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このルートには8〜10日をとり、武漢(武汉)→長沙(长沙)→張家界(张家界)→鳳凰(凤凰)の順に回ってください。鳳凰からは列車で出ます。長沙南駅に戻って飛行機に乗るか、懐化南駅(怀化南)を経由して貴州省へ抜けるかのどちらかです。各都市で正しい駅を使えば、どの区間もおおむね2時間以内の高速鉄道で移動できます。湖北省と湖南省はどちらも省全域が滞在可能エリアで、滞在可能エリアの省どうしは行き来できるため、240時間トランジットビザ免除で入国した人もこのルートを全部回れます。
前半は博物館と食事が充実した長江沿いの大都市2つ、そのあと張家界の砂岩の石柱群で2〜3日、最後は川沿いの古い町でゆっくり過ごす、という組み立てです。このページでは、列車の各区間、どこから入ってどこから出るか、日ごとのプラン、決まっている費用の合計、日程を短くする・延ばす・逆回りにする方法を順に説明します。

何日必要か、なぜこの順番か
初めての方におすすめするのは9日間です。内訳は武漢2日、長沙1日半、張家界3日、鳳凰1泊です。8日なら長沙を1日にします。10日あれば鳳凰をもう1泊するか、悪天候に備えて張家界に予備日を1日入れます。7日未満では4か所すべては厳しいので、どこか1か所を外してください(下の「ルートの調整方法」を参照)。
この順番は鉄道路線の形に合わせています。武漢は南北を結ぶ高速鉄道の幹線上にあるので、北京・上海・広州から行きやすい町です。長沙は同じ幹線をさらに南へ下ったところにあります。張家界は長沙から西へ延びる支線の先にあり、鳳凰は張家界から南の懐化へ向かう路線の上にあります。武漢→長沙→張家界→鳳凰と回れば、最後の区間まで来た道を戻ることがありません。
時刻表で見ても、張家界を先、鳳凰を後にするほうが有利です。12306で2026年11月5日を例に調べると、張家界西駅から鳳凰へ向かう列車は7時05分が始発ですが、反対方向の列車は12時43分まで1本もありません。鳳凰を出る列車は朝早くからあり、長沙南駅行きの始発は7時44分です。逆の順番で回ると、2つの区間でそれぞれ半日ずつ失うことになります。
ベストシーズン
- おすすめ:4月〜5月上旬と、9月下旬〜11月です。武漢の平均気温は4月・10月ともに約18℃で、長沙もほぼ同じです。
- 夏(6〜8月):2つの都市はとても蒸し暑くなります。武漢の7月の最高気温はふつう37〜39℃で、長沙は梅雨が明けると39〜40℃になることがあります。張家界の山の上はふもとの町より5〜10℃涼しいので過ごしやすいのですが、霧が出ることも多いです。
- 雨:長沙では3月下旬から5月中旬まで霧雨が長く続き、5月下旬からは雨が強くなります。鳳凰一帯は5〜7月がいちばん雨の多い時期で、大雨のあとは川の舟が運休することがあります(詳しくは鳳凰古城ガイドへ)。
- 冬(12〜2月):都市部は寒くて湿気があり、張家界の峰には雪が積もるので、滑りにくい靴を持っていってください。人出はずっと少なくなります。
できれば中国の祝日、とくに10月第1週の国慶節の大型連休は避けてください。張家界の公園は1日の入場者数に上限があり、時間帯ごとの入場枠で管理されていて、祝日は上限に達します。
列車の各区間:駅・時刻・運賃
以下の列車データはすべて、中国国家鉄道の公式予約システム「12306」から取ったものです。本数と時刻は、長沙〜張家界の区間だけ2026年10月29日、それ以外は2026年11月5日という1日分のサンプルです。運賃は二等座で、列車によって違います。時刻表は季節ごとに少しずつ変わるので、数字は「目安」と考え、予約するときに最新の時刻表を確認してください。
| 区間 | その日の本数 | 最速 | 標準的な所要時間 | 二等座 |
|---|---|---|---|---|
| 武漢駅 → 長沙南駅 12306調査日:2026年11月5日 | 110本(すべてG) 発車 06:45〜22:13 | 1時間11分(G391) | 1時間32分 | 145〜199元 一等座 239〜319元 |
| 漢口駅 → 長沙南駅 12306調査日:2026年11月5日 | 12本(すべてG) 発車 09:49〜19:30 | 1時間37分(G412) | 1時間59分 | 162〜212元 一等座 260〜340元 |
| 武昌駅 → 長沙駅 12306調査日:2026年11月5日 | 45本(K 17・Z 15・T 7・D 6) 発車 00:23〜23:56 | 3時間16分(Z13) | 3時間30分 | D列車 66元 硬座 53.5元 硬臥 99.5元 二等寝台 111元 |
| 武昌駅 → 長沙南駅 12306調査日:2026年11月5日 | 高速列車なし 長沙駅行きの遅い列車のみ(上の行) | – | – | – |
| 長沙駅 → 張家界西駅 12306調査日:2026年10月29日 復路:31本(C 20・G 9・Z 2) · 発車 06:20〜21:35 · 最速 1時間43分(G2445) | 31本(C 20・G 9・Z 2) G/C列車の発車 07:04〜21:10 ほかに張家界駅行きの在来線K列車2本 | 1時間45分(G2446) | 2時間7分 | 135〜166元 一等座 218〜268元 |
| 長沙南駅 → 張家界西駅 12306調査日:2026年10月29日 復路:10本(すべてG) · 発車 07:05〜19:20 · 最速 2時間52分(G221) | 10本(すべてG) 発車 09:15〜18:45 | 2時間52分(G6063) | 3時間5分 | 242〜301元 一等座 400〜480元 |
| 張家界西駅 → 鳳凰古城駅 12306調査日:2026年11月5日 復路:11本(G 10・D 1) · 発車 12:43〜21:23 · 最速 52分(G3376) · 二等座 65〜93元 | 18本(G 17・D 1) 発車 07:05〜19:20 | 51分(G6061) | 58分 | 77〜93元 一等座 122〜149元 |
| 長沙南駅 → 鳳凰古城駅 12306調査日:2026年11月5日 復路:13本(すべてG) · 発車 07:44〜20:27 · 最速 1時間52分(G6141) · 二等座 188〜221元 | 9本(すべてG) 発車 11:26〜18:45 | 1時間57分(G6063) | 2時間7分 | 175〜207元 一等座 287〜331元 |
| 長沙駅 → 鳳凰古城駅 12306調査日:2026年11月5日 復路:1本(G) · 17:35発 · 3時間(G5666) · 二等座 244元 | 1本(G) 09:07発 | 3時間29分(G5668) | 3時間29分 | 244元 一等座 392元 |
| 鳳凰古城駅 → 懐化南駅 12306調査日:2026年11月5日 | 21本(G 20・D 1) 発車 07:44〜20:27 | 25分(G6151) | 27分 | 35〜42元 一等座 55〜68元 |
| 懐化南駅 → 貴陽北駅 12306調査日:2026年11月5日 | 32本(すべてG) 発車 10:16〜21:37 | 1時間28分(G307) | 1時間38分 | 165〜185元 一等座 263〜296元 |
| 懐化南駅 → 貴陽東駅 12306調査日:2026年11月5日 | 17本(すべてG) 発車 09:43〜19:11 | 1時間26分(G237) | 1時間38分 | – |
| 懐化南駅 → 桂林北駅 12306調査日:2026年11月5日 | 1本(D) 08:52発 | 5時間21分(D3967) | 5時間21分 | 231元 一等座 369元 |
区間1:武漢→長沙南(約1時間半)
武漢駅(武汉站)から乗ってください。武昌駅ではありません。この日、武漢駅から長沙南駅へは高速鉄道が約110本、6時45分から22時13分まで走っています。最速は1時間11分、多くは約1時間32分で、運賃は二等座で145〜199元です。漢口駅(汉口站)から長沙南駅へは約12本しかなく、武昌駅(武昌站)からは長沙南駅行きの高速鉄道が1本もありません。武昌駅にあるのは、長沙駅まで3時間以上かかる在来線の列車だけです。本数がとても多いので、この区間は1〜2日前の予約でも間に合います。
区間2:長沙→張家界西(約2時間)
駅選びがいちばん大事なのがこの区間です。長沙南駅ではなく、長沙駅(长沙站)から乗ってください。2026年10月29日の時刻表では、長沙駅から張家界西駅へは約31本あり、高速鉄道は7時04分から21時10分まで出ています。最速は1時間45分、多くは約2時間です。長沙南駅からは約10本しかなく、所要時間は2時間52分以上です。運賃も長沙駅のほうが安く、二等座で135〜166元です。長沙南駅からだと242〜301元かかります。
武漢から来ると長沙南駅(长沙南站)に着くので、町の反対側へ移動する必要があります。地下鉄2号線が東西に走っていて、長沙南駅と長沙駅を結んでいます。地下鉄での移動と駅の手荷物検査があるので、時間に十分余裕をみておいてください。2つの駅については長沙ガイドでさらに詳しく説明しています。
区間3:張家界西→鳳凰古城(約1時間)
鳳凰には専用の高速鉄道の駅、鳳凰古城駅(凤凰古城站)があります。張家界・吉首・懐化を結ぶ路線の駅で、この路線は2021年12月6日に開業しました。張家界から4時間かけてバスで行くように書いてあるガイドは、情報が古いものです。
サンプル日には張家界西駅から鳳凰古城駅へ約18本、7時05分から19時20分まで走っています。最速は51分、多くは約1時間で、運賃は二等座で77〜93元です。反対方向は約11本で、12時43分より前の列車はありません。
駅から古い町までは約10kmあります。2022年7月に観光用のリニア(磁気浮上式鉄道)が開業し、駅側と沱江を見下ろす停留所を結んでいます。停留所からは歩いて町へ下りられます。リニアの運賃と運行時間は駅で確認してください。タクシーを使うのも簡単な方法です。
区間4:鳳凰から出る(長沙南または懐化南へ)
出口は2つあり、どちらも朝から列車があります。
- 長沙南駅に戻る(長沙から飛行機に乗る場合や、広州・上海・北京へ列車で向かう場合):約13本、7時44分から20時27分まで。最速は1時間52分、多くは約2時間19分で、運賃は二等座で188〜221元です。
- 南の懐化南駅へ(貴州省へ向かう場合):約21本、7時44分から20時27分まで、所要約25分、運賃は35〜42元です。懐化南駅からは貴陽北駅(贵阳北站)行きの高速鉄道が約32本、10時16分から21時37分まで出ていて、最速は1時間28分、運賃は165〜185元です。
ここから桂林へ抜けるのは簡単ではありません。サンプル日に懐化南駅から桂林北駅(桂林北站)への直通列車は8時52分発の1本だけで、所要5時間21分です。次の目的地が桂林なら、決める前に12306で長沙南駅経由の乗り継ぎを確認し、桂林・陽朔ガイドも見てください。
予約のしかた
切符は乗車日を含めて15日前から発売されます。外国のパスポートで、12306の公式英語サイトか12306アプリから予約できます。外国のカードが使える英語の予約サイトがよければ、Trip.comで4区間すべてを検索・予約できます。パスポートで中国の列車を予約する方法で両方の手順を説明しています。座席の等級、駅、乗車の流れは高速鉄道ガイドをご覧ください。
長沙→張家界の区間と鳳凰の区間は、武漢→長沙よりずっと本数が少ないので、日程が決まったらすぐに予約してください。

どこから入り、どこから出るか
ルート上の3つの空港
- 武漢天河空港(武汉天河):2026年4月時点で、国際線・地域路線の就航先は約18か所です。地下鉄2号線で空港から漢口駅まで約35分です。空港と市内の3つの鉄道駅については武漢ガイドで説明しています。
- 長沙黄花空港(长沙黄花):2026年の夏ダイヤでは、ロンドン、ナイロビ、バンコクを含む11都市に国際線・地域路線がありました。2026/27年の冬ダイヤについては、ソウル、ロンドン、シンガポールを含む13の国際・地域路線と地元メディアが伝えているので、最新の運航状況は航空会社に確認してください。空港と長沙南駅はリニアで結ばれていて、運行時間は7時00分〜22時30分(週末と祝日は23時00分まで)です。そのため、鳳凰のあと帰国便に乗るなら長沙がいちばん便利な空港です。
- 張家界荷花空港(张家界荷花):2026年の夏秋ダイヤでは、ほとんどが国内線です(上海と西安が1日約4便、北京と成都が約2便)。ほかに、ソウル仁川や釜山を含む韓国の複数都市への毎日運航便と、東南アジアへの路線があります。
武漢には現在、日本への定期便がありません。長沙の公表された路線一覧にも日本は入っておらず、張家界の国際線は主に韓国と東南アジア向けです。日本からは上海などの拠点空港に入って列車に乗り継いでください。路線は季節ごとに変わるので、予約の前に航空会社に確認してください。
大都市から列車で来る場合
北京・上海・広州のあとにこのルートを回る人も多いです。どの都市からも、武漢駅か漢口駅へ直通の高速鉄道があります。
- 北京西駅→武漢駅:約31本、最速3時間48分、二等座で467〜623元です。
- 上海虹橋駅→漢口駅または武漢駅:漢口駅行きが約23本、武漢駅行きが約11本、最速3時間32分、320〜431元です。虹橋駅を出る最終列車は17時52分発です。
- 広州南駅→武漢駅:約59本、最速3時間17分、470〜553元です。
おすすめはオープンジョー
到着と出発を別の都市にするオープンジョーで予約してください。いちばんシンプルなのは武漢から入って長沙から出る形です。武漢に飛行機で着くか、北京や上海から列車で着き、最後は鳳凰まで行きます。そこから朝の列車で長沙南駅に戻り、リニアで空港へ向かいます。国際線が広州や上海から出る場合は、鳳凰のあと長沙南駅からそれらの都市へ列車で移動します。
ほかの組み合わせもできます。張家界に飛行機で入る場合(たとえば韓国から)は、張家界→鳳凰→長沙南→武漢の順に回ります。張家界西→鳳凰も鳳凰→長沙南も早朝から列車があり、長沙南→武漢は本数の多い南北の幹線です。そのまま中国西南部へ向かう人は、懐化南駅を経由して列車で出て、貴陽から飛行機に乗る方法もあります。
このルートで240時間トランジットビザ免除を使う
240時間トランジットビザ免除では、対象国の国籍の人が第三国・地域へ向かう途中であれば、ビザなしで最長10日間滞在できます。到着前に確定した次の目的地への航空券などを予約しておくことが条件です。このルート上の入国地点は、湖北省の武漢天河空港と、湖南省の長沙黄花空港・張家界荷花空港です。湖北省と湖南省はどちらも省全域が対象で、対象の省どうしは移動できます。貴州省も全域が対象なので、懐化南駅→貴陽と抜けてもルールの範囲内です。
240時間は、到着した日の翌日0時から数え始めます。下の9日間プランなら、少し余裕をもって収まります。対象になる人や入国審査で見せるものは240時間トランジットビザ免除ガイドで説明しています。最新のルールは国家移民管理局が公表しています。中国の30日間ビザ免除(対象国の一般旅券が対象)は、外国人に開放されているどの入国地点でも使え、滞在エリアの制限もありません。ただし対象国の多くは現在2026年12月31日までの措置なので、最新の終了日を確認してください。通常のビザにも滞在エリアの制限はありません。ご自分のパスポートが対象かどうかは30日間ビザ免除ガイドで確認できます。
日ごとのプラン(9日間)
このプランは、1日目の朝に武漢に着き、9日目の夜か翌朝に長沙から飛行機で帰る想定です。各都市の詳しい情報はそれぞれの都市ページにあります。ここでは回る順番、各地で外せないもの1つ、事前に予約しておくものをまとめます。
1日目 武漢:黄鶴楼と長江
チェックインしたら、武昌区(駅ではなく区の名前です)の蛇山にある黄鶴楼(黄鹤楼、Huánghè Lóu)へ行きます。5層の楼閣で高さは51.4m、最上階からは長江と武漢の3つの地区が一望できます。入場料は70元です。これは公園が今も掲示している2018年の価格文書の金額なので、予約するときに最新の料金を確認してください。切符の販売は17時00分まで、最終入場は17時20分です。パスポートを持っていってください。高齢者の無料・半額のルールは中国の身分証を前提に書かれているので、正規料金を払うつもりでいてください。
夕方は川沿いまで歩くか、漢口側に渡って、20世紀初めの建物が並ぶ江漢路(江汉路)へ行きます。泊まる場所、朝ごはん、長江フェリーについては武漢ガイドをご覧ください。

2日目 武漢:湖北省博物館と東湖
湖北省博物館(湖北省博物馆)には曽侯乙の青銅の編鐘があり、武漢に立ち寄るいちばんの理由になります。入館は無料ですが、全員が事前に実名で予約する必要があります。予約は5日前から可能で、毎日0時00分に新しい日の枠が出ます。1日4つの時間帯から選び、その時間帯に入館しなければなりません。外国のパスポートでも予約できます。当日は、身分証用のゲートではなく、スタッフが携帯端末で予約のQRコードを読み取るので、予約に使ったパスポートを持っていってください。予約は博物館の公式サイトか公式WeChatアカウントからできます。訪問日の5日前の0時にアラームをセットしておいてください。
東湖(东湖)は博物館のすぐ隣です。午後は湖岸の一部を歩くか自転車で回ってください。翌朝に移動するので、早めに寝ましょう。
3日目 長沙へ移動:湖南博物院
朝の列車で武漢駅から長沙南駅へ向かいます(区間1)。荷物を置いたら湖南博物院へ行きます。漢代の馬王堆(马王堆)墓の出土品があり、保存状態のよい漢代の貴婦人の遺体も展示されています。入館は無料で、時間帯を指定して予約します。予約は5日前(当日は数えません)からでき、新しい日の枠は毎日20時00分に出ます。予約も入館もパスポートでできます。予約は博物院のWeChatかAlipayの窓口からで、湖南博物院の公式サイトからリンクされています。
夜は太平街と黄興路のあたりで過ごしてください。このルートで辛い湖南料理(湘菜、xiāngcài)と夜遅くまでのにぎわいを楽しむなら長沙です。臭豆腐(chòudòufu)も食べてみてください。長沙のものは黒い色で、油で揚げて売られています。
4日目 長沙の朝、張家界へ移動
午前中は川を渡って岳麓山と、中国の古い書院の1つである岳麓書院(岳麓书院)へ行きます。入場料は40元です。書院の公式WeChatアカウントで、当日を含めて4日前から予約できます。パスポートでも予約でき、入場時は有人レーンでスタッフが確認します。11月〜4月の最終入場は17時10分です。時間があれば、湘江に浮かぶ細長い島、橘子洲もすぐ近くです。
昼食のあと、地下鉄2号線で長沙駅へ行き、午後の列車で張家界西駅へ向かいます(区間2)。張家界西駅から武陵源までは、市内と景勝地を結ぶバスかタクシーで約30〜40分です。泊まるのは公園入口に近い武陵源の町にしてください。
5日目・6日目 張家界:武陵源
まる2日、張家界国家森林公園を含む武陵源の中で過ごします。入場券は165元で、連続4日間有効です。園内のエリア間を結ぶ園内バスは別料金で、2020年の価格で4日間60元です。2025年に72元への値上げが提案されているので、購入時に料金を確認してください。初回の入場は、時間帯と入口ゲートを指定して予約する必要があります。
| 項目 | 料金 | 詳細 |
|---|---|---|
| 入場券(張家界国家森林公園) | 165 元 | 連続4日間有効 · 2025年から通年同一料金 · エコバス・ロープウェイ・百龍エレベーターは含まれない |
| 予約 | — | 初回入園は実名での事前予約が必須。予約したゲートと時間帯で入園。1日の入園上限は天気と混雑に応じて調整 |
| 割引 | 無料/半額 | 無料:14歳未満・65歳以上・障がい者・現役軍人 · 半額:14〜17歳・60〜64歳・大学(学部)以下の全日制の学生(有効な身分証が必要) · 園内交通:上記の対象者は半額、14歳未満は無料 · 年齢と身分で決まり、国籍は問わない。外国のパスポートや学生証の確認方法は明記なし。チケット売り場で確認を |
| 百龍エレベーター | 片道 65 元 · 割引 33 元 | 水繞四門(谷底)↔ 袁家界(上) · 別料金 |
| 天子山ロープウェイ | 片道 72 元 · 割引 36 元 | 天子山の上り・下り · 別料金 |
| 楊家界ロープウェイ | 片道 76 元 · 割引 38 元 | 西門の近くから楊家界の上まで · 別料金 |
| 黄石寨ロープウェイ | 片道 65 元/往復 118 元 · 割引 片道 33 元/往復 59 元 | 別料金 |
| 十里画廊のトラム(通称「小さな列車」) | 片道 38 元 · 割引 19 元 | 別料金 · 歩いて回ることもできる |
この2日間をゲートごとにどう回るか(どのゲートから入るか、百龍エレベーターにいつ乗るか、金鞭渓をどう歩くか)は張家界3日間モデルコースで、入場券と交通の詳細は張家界旅行ガイドで説明しています。濃い霧や雨の予報が出ていたら、2日間の順番を入れ替えてください。
ホテルは、開門と同時に入口に着けるようにこの2泊を武陵源の町でとり、6日目の夜は張家界の市街地に移ります。この2つのエリアのほか、武漢・長沙・鳳凰の宿もBooking.comで比べられます。外国人が泊まるときは、ホテルが本人に代わって警察への宿泊登録をします。パスポートを求められるのはそのためで、支払いの前に、その宿が外国のパスポートで泊まれるかを確認してください。

7日目 張家界:天門山
天門山(天门山)は国家公園の中ではなく張家界の市街地のはずれにあり、別に入場券が必要です。2025年11月6日から長いロープウェイの上半分(中間駅〜山頂)が建て替えのため運休していて、2026年3月の告知の時点では再開日は発表されていませんでした。現在はA・B・Cの3つの組み合わせルートで回る形になっていて、下半分のロープウェイ、山道を上るシャトルバス、天門洞ロープウェイ、エスカレーターを組み合わせています。予約するときに、どのルートが販売されているかを確認してください。3つのルートの手順は、上でリンクした張家界のページで順を追って説明しています。
8日目 鳳凰へ移動
朝の列車で張家界西駅から鳳凰古城駅へ向かい(区間3)、古い町に入ります。古い町の通りは、2016年から無料で歩けます。お金がかかるのは個別の見どころだけです。湖南省の2025年の価格表では、8か所の見どころと沱江の舟下りがセットになった共通券が128元です。料金はチケット売り場で確認してください。
| 古城内 | 料金(2025年リスト) |
|---|---|
| 古城の通り・路地・川岸の散策 | 2016年4月10日から無料(2013〜2016年の148元の入城券は廃止) |
| 沈従文故居 | 20元 |
| 熊希齢故居 | 10元 |
| 万寿宮、古城博物館、楊家祠堂、東門城楼、崇徳堂、虹橋 | 各5元 |
| 沱江の遊覧船(任意) | 85元 |
| 共通券(8つの見どころ+沱江の遊覧船) | 128元 |
| 周辺の観光地・ショー | 料金(2025年リスト) |
|---|---|
| 南華山 | 88元 |
| 南方長城 | 45元 |
| 苗人谷 | 68元 |
| 竹山苗寨 | 80元 |
| 老家寨 | 58元 |
| 山江博物館の観光エリア | 68元 |
| 「湘見沱江」(川の夜のショー) | 168元 |
| 徳夯(吉首) | 80元 |
| 矮寨大橋の観光エリア(吉首) | 95元 |
鳳凰がいちばんよいのは早朝と、日帰り客が帰って川沿いの家々に明かりがともる夜です。宿は古い町の中、できれば川の近くにとってください。見どころ、近くの苗族の村、泊まる場所については鳳凰古城ガイドをご覧ください。

9日目 鳳凰から出る
人が増える前にもう一度川岸を歩き、列車で長沙南駅に戻ってリニアで空港へ向かいます(区間4)。または、列車で南の懐化南駅へ行き、そこから貴陽へ向かいます。飛行機が翌朝なら、長沙南駅の近くに泊まってください。リニアは長沙南駅と空港を結んでいて、始発は7時00分です。早朝の便ならタクシーを使ってください。
予算:決まっている費用の合計
列車と主な入場券には公式の価格があります。ホテルと食事にはそれがなく、季節やグレードによって差が大きすぎるので、正確な金額は出せません。以下は、大人1人分の公式価格を合計したものです。
| 項目 | 大人1人あたりの料金 |
|---|---|
| 武漢駅→長沙南駅(二等座) | 145〜199元 |
| 長沙駅→張家界西駅(二等座) | 135〜166元 |
| 張家界西駅→鳳凰古城駅(二等座) | 77〜93元 |
| 鳳凰古城駅→長沙南駅(二等座) | 188〜221元 |
| 黄鶴楼 | 70元(2018年の価格) |
| 湖北省博物館 | 無料(要予約) |
| 湖南博物院 | 無料(要予約) |
| 岳麓書院 | 40元 |
| 武陵源入場券(4日間) | 165元 |
| 武陵源の園内バス(4日間) | 60〜72元、購入時に確認 |
| 天門山入場券 | 72元、ほかに選んだルートのロープウェイ・エスカレーター・バス代 |
| 鳳凰の共通券(見どころ8か所と舟下り) | 128元(2025年の価格) |
列車4区間の合計は、二等座で約545〜679元です。長沙に戻らず懐化南駅から出る場合、最後の区間は35〜42元に下がります。
表の観光関係の入場券は、園内バスの料金によって合計約535〜547元です。これに、天門山で選んだルートの交通費が加わります。2023年の価格表では、メインのロープウェイが108元、天門洞ロープウェイが76元、上段のエスカレーターが42元、下段のエスカレーターが32元です。A・B・Cのパッケージはこれらを入場券と組み合わせたものなので、予約するときにパッケージの価格を確認してください。武陵源の中のオプション、たとえば百龍エレベーター(2023年の価格表で片道65元)も別料金なので、当日に料金を確認してください。
これらの施設の無料・半額のルールは、ほとんどが中国の身分証を前提に書かれています。外国人の高齢者や学生は正規料金のつもりで考え、チケット窓口で聞いてみてください。予算の残りはホテルと食事です。武陵源と鳳凰のゲストハウスは祝日や夏の週末に高くなるので、その日の宿は早めに予約してください。ほかの費用も含めた1日あたりの予算は中国旅行の予算ガイドを参考に立ててください。
ルートの調整方法
日数が少ない場合(6〜7日)
- 張家界がおもな目的なら鳳凰を外します。張家界から飛行機で出るか、列車で長沙駅に戻ってください。
- 南から来るなら武漢を外します。サンプル日には広州南駅から長沙南駅へ約90本あり、最速は2時間なので、長沙から始められます。
- 張家界は2日より短くしないでください。公園の入場券は4日間有効で、霧で1日まるごとつぶれることもあります。
日数に余裕がある場合(11日以上)
- 武漢から宜昌と三峡へ:漢口駅から宜昌東駅へは約54本(最速1時間34分)、宜昌北駅へは約16本(最速1時間09分)あります。宜昌の2つの駅は場所が違うので、ダムのツアーや船の乗り場にどちらが近いかを確認してください。
- 長沙から日帰りで韶山へ:長沙南駅から韶山南駅へ約25本あり、多くは23分、運賃は23〜36元です。韶山は毛沢東の生まれた土地で、その旧居は記念館の公式サイトか公式WeChatアカウントで事前予約して見学します。行く前に、パスポートで予約できるかと開館時間を記念館に確認してください。よく見かける40元の入場券は滴水洞景勝地のもので、旧居のものではありません。
- 湖北省西部の恩施も、武漢から足を延ばせる候補です。日程に入れる前に、12306で現在の列車と所要時間を確認してください。
- 鳳凰をもう1泊するか、張家界に予備日を1日入れるのが、旅全体をゆったりさせるいちばん簡単な方法です。
逆回りで回る場合
できますが、時間がかかります。長沙南駅から鳳凰へは11時26分より前の列車がなく、鳳凰から張家界西駅へは12時43分より前の列車がありません。そのため、2回の移動日でそれぞれ午前中がつぶれます。どうしても張家界で旅を終えたいなら、午後の遅い移動は受け入れてください。単に張家界から旅を始めるだけなら、上で説明した張家界→鳳凰→長沙南→武漢の順にしてください。
もっと大きな旅に組み込む
- 北京・西安・上海から:どこからも武漢への直通列車があります。西安東駅から漢口駅へは約18本、最速は2時間41分です。北京・西安・上海ルートのあとに回るのにも向いています。
- 重慶から:重慶北駅から漢口駅へは約34本、最速は3時間53分です。2025年7月からは重慶東駅から張家界西駅への直通高速鉄道もあるので、武漢と長沙を飛ばして山へ直行することもできます。重慶ガイドをご覧ください。
- 貴州省へ抜ける:鳳凰から懐化南駅を経由して貴陽北駅へ向かいます(区間4)。
- 桂林へ抜ける:できなくはありませんが、実用的な直通はありません(区間4を参照)。決める前に、12306で長沙南駅経由の乗り継ぎを確認してください。
初めての中国旅行で、まだどの地域にするか迷っているなら、初めての中国旅行モデルコースでこのルートと定番の北京・西安・上海ルートを比べています。
よくある質問
武漢・長沙・張家界・鳳凰を回るには何日必要ですか?
無理なく回るなら9日間です。武漢2日、長沙1日半、張家界3日、鳳凰1泊という配分です。長沙を1日にすれば8日でも回れます。10日あれば鳳凰をもう1泊するか、悪天候に備えて張家界に予備日を入れられます。7日未満なら、4か所を急いで回るより、鳳凰か武漢のどちらかを外してください。
張家界と鳳凰、どちらを先に行くべきですか?
張家界が先です。2026年11月5日のサンプル日では、張家界西駅から鳳凰へ向かう列車は7時05分が始発ですが、鳳凰から張家界西駅へ向かう列車は12時43分まで1本もありません。そのあと鳳凰を出るのは簡単で、長沙南駅行きも懐化南駅行きも7時44分から列車があります。鳳凰を先にすると、半日を2回失います。
このルートは240時間トランジットビザ免除で回れますか?
回れます。国籍が対象で、第三国・地域へ向かう確定した次の航空券などを持っていることが条件です。湖北省と湖南省はどちらも省全域が対象で、対象の省どうしは移動できます。入国は武漢天河空港、長沙黄花空港、張家界荷花空港のどこからでもできます。9日間のプランは240時間の中に収まります。予約の前に、トランジットビザ免除ガイドで最新のルールを確認してください。
まとめ
このルートには9日間をとり、武漢→長沙→張家界→鳳凰の順に回って、最後は列車で長沙南駅か懐化南駅へ出てください。長沙へは武漢駅から、張家界へは長沙駅(長沙南駅ではありません)から乗り、鳳凰へはバスではなく高速鉄道で行きます。できれば武漢に飛行機で入り、長沙から帰ってください。湖北省博物館は5日前の0時の予約開始と同時に予約し、湖南博物院は新しい日の枠が出る20時00分に予約し、武陵源の初回入場枠も早めに予約してください。次にやることは、12306か予約アプリを開いて、旅行日の長沙駅→張家界西駅と張家界西駅→鳳凰古城駅の列車を確認し、この2区間を最初に予約することです。
最終更新:2026年10月
ファクトチェック済みの出典
- 公式 Chinese embassies and consulates 2 ページ
- 公式 National Immigration Administration 4 ページ
- 公式 China Railway 12306 21 ページ
- 公式 data.jma.go.jp 4 ページ
- 公式 China Weather (China Meteorological Administration) 3 ページ
- 公式 whhlyt.hunan.gov.cn 4 ページ
- 公式 jtt.hunan.gov.cn
- 公式 zwfw-new.hunan.gov.cn
他 23 件の出典を表示
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- hunan.voc.com.cn
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- Guangming Online
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- 公式 disc.static.szse.cn
- 公式 web.archive.org 3 ページ
- 公式 ssmzd.com
- cn.chinadaily.com.cn
最終確認日: 2026-11-02
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