます。中央気象台のサイトで警報を確認し、外ではマスクをして、その日は博物館など屋内の見どころに切り替えてください。
最終更新:2026年10月
ファクトチェック済みの出典
- 公式 forestry.gov.cn
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他 33 件の出典を表示
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- 公式 Hangzhou Transport Bureau
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最終確認日: 2026-10-30
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