お金と決済

中国で海外クレジットカードを使うには:Visa・Mastercard・Amex・JCBとATM

VisaやMastercardは、中国では主にAlipayとWeChat Payを通して使います。カードを直接タッチできる場所、ATMでの現金引き出しの上限、かかる手数料、持っていくカードの選び方をまとめました。

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はい、VisaやMastercardは中国でも使えます。ただし、レジでカードを渡して払う場面はあまり多くありません。いちばん使う方法は、カードをAlipay(支付宝、Zhīfùbǎo)かWeChat Pay(微信支付、Wēixìn Zhīfù)に登録して、QRコードで支払うやり方です。これならほぼどこでも払えます。カードそのものも、大きめのホテル、空港、ショッピングモール、一部の大都市の地下鉄など、カードブランドのロゴが出ている場所ならタッチや差し込みで使えます。銀行のATMで人民元の現金を引き出すこともできます。Alipayがアメリカン・エキスプレス(Amex)に対応しているのはアメリカン・エキスプレス自身が発行したカードだけで、提携銀行が発行したAmexカードは登録できません。WeChat Payはこの制限なくアメリカン・エキスプレスに対応しています。

Traveler tapping a credit card on a card terminal at a Chinese hotel front desk, phone with a payment app beside it

カードで直接払える場所

中国の中央銀行である中国人民銀行のルールはシンプルです。お店のレジに自分のカードブランドのロゴが表示されていれば、そのカードで払えます。ロゴがない場合は、手持ちのカードが使えるかどうかレジの人に聞いてみてください。実際にロゴをよく見かけるのは、大きめのホテル、空港、百貨店、ショッピングモールです。

カードが使える場所は、国の方針によって増えてきています。2024年3月、国務院は地方政府に対して、重点となる場所(大きな商業エリア、観光地、博物館、娯楽施設、ホテル、交通の拠点、病院)のリストを作るよう指示しました。あわせて銀行と決済会社には、そうした場所のカード端末を海外の銀行カードに対応させるよう求めています。タッチ決済への対応も含まれます。公式には「高額はカード、少額はQRコード、現金は予備」という考え方として説明されています。この方針は海外カードの受け入れを後押しするものですが、すべてのホテルや観光地がもう対応している、という意味ではありません。

もともと、海外カードが使えるお店は多くありませんでした。2023年の調査では、北京・上海・広州・深圳の主な商業エリアで海外カードが使えるお店や飲食店は10軒に4軒未満で、日常的な小さなお店はほとんどがQRコードのみでした。その後は改善しています。中国人民銀行によると、2024年6月の海外カードによる決済は161万件で、同じ年の2月のおよそ2倍でした。いちばん進んでいるのは上海で、2025年3月末の時点で6.6万のお店に、中国のカードと海外のカードの両方が使える端末が9.6万台置かれています。

中国銀行(Bank of China)がカード決済を扱っているお店では、端末が銀聯(UnionPay)、Visa、Mastercard、アメリカン・エキスプレス、JCB、ダイナースクラブに対応しています。ICチップ付きカードのタッチ(Apple Payなどのスマホ決済を含む)、差し込み、磁気ストライプのスワイプのいずれでも払えます。いちばんよく見かけるのはVisaとMastercardのロゴです。アメリカン・エキスプレス、JCB、ダイナースクラブが使えるのは、主に大きめのホテルと、空港のお店・モール・レストランなど中国銀行と契約しているお店です。

麺類の店、屋台、市場、小さなコンビニ、タクシーはほとんどがQRコード払いです。上海であっても、カードだけで1日を過ごす計画は立てないでください。

カードそのものがいちばん役に立つのは、一部の都市の地下鉄です。北京では、タッチ決済対応のVisaやMastercardを全路線の改札でそのままタッチできます。2025年6月15日からはJCBとアメリカン・エキスプレスも加わりました。事前にきっぷを買ったりアプリを入れたりする必要はありません。上海と成都にも同じような仕組みがありますが、ほかのいくつかの大都市にはありません。都市ごとの詳しい状況は下のFAQにまとめています。

Passenger tapping a contactless bank card on the reader of a Beijing subway ticket gate

AlipayやWeChat Payにカードを登録して払う

ふだんの買い物で一番大事なのはこの方法です。どちらのアプリも、中国の銀行口座がなくても海外のカードを登録できます。登録したら、お店のQRコードを読み取るか、自分の支払い用コードを見せて払います。アプリは人民元建てでカードに請求します。

Alipay・WeChat Payに登録できる海外カードブランド
カードブランドAlipayWeChat Pay
Visa✓ 対応リストに記載✓ 対応リストに記載
Mastercard✓ 対応リストに記載✓ 対応リストに記載
アメリカン・エキスプレスアメリカン・エキスプレスが自社で発行したカードのみ(2025年2月25日から)。中国人民銀行のリストには記載なし✓ 対応リストに記載
JCB✓ 対応リストに記載✓ 対応リストに記載
ダイナースクラブ✓ 対応リストに記載✓ 対応リストに記載
ディスカバー✓ 対応リストに記載✓ 対応リストに記載
銀聯(UnionPay、中国本土以外で発行)✓ 対応リストに記載✓ 対応リストに記載
中国人民銀行の旅行者向け支払いガイドのリストです。カードブランド単位の記載で、デビット・クレジットの区別はありません。カード会社によっては登録できないこともあります。
中国本土以外で発行された銀聯カード:銀聯国際(UnionPay International)は2024年11月6日、AlipayとWeChat Payの両方に登録できると発表しました。カード追加時にカード情報を入力し、カード会社の本人確認が済むと登録が完了します。
2025年12月時点の公式情報です。最新のリストは各アプリのカード追加画面でご確認ください。

2つのアプリで使えるカードは少し違います。Alipayの対応リストは銀聯、Visa、Mastercard、JCB、ダイナースクラブ、ディスカバーです。2025年2月25日からは、アメリカン・エキスプレス自身が発行したカード(提携銀行が発行したものは除く)も登録できます。最新のリストはカード追加画面でご確認ください。WeChat Payは、これらすべてに加えてアメリカン・エキスプレスにも対応しています。JCBはどちらのアプリにも登録できます。両方のアプリを準備しておいてください。片方でカードがはじかれても、もう片方なら使えることがあります。

手数料。WeChat Payでは、1回200元までの支払いは手数料がかからず、200元を超える支払いには3%の手数料がかかります。返金を受けた場合は、手数料も金額に応じて戻ります。手数料は確定前に支払い画面に表示されるので、そこでご確認ください。Alipayにも海外カード向けの手数料ルールがあり、支払い前の確認画面に手数料が表示されるので、そこで確認してください。ホテル代のような大きな支払いは、フロントでカードで直接払えるかどうか聞いてみるのもよい方法です。

上限額。WeChat Payの海外カードの上限は、1回6,500元、1か月50,000元、1年65,000元です。最新の金額はアプリのウォレット設定でご確認ください。Alipayでは、本人確認をしていないアカウントの利用上限は年間US$2,000です。パスポートで本人確認をすると、1回US$5,000、年間US$50,000まで上がります。

必要なもの。WeChat Payはパスポートで登録できます(永住者や香港・マカオ・台湾の住民向けには、ほかの身分証もいくつか使えます)。中国本土の電話番号は必要ありません。Alipayでは、電話番号で登録し、カードを追加して、最初の支払いの前にパスポート情報を提出します。

できないこと。海外カードで使う場合、アプリでできるのはお店やサービスへの支払いだけです。Alipayでは、個人間の送金、紅包(红包、hóngbāo。中国の友人どうしで送り合う電子のお祝い金)、投資、保険は使えません。WeChat Payでも、海外カードでは紅包と個人間の送金ができません。必要な方はアプリでご確認ください。

登録の手順と、カードが登録できないときの対処法は、海外カードでAlipayを使う方法と海外カードでWeChat Payを使う方法の記事で説明しています。それぞれのアプリでどのカードが使えるかは、中国人民銀行の訪中者向け支払いガイド(中国語)が公式の資料です。

💡 ヒント:出発前に日本で両方のアプリを設定し、カードを登録しておいてください。日本にいれば、カード会社からのSMSや本人確認がスムーズに届きます。中国に着いてからホテルでカードのエラーを解決しようとすると、ずっと時間がかかります。

ATMで現金を引き出す

現金しか使えない場所もたまにあるので、少しは現金があると安心です。海外のカードで現金を手に入れるには、ATMがいちばん簡単です。すべてのATMが海外カードに対応しているわけではないので、機械に自分のカードブランドのロゴがあるか見てください。

海外カードで中国のATMから現金を引き出す
中国銀行のATM対応する海外発行カード:銀聯(UnionPay)、Visa、Mastercard、JCB、American Express · 1回3,000元まで · 24時間利用可 · 手数料:カードの発行銀行が決定
貴州省:省外事弁公室のリスト(2024年2月)海外の銀行カードで人民元を引き出せるATMがある銀行:中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行、交通銀行、招商銀行、上海浦東発展銀行、中国光大銀行、広発銀行。銀行単位のリストで、これらの銀行のすべてのATMが対応しているわけではありません。機械にカードのロゴがあるか確認してください。
国の方針(2024年3月)国務院弁公庁の通知(国办发〔2024〕10号)は、外国人旅行者が国内外の銀行カードで人民元を引き出せるようATMの改修を続けること、外国人の出入りが多い空港・港などの出入国地点や外国人の宿泊が多いホテルで、外貨両替の窓口・設備と取扱通貨を増やすことを求めています。方針を示すもので、すべてのATMがすでに海外カードに対応しているという意味ではありません。
2026年10月時点の公式情報です。最新は公式の案内で確認してください。

中国銀行のATMを最初に選ぶのが一番確実です。ATMは銀聯、Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスに24時間対応していて、1回の引き出し上限は3,000元です。手数料はご自身のカード会社が決めます。詳しくは中国銀行の海外カードでのATM引き出しに関する英語ページをご覧ください。もっと必要なときは、ご自身のカード会社が決めた1日の上限の範囲内で、もう一度引き出せます。

中国建設銀行は、ATMで引き出しに使えるカードとして、海外で発行された銀聯カード、Mastercard、Visa、JCBを挙げています。アメリカン・エキスプレスについての記載はありません。支店の中にあるATMを使い、機械のカードブランドのロゴを確認してください。

ほかの大手銀行。大手の全国銀行の多くに海外カード対応のATMがありますが、すべての支店にあるわけではありません。たとえば貴州省では、省の外事弁公室が、海外カード対応のATMがある銀行として中国工商銀行(ICBC)、中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行、交通銀行、招商銀行、上海浦東発展銀行(SPDB)、中国光大銀行、広発銀行を挙げています。北京では、中国工商銀行の復興門(复兴门)支店にある機械がVisaとMastercardに対応していて、10元札も出せます。同じ機種が北京大興国際空港の支払いサービスセンターにも置かれています。カード端末についての2024年の国の方針は、銀行に対して、ATMの海外カード対応を進め続けることも求めています。

ほかの銀行の上限額と手数料。ほかの銀行の案内には、海外カードの1回あたりの上限額は通常書かれていません。1日に引き出せる上限と手数料はご自身のカード会社が決めるので、出発前にカードの規約で両方を確認してください。ATM側の銀行が独自の手数料を加える場合は、確定前に画面に表示されるはずです。

ATM in the wall of a Chinese bank branch showing a currency choice screen

ATMは、銀行の営業時間内に、支店の中かすぐ隣にあるものを使ってください。カードが機械に吸い込まれたときに、窓口の人が対応できます。カード会社が引き出しごとに手数料を取る場合は、少額を何度も引き出すより、まとめて数回引き出すほうが安く済みます。持っていく現金の額や、ほかの入手方法については、中国で現金は必要かと中国での両替場所をご覧ください。

銀聯とプリペイドという選択肢

銀聯(UnionPay、银联、Yínlián)は中国独自のカードブランドです。日本で銀聯カードを発行してもらっている方は、旅行者の中でいちばん有利です。銀聯カードは、中国国内でカード端末を置いているすべてのお店で使えます。中国本土以外で発行された銀聯カードもAlipayとWeChat Payに登録でき、カードを追加するときにカード会社が本人確認をします。銀聯カードを持っていない方がほとんどですし、なくても困りませんが、カード会社が旅行向けに銀聯カードを出しているなら聞いてみる価値はあります。

カードがアプリに登録できないときや、メインのカードをアプリに入れたくないときは、プリペイドの選択肢がいくつかあります。

  • 雲閃付(云闪付、Yúnshǎnfù)アプリ。アプリの中でプリペイドの「トラベルカード」を申し込み、チャージしてネットやお店での支払いに使えます。このアプリのカード登録は、香港・マカオなど一部の地域で発行された銀聯カードに対応しています。VisaやMastercardをお持ちの方は、自分のカードが使えるかアプリで確認してください。そうしたカード向けに作られているのは、次のNihao ChinaとAlipay TourCardです。
  • Nihao China。銀聯が2025年12月に始めた新しいアプリで、メールアドレスか電話番号で登録できます。アプリ内の「Tour Wallet」にはVisaやMastercardでオンラインでチャージでき、カードを直接登録することもできます。1つのアプリで銀聯・Alipay・WeChat Payの支払い用コードを読み取れ、乗車コードは主要43都市の地下鉄と1,760以上の地域のバスに対応しています。お金を入れる前に、チャージ手数料と上限額をアプリで確認してください。
  • Alipay TourCard。Alipayの中にあるプリペイドカードで、上海銀行が発行しています。チャージには海外のカードしか使えません。登録したカードと同じく、送金、紅包、投資には使えません。最新の手数料はチャージ画面に表示されるので、お金を入れる前にそこで確認してください。
旅行者向けプリペイドの選択肢
選択肢発行・運営チャージ方法制限・補足
Alipay TourCard(Alipay内のプリペイドカード)上海銀行海外のカードでのみチャージ可送金、紅包、投資には使えません。公式の規約ページにはチャージ手数料・総額の上限・有効期限の記載がありません。チャージ前にAlipayで確認してください。
雲閃付(云闪付)アプリのプリペイド「トラベルカード」(旅行通卡)銀聯(UnionPay)アプリ内で申し込み、チャージネットとお店での支払いに使えます。このアプリのカード登録は、香港・マカオなど一部の地域で発行された銀聯カードに対応しています。VisaやMastercardを登録できるかはガイドに記載がありません。
Nihao China の Tour Wallet銀聯(アプリは2025年12月開始)Visa・Mastercardなどの海外カードでオンラインチャージ、またはカードを直接登録メールアドレスか電話番号で登録できます。Tour Walletの残高を使い始めるときは、画面の案内に従って電話番号とSMSの認証コードを入力します。チャージ手数料と上限額は公式ページに記載がありません。上海市商務委員会は、両替や中国の銀行口座開設、中国の電話番号の登録は不要としています。
2025年12月(雲閃付)・2026年8月(Nihao China)時点の公式情報です。お金を入れる前に、公式情報とアプリの表示でご確認ください。

ほとんどの旅行者にとっては、どのプリペイドよりも、AlipayかWeChat Payにカードを直接登録するほうが簡単です。プリペイドは予備と考えてください。中国のデジタル通貨であるデジタル人民元(e-CNY)も、アプリで使う選択肢の1つです。旅行者は海外の電話番号で登録でき、VisaやMastercardでチャージできます。入れる価値があるかどうかは、旅行者向けデジタル人民元ガイドで説明しています。

見落としがちなコスト:カード会社の手数料と為替レート

どの方法で払っても、ご自身のカード会社から見れば外貨での支払いです。多くのカード会社は、支払いアプリの手数料とは別に海外事務手数料を上乗せします。会社によって違いますが、1〜3%程度のことが多いので、出発前にカードの規約を確認してください。Alipayでの支払いでは、為替レートはカードブランドとカード会社が決め、最終的な金額はカードの利用明細に出ます。為替による差損は自己負担です。ATMでの引き出しには、カード会社の現金引き出し手数料が別にかかることもあります。これも同じカードの規約で確認してください。

もう1つ気をつけたいのが、動的通貨換算(DCC)です。これは、カード端末やATMが人民元ではなく自国通貨(日本の方なら円)での請求をすすめてくることです。Visaのルールでは、画面とレシートに両方の通貨の金額、為替レート、追加の手数料や上乗せ分を表示すること、選ぶのは利用者本人であること、お店が代わりに選んだり、大きいボタンや目立つボタンで誘導したりしてはいけないことが決められています。こうした表示がない場合や、押しつけられていると感じた場合は、DCCを断ってカード会社に報告するようVisaはすすめています。

私たちのおすすめは、毎回人民元(CNYまたはRMBと表示されます)を選ぶことです。そうすれば、ご自身のカード会社が、規約で決まっているいつものレートと手数料で換算します。自国通貨を選ぶとお店側がレートを決めることになり、レジでその場で比べるのは難しくなります。レジの人がすでに自国通貨を選んでしまった場合は、取り消して人民元でやり直してもらってください。

⚠️ 注意:ATMでは、自国通貨で払うかどうかの質問が最後のほうに出てくることがよくあります。「Do you want to be charged in JPY?」のような英語の表示です。確定ボタンを押す前に、すべての画面をよく読んでください。

持っていくカードと出発前の準備

ほとんどの場面に対応できる組み合わせはこちらです。

  • ブランドの違うカード2枚。たとえばVisa 1枚とMastercard 1枚です。どちらもAlipayとWeChat Payに対応しています。2枚ともAlipayとWeChat Payに登録しておきます。片方がはじかれたり止められたりしても、すぐにもう片方に切り替えられます。
  • ATMで現金を引き出す用のカード1枚。ATM手数料と海外事務手数料が安いデビットカードが理想です。
  • AmexとJCBは3枚目として。JCBは両方に登録できます。AmexはWeChat Payに登録でき、Alipayにはアメリカン・エキスプレス自身が発行したカードに限り登録できます。
  • 少しの現金。到着したらATMで引き出しておき、ほかの方法がどれも使えないまれな場所に備えます。

今お持ちのカードに海外事務手数料がかかる場合は、WiseやRevolutのような旅行向けのカードと比べてみる価値があります。カードが届くまでに時間がかかるので、旅行のかなり前に申し込んでおいてください。

出発前にやっておくこと:

  1. 中国に行くことをカード会社に伝えるか、カード会社のアプリで海外利用をオンにしてください。中国からの最初の支払いは、不正利用を見張るシステムに怪しまれることがあります。
  2. 1日の利用上限と現金引き出しの上限を確認する。ホテルのデポジットや大きな買い物で上限に届きそうなら、引き上げておいてください。
  3. タッチ決済をオンにする。たとえば上海の地下鉄では、少額の暗証番号なしタッチ決済がオンになっていて、カードの残高や利用枠が足りていることが必要です。
  4. カード会社の海外用の電話番号を、スマホと紙の両方に控えておく。
  5. AlipayとWeChat Payをインストールして設定し、2枚のカードを両方登録しておきます。ほかのスマホの準備は、出発前に入れておきたいアプリの記事にまとめています。

財布をなくしても両方を失わないように、2枚のカードは別々の場所に入れておいてください。カード、アプリ、現金、デジタル人民元の関係については、中国の決済システムの基本をご覧ください。

よくある質問

中国でVisaカードは使えますか?

使えます。いちばんよいのはAlipayかWeChat Payに登録する方法で、どちらもVisaに対応しています。Visaのロゴが出ている場所ならカードそのものでも払えます。主に大きめのホテル、空港、モールです。現金は中国銀行のATMで、1回3,000元まで引き出せます。

AmexやJCBはAlipayやWeChat Payに登録できますか?

JCBはどちらのアプリにも登録できます。アメリカン・エキスプレスはWeChat Payに登録できます。Alipayに登録できるのはアメリカン・エキスプレス自身が発行したカードだけで、提携銀行が発行したカードは登録できません。最新のリストはそれぞれのアプリのカード追加画面でご確認ください。Alipayの対応リストは、銀聯、Visa、Mastercard、JCB、ダイナースクラブ、ディスカバーです。Amexしか持っていない場合は、出発前に別のブランドのカードをもう1枚用意してください。

人民元と自国通貨、どちらで払えばいいですか?

人民元(CNYまたはRMB)を選んでください。自国通貨で払うことを動的通貨換算(DCC)といいます。Visaのルールでは、DCCは必ず利用者本人が選ぶものとされていて、両方の金額と為替レートを表示しなければなりません。表示がない場合や、押しつけられていると感じた場合は断ってください。

地下鉄の改札で海外カードをタッチできますか?

一部の都市ではできます。北京では、タッチ決済対応の銀聯、Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスが全路線のすべての改札で使え、きっぷもアプリも要りません。上海では、2025年6月28日から全駅で、タッチ決済対応の銀聯、Visa、Mastercard、アメリカン・エキスプレス、JCBが使えます。少額の暗証番号なしタッチ決済をオンにしておくことが条件で、一部の古いタイプのカードは対象外です。成都では、2025年7月28日から地下鉄のすべての改札で、Visa、Mastercard、アメリカン・エキスプレス、銀聯のタッチ決済対応ICカードが使えます(対象ブランドとして発表されているのはこの4つです)。タッチし忘れたときは、7日以内に駅のサービス機かサービスセンターで乗車記録を直せます。

ほかの都市は事情が違います。重慶の改札で使えるのは銀聯のQuickPassカードだけですが、有人のきっぷ売り場にはすべてカード端末があり、Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスできっぷを買えます。西安では海外カードを改札でタッチすることはできません。空港、西安北駅、鐘楼(钟楼)など13駅のサービスセンターで、海外カードできっぷを買えます。杭州の地下鉄の規則には改札で使えるカードとして海外カードが挙げられておらず、Alipayの乗車コードが使えます。蘇州では、海外カードはサービスセンターのカード端末できっぷを買うのには使えますが、改札では使えません。それ以外の都市では、AlipayかWeChatの中にある地下鉄の乗車コードが確実です。

まとめ

海外のカードは、中国では主にAlipayとWeChat Payを通して使います。出発前に両方のアプリに登録しておいてください。ロゴが出ている場所(大きめのホテル、空港、モール、北京・上海・成都の地下鉄)ではカードを直接使い、現金は中国銀行のATMで引き出します。支払いは毎回人民元を選び、ブランドの違うカードを2枚持っていき、旅行のことをカード会社に伝えておきましょう。現金の準備については、次に中国での両替場所をお読みください。

最終更新:2026年11月

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最終確認日: 2026-11-03

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