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大同と平遥だけなら山西省は5日、五台山と太原での1泊を加えるなら7日が目安です。回る順番は北から南です。北京(清河駅または北京北駅)から高速鉄道で大同南駅へ行き、大同から直通バスで五台山へ、五台山からバスで太原へ下り、短い列車で平遥へ移動して、最後は列車で西安北駅へ抜けます。西安から入る場合は、同じルートを逆向きに回れます。つまずきやすい点は2つあります。1つ目は、五台山には高速鉄道の駅がなく、最後の区間は必ずバスになることです。2つ目は、240時間トランジットビザ免除で入国する場合、山西省で滞在できるのは太原と大同だけなので、この制度では五台山と平遥には行けないことです。
何日必要か、どの順番で回るか
山西省は、北京の西、河北省の向こう側にある省です。とても古い仏教の石窟美術や木造建築が多く、ユネスコ世界遺産が3つ、南北に走る1本の鉄道沿いに並んでいます。大同の雲岡石窟(2001年登録)、平遥古城(1997年登録)、そして五台山(2009年登録)です。ユネスコは五台山を中国の四大仏教名山の1つとし、頂上が平らな5つの峰で知られる山だと説明しています。
日数の目安は次のとおりです。
- 5日:大同と平遥。大同に2泊、平遥に2泊、その間に移動日を1日とります。大同南駅から平遥古城駅への直通列車があるので、太原で乗り換える必要はありません。
- 7日:全ルート。大同2泊、五台山1泊、太原1泊、平遥2泊です。時間があって季節も合うなら、こちらを選んでください。
- 8〜9日:全ルートで五台山に2泊してゆっくり回るか、大同から応県木塔、平遥から近郊の大院(豪商の屋敷)への日帰りを加えます。
細かい泊数よりも、回る順番のほうが大事です。北から南へ進むのが自然で、理由は3つあります。
- 北京から一番行きやすいのが大同です。清河駅と北京北駅から大同南駅まで、最速の高速列車なら2時間かかりません。ここから始めれば、最初の移動が短く、本数も多くなります。
- 五台山は大同と太原の間にあります。大同南駅から五台山のビジターセンターへ景区バスがあり、五台山から太原へ下るバスもあります。片側から入って反対側へ抜けるので、来た道を戻る必要がありません。
- 平遥は西安とつながっています。平遥古城駅から西安北駅へ高速列車が走っているので、平遥は山西省の最後の滞在地にちょうどよく、そのまま西安(兵馬俑など)やその先へ進めます。
逆向き(西安北→平遥→太原→五台山→大同→北京)でも同じように回れます。向きは航空券に合わせて決めてください。北京に着くなら南へ、西安に着くなら北へ進みます。入国と出国を別の都市にする「オープンジョー」の航空券にすれば、長い距離を戻る移動がなくなります。
五台山を計画に入れるかどうかは、季節で決まります。寺院が集まる谷は通年開いていますが、5つの台頂(峰の頂上)は2026年11月1日から2027年5月15日まで立ち入りが禁止されます。標高約2,900メートルの台頂では、1月の平均気温が−17.3℃です。11月から5月中旬までの五台山は寺院だけの訪問になるため、五台山を外して5日プランにする人も多くいます。5月下旬から10月なら、7日の全ルートで回るのがおすすめです。
入国方法と山西省の240時間ビザ免除ルール
このルートは、北京から入って西安や上海から出るなど、中国旅行全体の一部として回る人がほとんどです。山西省のどこまで行けるかは、どの方法で入国したかで決まります。
240時間トランジットビザ免除。対象国の人が第三国へ向かう途中で、最長240時間(10日間)滞在できる制度です。山西省では行ける範囲がかなり限られます。山西省の入国地点は太原武宿国際空港だけで、滞在できる範囲も省全体ではなく太原と大同だけです。五台山は忻州市、平遥は晋中市にあるため、どちらも範囲外です。
1回の入国のまま、別の省の滞在可能エリアどうしを行き来することはできるので、北京・大同・太原を回る旅はこの制度で問題ありません。この制度の入国地点は24省の65か所で、北京の空港も含まれます。実際には、240時間トランジットの旅行者は北京→大同→太原と回って飛行機で出国できますが、平遥と五台山は外すことになります。出国便の条件や入国審査の流れは、240時間トランジットビザ免除ガイドで説明しています。
30日ビザ免除、またはビザ。パスポートが中国の30日ビザ免除の対象になっているか、通常の観光ビザを持っている場合は、山西省の範囲制限は関係ありません。五台山や平遥を含め、このルートのどこへでも行けます。どの国がどの制度の対象かは、中国のビザ免除・トランジット制度のガイドをご覧ください。
💡 ポイント:北京から入って西安から出るオープンジョーの計画は、30日ビザ免除やビザで入国する人に向いています。240時間トランジットで入国する場合は、航空券を予約する前に、出国する都市のルールもあわせてご確認ください。
各区間の列車:駅ごとの行き方
以下の列車は、特に書いていない限りすべて高速鉄道(高鉄・動車)です。数字は、12306(中国国家鉄路の公式予約システム)の時刻表で、2026年11月5日(木)の1日をサンプルとして調べたものです。本数は「その日におよそ何本あるか」、運賃は列車によって変わる二等座の幅です。時刻表は年に数回改正されるので、この数字は計画づくりに使い、予約は最新の時刻表で行ってください。
| 区間 | 当日の本数 | 発車 | 所要時間 | 運賃の例:二等席 / 一等席 |
|---|---|---|---|---|
| 清河駅 → 大同南駅 | 24本(D 14・G 10) | 07:04〜20:16 | 最速1時間45分(G2509) · 標準的には2時間5分 | 146〜157元 / 235〜252元 |
| 北京北駅 → 大同南駅 | 21本(G 20・D 1) | 06:49〜20:02 | 最速1時間46分(G2531) · 標準的には2時間4分 | 148〜167元 / 237〜269元 |
| 北京西駅・北京豊台駅 → 大同南駅 | 直通列車なし | – | – | – |
| 北京豊台駅 → 大同駅 | 11本(K 7・Z 4) | – | 最速5時間36分(Z351) | – |
| 区間 | 当日の本数 | 発車 | 所要時間 | 運賃の例:二等席 / 一等席 |
|---|---|---|---|---|
| 大同南駅 → 繁峙駅・五台山北駅 | 直通列車なし | – | – | – |
| 大同駅 → 五台山北駅 | 直通列車なし | – | – | – |
| 大同南駅 → 原平西駅 | 20本(D 17・G 3) | 06:51〜19:51 | 最速51分(D5363) · 標準的には1時間9分 | 66〜81元 / 105〜130元 |
| 北京西駅・北京豊台駅 → 五台山北駅 | 1本(夜行K603) | 22:11 / 22:32 | 翌日04:44着。6時間12分〜6時間33分 | 硬座 50.5元 · 硬臥 96.5元 |
| 五台山北駅 → 太原駅 | 2本(K603、8817) | 04:48、10:49 | 3時間32分(K603) · 5時間11分(8817) | 硬座 27.5〜37.5元 |
| 太原駅 → 五台山北駅 | 2本 | – | – | – |
| 繁峙駅 → 太原駅 | 2本 | – | – | – |
| 区間 | 当日の本数 | 発車 | 所要時間 | 運賃の例:二等席 / 一等席 |
|---|---|---|---|---|
| 大同南駅 → 太原南駅 | 43本(D 35・G 8) | 06:33〜21:35 | 最速1時間29分(G2511) · 標準的には1時間46分 | 99〜134元 / 157〜214元 |
| 大同南駅 → 太原駅 | 12本(D 10・G 2) | – | 最速1時間21分(D2511) | 101〜118元 / 161〜188元 |
| 大同駅 → 太原駅 | 3本(K 3) | – | 最速3時間37分 | – |
| 区間 | 当日の本数 | 発車 | 所要時間 | 運賃の例:二等席 / 一等席 |
|---|---|---|---|---|
| 大同南駅 → 平遥古城駅 | 8本(D 7・G 1) | 06:33〜18:46 | 最速2時間28分(D1037) · 標準的には2時間42分 | 132〜146元 / 211〜234元 |
| 大同駅 → 平遥駅 | 2本(K 2) | – | 最速6時間5分 | – |
| 区間 | 当日の本数 | 発車 | 所要時間 | 運賃の例:二等席 / 一等席 |
|---|---|---|---|---|
| 北京豊台駅 → 太原南駅 | 17本(G 16・D 1) | 07:12〜20:02 | 最速2時間18分(G379) · 標準的には2時間53分。ほかに遅いD269が1本:5時間11分、二等席127元 | 182〜224元 / 291〜357元 |
| 北京西駅 → 太原南駅 | 1本(G613) | – | 2時間49分 | 二等席 220元 |
| 北京西駅 → 太原駅 | 10本(D 4・G 2・Z 2・T 1・K 1) | – | 2時間30分〜2時間38分(G605 / G613)。残りは寝台D列車と在来線 | G列車:二等席218元 |
| 清河駅 → 太原南駅 | 12本(D 12) | – | 最速3時間31分。大同経由で遅く、運賃も高い | 二等席 248〜259元 |
| 北京北駅 → 太原南駅 | 4本 | – | 最速3時間35分。大同経由で遅く、運賃も高い | 二等席 264〜280元 |
| 区間 | 当日の本数 | 発車 | 所要時間 | 運賃の例:二等席 / 一等席 |
|---|---|---|---|---|
| 太原南駅 → 平遥古城駅 | 25本(D 22・G 3) | 06:59〜20:59 | 最速31分 · 標準的には39分 | 28〜31元 / 46〜50元 |
| 太原駅 → 平遥古城駅 | 4本 | – | 51分〜1時間1分 | 二等席 34〜37元 |
| 太原駅 → 平遥駅 | 4本(K 4) | – | 最速1時間16分(K237) | 硬座 16.5元 |
| 太原南駅 → 平遥駅 | 2本 | – | 最速1時間20分 | – |
| 区間 | 当日の本数 | 発車 | 所要時間 | 運賃の例:二等席 / 一等席 |
|---|---|---|---|---|
| 北京豊台駅 → 平遥古城駅 | 2本(G 2) | 07:12、10:38 | 3時間35分〜3時間42分 | 251元 / 402元 |
| 清河駅 → 平遥古城駅 | 2本(D 2) | 14:52、16:07 | 4時間49分〜5時間23分 | 二等席 290元 |
| 北京西駅 → 平遥古城駅 | 直通列車なし | – | – | – |
| 北京西駅・北京豊台駅 → 平遥駅 | 1本(夜行K603) | 22:11 / 22:32 | 約11時間30分〜11時間51分 | – |
| 区間 | 当日の本数 | 発車 | 所要時間 | 運賃の例:二等席 / 一等席 |
|---|---|---|---|---|
| 平遥古城駅 → 西安北駅 | 12本(D 11・G 1) | 08:50〜18:32 | 最速2時間27分(D2799) · 標準的には2時間55分 | 150〜159元 / 241〜256元 |
| 西安北駅 → 平遥古城駅 | 10本(D 9・G 1) | 07:45〜17:25 | 最速2時間25分(G2456) | 二等席 159元 |
| 平遥駅 → 西安駅 | 1本(K2095) | – | 8時間44分 | – |
北京→大同南駅
まず、北京の出発駅を間違えないでください。大同南駅行きの高速列車が出るのは清河駅と北京北駅だけで、北京西駅と北京豊台駅からは大同南駅行きの列車がありません。サンプル日の清河駅発は約24本、発車は07:04〜20:16で、最速は1時間45分です。北京北駅発は約21本、発車は06:49〜20:02で、最速は1時間46分です。調べた列車の運賃は、二等座が146〜167元、一等座が235〜269元です。
2つの駅は市内の別々の場所にあるので、ホテルから行きやすいほうを選んでください。北京豊台駅からは古いほうの大同駅へ向かう在来線の列車もありますが、最速でも5時間36分かかります。ほかの列車がすべて売り切れていない限り、使う必要はありません。
大同には駅が2つあります。大同南駅は高速鉄道の駅です。大同駅は市内にある古い駅で、在来線の列車しか発着しません。このルートの列車はすべて大同南駅を使います。
大同南駅→五台山(高速鉄道の駅はありません)
ここが一番迷いやすい区間です。大同から南へ向かう高速列車は、応県西駅、山陰南駅、朔州東駅などを経て原平西駅へ走りますが、途中停車駅に「五台山」という名前の駅はありません。大同から五台山北駅への直通列車も、1本もありません。
現実的な行き方は景区バスです。大同南駅から「大同景区直通车」(大同の観光地直通バス)に乗れば、五台山のビジターセンターまで乗り換えなしで行けます。同じ運営会社が大同周辺の観光地へ21路線を運行していて、五台山もその1つです。ほかの上り方と、運賃・時刻の確認方法は、下の五台山の章で説明します。
途中まで列車に乗りたい場合、大同南駅→原平西駅はサンプル日に約20本、発車は06:51〜19:51、最速51分、二等座は66〜81元です。この方法を使うのは、原平西駅からのバスを確認済みか、最後の区間の車を手配してある場合だけにしてください。
北京→五台山北駅(夜行列車)
五台山北駅は、北京と原平を結ぶ古い京原線にある、在来線の小さな駅です。K603次の夜行列車は北京西駅を22:11(北京豊台駅は22:32)に出て五台山北駅に04:44に着き、運賃は硬座が50.5元、硬臥(寝台)が96.5元です。初めての旅にはおすすめしません。夜明け前に着くうえ、駅から台懐鎮(台怀镇)の寺院エリアまでの交通を自分で手配しなければならないからです。高速鉄道の駅からバスで行くほうが簡単です。
大同南駅→太原南駅
このルートで一番本数の多い区間です。サンプル日は約43本、発車は06:33〜21:35で、最速は1時間29分、標準的な列車で約1時間46分、二等座は99〜134元です。ほかに約12本が古いほうの太原駅へ向かい、最速は1時間21分です。太原の2つの駅はどちらも地下鉄1号線の駅なのでどちらに着いても構いませんが、切符に書かれた駅名はよく見ておいてください。
大同南駅→平遥古城駅(太原を経由しない)
5日プランなら、乗り換えは要りません。サンプル日、大同南駅から平遥古城駅への直通列車は約8本、発車は06:33〜18:46で、最速は2時間28分、二等座は132〜146元です。本数が少ないので、この区間は早めに予約してください。
太原→平遥古城駅
太原南駅から平遥古城駅まではすぐです。サンプル日は約25本、発車は06:59〜20:59で、最速は31分、二等座は28〜31元です。古いほうの太原駅からも約4本出ています。これだけ本数があれば、たいてい前日でも切符が買えます。
平遥にも駅が2つあります。平遥古城駅は古城の南西にある高速鉄道の駅で、108番バスで古城と双林寺へ行けます。平遥駅は在来線の駅で、古城から歩いて約20分です。
北京→太原南駅、北京→平遥古城駅
大同を飛ばす場合や、南から北京へ戻る場合、太原へ向かう北京の主な駅は北京豊台駅です。サンプル日の北京豊台駅発・太原南駅行きは約17本で、最速は2時間18分、二等座はおおむね182〜224元です。北京西駅から太原南駅行きはこの日1本だけですが、古いほうの太原駅行きは約10本あり、約2時間半で着くG列車も含まれます。清河駅発の列車は大同経由で、3時間半以上かかります。
北京から平遥古城駅への直通列車は少なく、北京豊台駅発が2本(約3時間35〜42分、二等座251元)、清河駅発が2本(約5時間)です。太原と平遥の間は本数が多いので、ほとんどの人は太原南駅で乗り換えます。
平遥古城駅⇄西安北駅
サンプル日、平遥古城駅から西安北駅へは約12本、発車は08:50〜18:32で、最速は2時間27分、二等座は150〜159元です。逆方向は、西安北駅から平遥古城駅へ07:45〜17:25に約10本、最速は2時間25分です。最終列車は夕方の早い時間に出ます。平遥で丸1日観光してから夜の列車で西安へ、という計画は立てないでください。
切符の予約
切符は、乗車日を含めて15日前から発売されます。公式の12306英語サイトは外国のパスポートに対応しているので、12306英語サイトで全区間を自分で予約できます。12306のアカウント認証や支払いがうまくいかない場合は、Trip.comでも同じ列車を英語で予約でき、外国のカードが使えます。座席クラス、パスポートでの改札、乗車までの流れは、中国の高速鉄道ガイドと中国の駅の歩き方で説明しています。
💡 ポイント:本数の少ない区間から先に予約してください。大同南駅→平遥古城駅(約8本)と、北京→平遥の直通列車です。大同・太原間と太原・平遥間は本数がとても多いので、連休以外で売り切れることはほとんどありません。

五台山:行き方、入場券、冬の注意
五台山(Wǔtái Shān、「5つの台がある山」という意味)は、頂上が平らな5つの峰が連なる山地で、その間の谷に仏教寺院が集まっています。寺院エリアは台懐鎮という町で、太原から約240kmです。多くの人は台懐鎮かその近くに1〜2泊し、寺院の間は歩いて、少し遠いところは無料のシャトルバスで移動します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 行き方 | 五台山に高速鉄道の駅はなく、どのルートも最後はバスです 太原武宿空港、五台山空港、太原南駅、忻州西駅、太原駅から五台山ビジターセンターへの直通バスが両方向とも 06:00〜18:00 に出ています。切符はWeChatミニプログラム「山西文旅行」で購入 大同南駅からは「大同景区直通车」で同じビジターセンターへ 忻州古城、平遥古城発の観光路線もあります 運賃と所要時間は公表されていません。帰りの最終バスとあわせて前日にミニプログラムで確認を |
| 予約 | 2025年3月13日から必須:公式プラットフォーム「五台山游客服务中心」(WeChat)で実名・時間指定の入場枠を、最大 5 日前から予約。1日の上限は入場者 4万人、乗り入れ車両 2,000台で、埋まりしだい締め切り 外国のパスポートで予約できるかは公式に書かれていません。数日前に試し、だめならビジターセンターの窓口で相談を |
| 入山券 | オフシーズン(11〜3月):正規 118 元 / 半額 60 元。2018年の回答による額で、現在も適用されているかは公式に未確認 2022年の通知:正規 135 元 / 半額 70 元(シーズン区分なし)。5月19日と9月27日は全員半額 半額・無料は中国の身分証明書が基準です。外国のパスポートでは正規料金と考えてください |
| 寺院の入場料 | 顕通寺、塔院寺、菩薩頂、黛螺頂:入山券とは別に、それぞれ少額の入場料が必要(金額は公式に未公表) 南山寺、万仏閣など、問い合わせのあったほかの寺院:入場料なし(2022年の回答) |
| 景区内のバス | 無料・24時間運行:3 本の幹線が各入口を結び、黛螺頂の乗り換えエリアで合流。9 本の支線が仏母洞や東台などへ。待ち時間は 5 分以内 車の枠が取れなかったら、南門・北門・西門の外の無料駐車場に停めてバスで入山 観光バスが有料だという情報は古いものです |
| 冬季の立入規制 | 2026年11月1日〜2027年5月15日:5つの台頂と周辺は立入規制。登山・キャンプなどの野外活動は禁止、関係車両以外は進入不可。通告によると、この時期の台頂は最低 −44 °C、13 級を超える強風、視界 10 m 未満になることがあります 台懐鎮の谷にある寺院は規制の対象外です |
| 気候 | 台頂(標高約 2,900 m):年平均 −3.8 °C、1月の平均 −17.3 °C、7〜8月の月平均も 10 °C 以下 · 台懐鎮(標高約 1,700 m):真夏の最高気温は約 27 °C · 年間降水量は約 760 mm |
行き方
現実的な行き方は、どれも最後はバスです。五台山景区は、太原武宿空港、五台山空港、太原南駅、忻州西駅、太原駅からビジターセンターへの直通バスを運行していて、両方向とも6:00〜18:00の間に出ています。切符はWeChatのミニプログラム「山西文旅行」で買えます。北からは、「大同景区直通车」が大同南駅から同じビジターセンターへ走っています。
運賃、所要時間、帰りの最終バスは、移動の前日にミニプログラムで確認してください。真冬は特に大事です。全ルートを回る場合の簡単な計画は次のとおりです。
- 大同から来る場合:朝のバスで大同南駅からビジターセンターへ。台懐鎮のホテルにチェックインして、午後に寺院を回ります。
- 太原へ向かう場合:ビジターセンターから太原南駅(または太原駅、空港)へバスで下ります。太原南駅からは21時ごろまで列車があるので、その日の夜のうちに平遥まで進めます。
- 北京から直接行く場合:高速鉄道で太原南駅へ行き、そこからバスで上ります。ほぼ1日かかります。
予約と入場券
2025年3月13日から、すべての訪問者は公式プラットフォーム「五台山游客服务中心」で実名・時間指定の入場枠を予約する必要があり(5日前から予約できます)、景区の入場者数は1日4万人までに制限されています。数日前に、パスポートで予約できるか試してください。フォームがパスポートを受け付けない場合は、パスポートを持ってビジターセンターの窓口へ行き、そこで相談してください。
2018年の回答に載っているオフシーズン(11月〜3月)の料金は118元(半額60元)で、その後の2022年の通知ではシーズンの区別なく135元(半額70元)となっているので、予約するときに最新の料金をご確認ください。半額や無料の割引は中国の身分証明書を持っていることが条件なので、外国のパスポートでは正規料金になると考えておいてください。入場券が翌日も使えるかどうかも、確認しておくと安心です。
景区内の移動
景区内のバスは無料で、24時間運行しています。3本の幹線が各入口を結んで黛螺頂(黛螺顶)の乗り換えエリアで合流し、9本の支線が仏母洞や東台などへ向かい、待ち時間は5分以内に抑えられています。五台山の観光バスは有料だという情報を見かけたら、それは古い情報です。
どの寺院を見るか
主な寺院は台懐鎮の中に近くに集まっていて、歩いて回れます。そのうち4つの寺院は、それぞれ少額の入場料がかかります。顕通寺(显通寺)、塔院寺(大きな白い仏塔がある寺)、菩薩頂(菩萨顶、丘の上の寺)、黛螺頂の4つです。南山寺や万仏閣など、ほかの寺院は無料です。それぞれの門で払えるよう、少しの現金か、使えるモバイル決済を用意しておいてください。
1日だけなら、午前に塔院寺と顕通寺を回り、そのあと菩薩頂へ上って谷を見下ろすのがおすすめです。2日目があれば、寺院エリア全体を見渡せる黛螺頂と、谷の南の端にある南山寺を加えてください。現役の寺院は祈りの場です。肌の露出を控えた服装にし、拝礼用の座布団はまたがずに回り込んで歩き、僧侶や参拝中の人を撮影する前には一声かけてください。詳しくは宗教施設の訪問ガイドと中国のマナーガイドをご覧ください。

仏光寺と南禅寺:唐代の木造建築
古い建築に興味があるなら、台懐鎮の外にある2つの寺院に、車で半日かける価値があります。南禅寺の大殿は中国に現存する最古の唐代木造建築で、2017年に省政府が公表した情報では入場料10元、開館8:00〜18:00でしたが、行く前に最新の料金と開館時間をご確認ください。建築家の梁思成が「中国第一の国宝」と呼んだ仏光寺は、同じ2017年の情報で入場料15元、開館7:00〜19:00とされているので、出発前にご確認ください。どちらも無料バスの路線には入っていません。寺院の谷から遠く離れた別々の鎮にあるので、2つとも回るならチャーター車と、ほぼ1日が必要です。
冬の五台山
2026年11月1日から2027年5月15日まで、5つの台頂とその周辺は閉鎖され、登山やキャンプなどの野外活動と、自家用車の乗り入れが禁止されます。景区は理由をはっきり説明しています。この時期の台頂は−40℃を下回ることがあり、ハリケーン並みの強風が吹き、視界が10メートル未満になるためです。閉鎖されるのは台頂だけです。台懐鎮の谷にある寺院は引き続き開いていて、谷は標高約1,700メートルと、台頂よりずっと低い場所にあります。
夏でも台頂は寒く、標高約2,900メートルでは一番暖かい月でも平均気温が10℃未満です。何月に行く場合でも、五台山には暖かい上着を1枚持っていってください。
太原に泊まる価値はあるか
太原は山西省の省都で、標高約800メートルにある大きな近代都市です。大同や平遥のような古い町並みはありませんが、このルートに合う見どころが2つあります。山西博物院と晋祠です。結論から言うと、7日プランなら1泊、5日プランなら寄らなくて大丈夫です。全ルートでは五台山から下りてくる途中でどのみち太原を通るので、1泊してもほとんど負担になりません。5日プランでは、大同と平遥を結ぶ直通列車で太原を飛ばせます。
山西博物院は中国でもトップクラスの国家級博物館の1つで、青銅器、陶磁器、石刻、仏教彫刻、壁画が充実しています。雲岡石窟と五台山を見たあとなら、その背景にある歴史がよく分かります。入場は無料ですが、博物院の公式WeChatアカウントでの実名予約が必要で、3日前から予約できます。2026年9月1日から入場用のQRコードはなくなり、予約した時間帯に、予約に使った身分証明書の原本を見せて入る方式になりました。使える身分証明書にはパスポートも含まれています。1〜2日前に、パスポート番号でWeChatの予約を試してください。開館は9:00〜17:00(最終入館16:00)で、月曜日は休館です。見学には2〜3時間みておいてください。予約の一般的な流れは中国の博物館ガイドをご覧ください。
晋祠は市の南西にある寺院と庭園の複合施設で、聖母殿の宋代の侍女像、難老泉、十字形の橋「魚沼飛梁」、周代から伝わるとされるヒノキの古木(周柏)があります。入場料は正規料金80元(半額40元)で、通年開いていて、開館は8:30〜17:30です。祝日は公式WeChatアカウントでの事前予約が必要で、その日の上限に達すると予約が締め切られます。見学は半日みておいてください。
| 見どころ | 料金 | 予約 | 開館時間 |
|---|---|---|---|
| 山西博物院 | 無料 | 無料・実名予約が必須:博物院の公式WeChatアカウント「山西博物院」のみ(第三者の販売なし)、最大 3 日前から(見学当日は含まず)。夏の繁忙期は 07:00 に枠を開放 2026年9月1日から入館用QRコードは廃止。予約した時間帯に、予約に使った身分証明書の原本で入館。パスポート可、名義は予約と一致が必要 軍人・消防救援隊員・障害のある人・60歳以上は有効な証明書で予約不要(パスポートについては記載なし) | 09:00–17:00(最終入館 16:00)· 月曜休館 2025年夏の延長(8月9日〜31日):09:00–18:00(最終入館 17:00) |
| 晋祠博物館 | 正規 80 元 / 半額 40 元(半額の対象は記載なし) | 祝日は公式WeChatアカウント「中国晋祠」 / 「晋祠天龙山景区官微」で予約が必須。その日の上限に達すると締め切り。平日の扱いは記載なし | 08:30–17:30 · 通年開館 祝日は変わることがあります。例:2026年の中秋節の連休(9月25日〜27日)は 08:00–19:00、入場券確認は 18:30 まで |
泊まるなら1泊で十分です。着いた日の午後に博物院(月曜日は除く)、翌朝に晋祠を見て、そのあと列車で平遥へ向かいます。便利な選択肢もあります。「山西文旅行」のシャトルバスが山西博物院から平遥古城(片道40元)、喬家大院(35元)、晋祠(15元)へ出ていて、同じWeChatミニプログラムで予約できます。
太原市内の移動
地下鉄1号線は太原武宿空港、太原南駅、古いほうの太原駅を結んでいるので、どちらの鉄道駅からも1号線で市内に入れます。1号線は大南門駅で2号線と交差します。運賃は最初の5kmまでが2元で、距離に応じて上がります。2号線の全23駅で外国の銀行カードが使えますが、窓口で確認するのが確実で、1号線で使えるかどうかは窓口で尋ねてください。太原武宿空港、太原南駅、大同南駅には、外国のカードが使えるATMがあります。夜遅く着く場合は、地下鉄の最終列車の時刻を駅で確認してください。間に合わないときはタクシーを使うつもりでいてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 鉄道駅 | 太原南駅:高速鉄道の主要駅。12306のサンプル日(2026年11月5日)では、北京豊台・大同南方面の動車組の大半と、平遥古城駅行きの全 25 本がここに発着 太原駅:古いほうの駅。在来線が中心で、動車組も少しあり(サンプル日:大同南発 12 本、北京西発 10 本) どちらも地下鉄1号線の駅です。切符の駅名を確認してください |
| 空港 | 太原武宿国際空港:地下鉄1号線の武宿1号2号航站楼駅(2025年2月22日開業)から太原南駅、太原駅、市中心部へ直通。大南門駅で2号線に乗り換え。所要時間と始発・終電は公表されていないので駅で確認を |
| 地下鉄 | 2 路線。1号線:河龍湾〜武宿1号2号航站楼駅、28.737 km、24 駅、2025年2月22日開業。2号線は南北方向。両線は大南門駅で接続 |
| 運賃 | 距離制、上限なし:0〜5km 2元 · 5〜10km 3元 · 10〜15km 4元 · 15〜21km 5元 · 21〜27km 6元 · 27〜34km 7元 地下鉄カード(実物・電子)で 10%引き · 65歳以上は有効な証明書で無料(パスポートについては記載なし) |
| 支払い | 2号線の全 23 駅で外国の銀行カードが使えます。1号線の対応や、改札でタッチできるのか窓口だけなのかは公表されていないので、窓口で確認を 外国人向けの決済サービス拠点:太原武宿空港、太原南駅、太原古県城、鐘楼街、晋祠 |

各地に何泊するか
各都市の要点を短くまとめます。料金表、開館時間、現地の交通は、それぞれの都市ガイドに載っています。
北京:出発前に3〜4日。多くの人は、北京で数日過ごしてからこのルートに出発します。大同行きの列車は清河駅か北京北駅発で予約し、その駅へ地下鉄で行きやすい場所に泊まってください。詳しくは北京旅行ガイドをご覧ください。
大同:2泊。大同には、市の西側の長い崖に仏教の石窟寺院が並ぶ雲岡石窟(云冈石窟)、渾源(浑源)県の恒山の近くで崖に木造の寺が張り付くように建つ懸空寺(悬空寺)、そして華厳寺(华严寺)・善化寺・九龍壁(九龙壁)がある城壁に囲まれた旧市街があります。1日を雲岡石窟と旧市街に、もう1日を懸空寺にあててください。大事なルールが2つあります。雲岡石窟には切符売り場がなく、1〜15日前にオンラインで実名予約する必要があり、当日券はありません。雲岡石窟には英語のオンライン予約ページがあります。ビジターセンターに多言語のセルフ券売機が置かれている場合もありますが、当てにはしないでください。懸空寺では寺に登るための登楼券が別料金で、パスポートの人は窓口で買う必要があります。窓口で売るのは当日券だけで、午前と午後の2回に分けて売り切れ次第終了となり、登れるのは1日約2,500人までなので、当日のお知らせを確認して早めに着いてください。応県木塔(应县木塔)は日帰りの追加先としておすすめですが、塔には登れません。料金やバスを含めた詳細は、大同旅行ガイドにまとめています。
五台山:1〜2泊。主な寺院を見るなら1泊で足ります。黛螺頂も見たい、ゆっくり回りたい、または(5月下旬〜10月に)台頂まで行きたい場合は2泊です。詳しくは上の章で説明しています。
太原:1泊、または泊まらない。7日プランなら1泊、5日プランなら寄りません。詳しくは上の章のとおりです。
平遥:2泊。平遥は、ユネスコが明・清時代の中国の都市の傑出した例として登録している城壁の町で、今も人々が城壁の中で暮らし、働いています。できれば城壁の中に泊まってください。旧市街の通りを歩いたり、食事をしたり、泊まったりするのに入場券は要りません。共通券が必要なのは、城壁、日昇昌(昔の金融業者の博物館)などの有料の見どころだけです。共通券は125元です。城壁の外にある双林寺と鎮国寺(镇国寺)は、どちらも修復のため一部が閉鎖されていますが(鎮国寺の1つの殿は2027年8月31日まで、双林寺の1つの殿は2028年8月31日までの予定)、ほかの殿は開いています。2泊目があれば、これらの寺院か、王家大院や喬家大院(乔家大院)へ行く時間がとれます。全体の計画は平遥古城ガイドをご覧ください。
西安:その後に2〜3日。平遥古城駅から西安北駅までは、最速の列車で約2時間半です。多くの人はそのまま西安へ行って兵馬俑や城壁を見て、そこから帰国するか、シルクロード方面へ進みます。西安旅行ガイドをご覧ください。その先の旅には、西安から敦煌へのシルクロードルートや、龍門石窟がある洛陽もあります。山西省をもっと大きな旅に組み込むなら、北京・西安・上海ルートが同じ2都市を両端にしているので、山西省はその間に入れられます。

モデルプラン
以下のプランは、すべて列車とバスだけで回ります。列車の時刻は上のサンプル日のものなので、予約は最新の時刻表で行ってください。
5日間:北京・大同・平遥・西安
- 1日目:清河駅か北京北駅から朝早い列車で大同南駅へ(最速で約1時間45分)。午後は雲岡石窟(事前予約)、夕方は旧市街と城壁へ。
- 2日目:懸空寺と恒山へ。バスかチャーター車で丸1日の外出です。パスポートの人は登楼券を窓口で買います。午前と午後の2回に分けて売り切れまで販売するので、早めに着いてください。早く戻れたら、華厳寺と九龍壁を見ましょう。
- 3日目:午前の直通列車で大同南駅から平遥古城駅へ(最速2時間28分)。午後は城壁の中の通りを歩きます。
- 4日目:平遥で丸1日。城壁、日昇昌など共通券の見どころを回るか、半日で双林寺へ行きます。
- 5日目:午前は平遥で過ごし、午後の列車で西安北駅へ(最速2時間27分)。
泊数は大同2泊、平遥2泊で、その後は西安です。1日目が詰まりすぎると感じたら、前日の夜に大同に入っておくか、雲岡石窟を3日目の午前に回して、遅めの列車で平遥へ向かってください。
7日間:北京・大同・五台山・太原・平遥・西安
- 1日目:朝早い列車で北京から大同南駅へ。午後は雲岡石窟、夕方は旧市街へ。
- 2日目:懸空寺と恒山を回り、夜は大同に戻ります。パスポートの人は当日に窓口で登楼券を買うので、早めに着いてください。
- 3日目:朝のバスで大同南駅から五台山のビジターセンターへ。台懐鎮でチェックインし、塔院寺と顕通寺へ。
- 4日目:午前に菩薩頂と黛螺頂。午後のバスでビジターセンターから太原南駅へ。太原泊。
- 5日目:開館に合わせて山西博物院へ(月曜日は除く)、午後は晋祠。夜の列車で平遥古城駅へ(1日約25本、最終は21時ごろ)。
- 6日目:平遥で丸1日。
- 7日目:午前は平遥で過ごし、午後の列車で西安北駅へ。
泊数は大同2泊、五台山1泊、太原1泊、平遥2泊で、その後は西安です。台頂が閉鎖されて山がとても寒くなる11月〜5月中旬は、五台山の泊数を太原の2泊目か平遥の3泊目に振り替えることも考えてください。
ホテルは、大同では旧市街の近く(大同南駅からバスかタクシーですぐ)、五台山では寺院まで歩いて行ける台懐鎮、平遥では城壁の中が便利です。平遥には、昔の四合院(中庭のある伝統家屋)を改装したゲストハウスがたくさんあります。Booking.comで比較できます。寒い時期は、四合院のゲストハウスにしっかりした暖房があるかを予約前に確認してください。
逆回り:西安から北へ、北京まで
すでに西安にいるなら、7日プランを逆に回ります。朝の列車で西安北駅から平遥古城駅へ行き(07:45〜17:25に約10本)、平遥に2泊します。次に太原南駅へ進み、太原南駅か太原駅からバスで五台山へ上ります。五台山からは「大同景区直通车」で大同南駅へ向かい(その日にその向きで運行しているかを確認してください)、大同に2泊して、最後に清河駅か北京北駅への列車で旅を終えます。
もっと短い逆回りなら、平遥古城駅と大同南駅を結ぶ直通列車を使って西安→平遥(2泊)→大同(2泊)と進み、そのあと北京へ向かいます。5日プランの逆回りです。長い旅の残りの計画を考えるなら、中国10日間プランと中国2週間の旅程で、山西省を入れられる位置を紹介しています。
季節と実用情報
ベストシーズン:五台山の台頂が開いている5月下旬〜10月が、全ルートを回るのに向いています。大同や平遥を歩くには、9月と10月がたいてい一番快適です。大同の夏は中国の中では涼しく、平均気温は19〜22℃です。
冬:大同の冬は4か月以上続き、平均気温は−7〜−12℃で、北西から強い風が吹きます。太原の平均気温は11月が3.3℃、1月が−4.6℃です。平遥も同じくらいで、近くの介休の観測所では11月の平均が4.8℃、1月が−3.1℃です。中国北部は室内の暖房が強いので、屋内は暖かく、屋外は寒くなります。列車の中で脱げるように、重ね着をしてください。山西省の見どころの中には、11月1日からオフシーズン料金に下がるところもあります。たとえば雲岡石窟の昨冬(2025〜26年)のオフシーズン正規料金は100元で、4月〜10月の120元より安かったので、今冬のお知らせをご確認ください。寒い時期の服装や、冬に変わる点は中国の冬旅行ガイドで説明しています。
連休:10月1日に始まり通常7日間続く国慶節の大型連休(黄金週)と、春節(旧正月)の1週間は、できれば避けてください。列車が売り切れ、主な見どころも1日の入場上限に達します。どうしてもこの時期に旅行する場合は、15日前の発売開始と同時に列車を予約し、雲岡石窟と五台山も予約できる最初の日に押さえてください。詳しくは黄金週の乗り切り方ガイドをご覧ください。
荷物:五台山への行き帰りのバスは、大きなスーツケースだと大変です。バスに自分で持ち上げられるバッグ1つで移動し、帰りにまた通るなら、残りの荷物は大同か太原のホテルに預けておきましょう。平遥の旧市街はほとんどが石畳なので、キャスター付きの荷物は転がしにくいです。
お金と通信:使えるモバイル決済(外国のカードを紐づけたAlipayかWeChat Pay)と、小さな寺院の門やバス用に少しの現金を持っていきましょう。このルートの予約(雲岡石窟、五台山、山西博物院、シャトルバス)はほとんどがWeChatのミニプログラムか公式アカウント経由なので、出発前にWeChatを使えるようにしておいてください。
よくある質問
山西省の旅行には何日必要ですか?
5日あれば、大同南駅と平遥古城駅を結ぶ直通列車を使って、大同と平遥にそれぞれ2泊し、移動日を1日とれます。7日あれば、五台山と太原1泊を含む全ルートを回れます。五台山の台頂が閉鎖される11月〜5月中旬は、たいていは5日プランのほうが向いています。
大同から五台山へはどうやって行きますか?
バスで行きます。五台山には高速鉄道の駅がなく、大同から五台山北駅への直通列車もありません。「大同景区直通车」が大同南駅から五台山のビジターセンターまで走っています。運賃と最終バスは、前日にWeChatのミニプログラムで確認してください。ビジターセンターからは、無料の景区バスで台懐鎮の寺院へ行けます。五台山の入場枠は5日前から予約できるので、忘れずに予約しておいてください。
240時間トランジットビザ免除で山西ルートを回れますか?
一部だけ回れます。山西省で滞在できるのは太原と大同だけで、山西省の入国地点は太原武宿空港です。五台山と平遥は範囲外です。1回の入国で、大同・太原と北京を組み合わせることはできます。五台山や平遥を入れるなら、30日ビザ免除かビザが必要です。詳しいルールは240時間トランジットガイドをご覧ください。
まとめると、5日プランか7日プランかは季節で決め(五台山の台頂は11月から5月中旬まで閉鎖)、回る向きは航空券に合わせて決め、五台山や平遥を入れる前に、自分の入国方法で山西省のどこまで行けるかをご確認ください。予約は、まず雲岡石窟と五台山の入場枠、次に本数の少ない列車(大同南駅→平遥古城駅、北京→平遥の直通列車)を発売開始と同時に取り、本数の多い区間は数日前で十分です。冬季閉鎖の公式情報は五台山景区の閉鎖のお知らせ、五台山の世界遺産登録についてはユネスコの決議文書をご覧ください。
最終更新:2026年10月
ファクトチェック済みの出典
- 公式 UNESCO 3 ページ
- 公式 dt.gov.cn 10 ページ
- 公式 wlt.shanxi.gov.cn
- 公式 China Railway 12306 12 ページ
- news.xz0350.cn
- 公式 shanxi.gov.cn 6 ページ
- 公式 wlj.taiyuan.gov.cn 4 ページ
- 公式 wts.sxxz.gov.cn 4 ページ
他 12 件の出典を表示
- 公式 China Weather (China Meteorological Administration) 4 ページ
- 公式 National Immigration Administration 3 ページ
- 公式 Chinese embassies and consulates
- 公式 shanxi.chinadaily.com.cn 2 ページ
- 公式 mp.weixin.qq.com
- 公式 taiyuan.gov.cn 2 ページ
- 公式 wwj.shanxi.gov.cn 4 ページ
- 公式 The Paper (thepaper.cn)
- sxrb.com 2 ページ
- 公式 shuozhou.gov.cn
- 公式 data.jma.go.jp 2 ページ
- 公式 Chinese central government (gov.cn)
最終確認日: 2026-10-27
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